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2010/12/16
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カテゴリ:外国映画
 
CSで「センター・オブ・ジ・アース ワールド・エンド」を放映していた。
怪しげなタイトルに惹かれて鑑賞。

とある軍の施設。
ここでは転送装置の実験が行なわれていた。
ある日予算獲得のため、将軍を招いてのデモンストレーションが実施される。
転送されるのは、クリスティン率いる6人の女性兵士からなる小隊。
彼女たちはドイツにある基地へ転送される予定なのだ。
実験は何事もなく実施された。
だが、目的地のドイツにある基地には転送されてこない。
忽然と消えてしまったのだ。
実験を見守っていた将軍を始め、プロジェクトのスタッフは騒然となった。
一方、当の小隊は、どこかわからない場所に転送されていた。
衛星通信も繋がらず、場所も特定できないことから、2名を偵察に出すのだが…


どこかで聞いたようなタイトル通り、どこかで見たことのあるシーンが次々と登場するSF映画。
ジュール・ベルヌの『地底探険』が原作だなんて、どの口が言うか…と怒りたくなる内容である。
もっとも掘削機が登場するに至っては、それじゃエドガー・ライス・バローズの『地底世界ペルシダー』だろ…とツッコミを入れたくなった。
そういった意味ではツッコミどころ満載なので、ツッコミを入れながら見るのが正解かもしれない。
ちなみに登場する掘削機は、どことなく「ザ・コア」のアレである。
主人公たちの小隊も軍人にしては装備が貧弱でサバイバルゲームをやっているようにしか見えない。
転送実験の制約で一般的な装備はできないのだとか説明があったら、まだよかったのだが…
しかもトップスは、タンクトップである。
これでは、ますます軍人に見えない。
あからさまに低予算なのがミエミエである。
それゆえ、この作品を見ようという人は忍耐力が要求され、なおかつ脳内補完を強いられるのだ。
こういったことから万人向けの作品ではないが、逆にどんな映画からチョイスされたシーンか当てながら見るといった楽しみ方もできよう(ぇー







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Last updated  2010/12/16 11:29:39 PM
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