カテゴリ:映画・読書
数学的にありえない(上) こちらも題名に惹かれて、前知識無しで購入しました。 ある事情があり、定職に就けず賭ポーカーでその日暮らしをしていた主人公と旧ソ連で特殊訓練を積んだヒロインが様々な状況に立ち向かうアクションとサスペンス物です。 アクションシーンなどは映画化すると迫力ありそうですが、伏線が多すぎて途中で良くわからなくなってしまいました。 主題と内容は上手く噛み合ってないですが、個人的に非常に面白かったのは、ラプラスが天文学で惑星の位置を測定するのに人類で始めて確率論を導入したことを説明する下りです。 「測定誤差や計算誤差などを含むので惑星の位置を正確に計算することは困難だが、確率的に最も存在する可能性が高い場所をすることが可能になった。」 正規分布を予想して最も確率が高い選択肢を選んでいく。 仕事でもやってますが、最初にその概念を導入したのはラプラスだったとは。 そんな、伏線のほうが本編より記憶に残ってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月24日 21時41分25秒
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