カテゴリ:映画・読書
マイケル・クライトンはジュラシック・パークの原作を書いた人です。
その他、色々な映画の原作となる小説を沢山書いているようですね。 この本(楽天booksに在庫無し)は、ふとしたきっかけで中古で手に入れました。 SF仕立ての壮大な話が始まるのかと思いきや、作者本人のものすごく私的な内容が淡々と書き込まれていました。 知らなかったんですが、作者は医師の免許を取るために、インターンとして働いている間に書いた小説がヒットして、作家としてデビューしたそうです。 この本は、インターン時代の医者としての彼の経験から始まり、作家になってから自分を見つめるために世界のあらゆる場所に出かけていき、そこでの体験と自分の感情の動きを正直に書きつづっています。 単なる旅行記ではなく、彼は超常現象(占い、前世、オーラを見るetc)に強い関心をもち、それが何なのかを科学者の冷静な視点を持ちつつも、強く惹かれていく様子が正直に書かれています。 短編集ですので、通勤電車の中で読むには最適でしたが読後の感想は、 「そういう世界や能力がある人が居るのかもしれないが、それを自分自身で確認したり追求する気にはなれない」 です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月12日 17時10分17秒
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