2006/03/24(金)21:21
kaeruくん
今日初めて「Kaeruくん」を使いました。
「Kaeruくん」の正式名称は、
「もしもし券売機 Kaeru(かえる)」くんといいます。
これ迄巡り会わなかった(笑)ので知らなかったのですが、
JR東日本ではちょうど1年前から設置され始めていたのですね。
対話型の自動券売機で、要はみどりの窓口の代わり。
無人駅でも指定券や定期券の他、割り引き切符なども
手に入れることができ、クレジットカードも使えます。
みどりの窓口を減らすことで人件費の削減という意味合いも大きいでしょうが、
その一方で、従来みどりの窓口が設置できなかったような小さな駅でも、
指定券等が買えるようにできるというメリットもありますね。
パッと見た目は普通の指定券売機みたいな色をしているので近寄ったら、
画面に「オペレーターを呼び出します」とあります。
私は呼び出したくなかったんですが(笑)選択の余地はないようなので、
表示を押してしばらく待つと販売センターのオペレーターにつながります。
会話しながら目的の切符を買うことができるというわけです。
機械類の操作が苦手な年配の方々はこの方が使い易いでしょうね。
隣に、学生証や割引券の読み込み台があり
カメラを通して、オペレーターが確認できるようになっています。
使ってみた感想ですが、買い慣れている者にとっては
インターバルが多くて、ちょっとイライラしてしまうかも…。
オペレーターと会話して、「はい、分かりました」と返答の後、
しーんと待たされるので、本当にやってくれてるのかどうか不安に…。
今回は隣に案内の人が立っていたので、
「これ、このまま待っていていいんですよね?」
と思わず確かめてしまいました(^_^;)
せめて、画面に「ただいま手配しております」とか、
「お待ち下さい」みたいな表示をするとか、
音楽や自動メッセージが流れるとか、何かひと工夫欲しいところです。
そんなわけで、券売機といえども、通信している間のタイムラグもあり、
窓口で対面して買うのより時間がかかるような印象でした。
慣れてる人用には、オペレーターを介さずに画面だけで手続きが完了する、
というやり方も選べるといいのに、とも思います。
これからどんどん設置駅は増えていくんでしょうから、
Kaeruくんを利用する機会も多くなることが予想されます。
(小さな駅を利用しない方はまず出会わないとは思いますが)
少し改良してもらえると嬉しいんですけどね。