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カテゴリ:新たな気づきと学び
以前、ショートストーリーを読んだ時点で、この発想の転換の面白さが心に刺さったのですが、実際にワークショップに出てみて、普段自分たちが「常識だ」「そうあるのが当たり前」と思っていることすらも
「本当にそうか?」 と疑ってみることが、いかに大切かということに気づかされました。 お金、結婚、法律、国家、学校、病院etc・・・・・ 「あるのが当たり前」と思ってしまっている世の中のいろんな制度は、そもそもは人間がより良く生きるためにつくられたものだと思います。 でも、時が経つにつれてその目的や本質が見失われてしまい、かえって生きにくい社会をつくるきっかけになってしまったのかもしれないですね。 「なぜお金が必要か?」と訊かれたら「生きていくために必要」と答えたくなりますが、別にお金が食べられるわけではないし、貨幣経済を持たない種族もいることを考えたら、それは本質ではありませんよね。 むしろ、仕事や借金に苦しんで自殺する人たちが沢山いることを考えると、「生きるために必要」と思っていたお金が、逆に人を死に追いやっているわけですものね。 「今の常識」の枠の中で考えている限りでは、本質はなかなか見えてこないものです。 死に追いやるといえば、このワークショップではNPOネットワーク「地球村」からアフガニスタンへ支援活動に赴いた植木宏さんの報告もあったのですが、世界で起こっている戦争、干ばつ(地球温暖化)、病気、、、、などの生々しい現実に直面して胸が苦しくなる思いでした。 アメリカを中心とした軍需産業は、収益を得るためには武器の賞味期限である10年に1回は爆弾や武器を使わなければならず、アメリカは国益を守るために10年ごとに戦争をしなければならないと言われていますが(詳しく知りたい方は「戦争中毒 アメリカが軍国主義を脱け出せない本当の理由」を参照)、何故そんな理由で多くの人が殺さなければならないのか・・・と。 武器を開発できない国は、戦争をするために原油やダイヤモンドを採掘し、それを売って武器を買い、 武器を製造する国は、石油やダイヤモンドを再販して、武器も売れるという、戦争をやればやるほど二重にも三重にも大国が儲かる仕組み・・・。 そのシステムに組み込まれて、アメリカに追随し、石油製品をホイホイと買って、間接的に戦争に加担している私たち・・・。 非力な私にできることは少ないのかもしれませんが、お金の使い方をもっともっと考えて、 「石油製品はできるだけ買わない」 などの小さなことから始めたいなぁと思いました。 繰り返しになりますが、「今の常識はこう」とか「欧米中心とした国際標準」の枠の中で考えている限りでは、本質はなかなか見えてこないものです。 いつか本質ではない余分なものは削ぎ落とされ、シンプルに「人として良く生きるために必要なもの」だけが残る社会が実現した時には、本当に「お金のいらない世の中」になって、戦争もなくなるのかもしれないという気がしています。 ところで余談になりますが、うちのダンナが、常識の枠をぶち破る学校『ルールブレーカーズ・スクール』を立ち上げました。 ブログ初心者で、ルールをブレークする!って言ってるくせに文章が堅いダンナが「はじめてのトラックバック」にチャレンジしてみるそうなんで、ぜひ熟練ブロガーの皆さまも立ち寄ってみてくださいまし~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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