[素晴らしい考えの方々]の記事一覧 | 子育て＆自分育て奮闘日記

これでもか！というほど手作りにこだわる

地元のＴさん率いる「多摩チャレンジャー」というボランティアグループ（？）のキャンプに家族で参加してきました。何の変哲も無い、家から歩いて行けるキャンプ場です。が、キャンプはキャンプでも、ただのキャンプじゃありません。１泊２日の間に、　●ドラム缶で作った露天風呂を堪能する●野外で映画を上映する●隣の牧場の絞りたて牛乳でバター作りをする●竹を切り出して流しそうめんをするというイベント盛りだくさんの手の込んだキャンプなのです。アウトドアといえば定番のバーベキューやカレーライスしか思いつかない私にとっては、チャレンジャーの皆さんの手から次々とセットアップされていく仕掛けとその手際の良さに「へぇー！」と感心するばかり。私のような木偶の棒は炊事場でちょこっと手を出すぐらいで、あとはちゃっかりイベントを楽しませてもらう方にまわってました。(^-^;キャンプ場で森を眺めながらの手作り露天風呂はなかなかのものです。何十人も入ったドラム缶風呂のお湯が、はたしてどんな色をしていたのか想像するとちょっと怖いですが、暗くてお湯の色が見えなかったのが幸いして、気分的にはいいお湯でした。Ｔさんと息子たちが隣の牧場に予約しておいた牛乳をもらいに行ったところ、牧場さんがすっかり忘れていたというハプニングもありました。３日前にも言っておき、前日にも言っておいたのに忘れられてしまったそうで。ビジネス界では考えられないようなこのおおらかさが、田舎の農家ならではというか、何ともいえずいい感じです。(*^-^*)でも、そのおかげで、本当に絞りたての人肌ならぬ牛肌の生暖かい牛乳をいただきまして、これがほんのり甘く美味しくて感動でした！流しそうめん大会も竹を切り出すところから全部手作りで、40～50人が横にズラッと並べるぐらいに長～い立派な流しそうめんができました。蕎麦猪口や箸もそれぞれが竹で作ります。最初は流れてくるそうめんをとって食べることに夢中の子どもたちも、お腹がいっぱいになると今度はそうめんの流し役に。大量にゆでたはずのそうめんが、なぜか裏方が食べる頃にはほとんど無くなってました。それにしても、このキャンプの企画者Ｔさん、１年に１回のこの企画のためにドラム缶やら様々なグッズを家に持っているという本当に面白い方です。農場もやっており、NPOの代表でもあり、キャンプ場の管理人でもあり、自然学校を運営もやり・・・いったい何者なんでしょう？？Ｔさんにはいつも相談にのってもらっていますが、自分がやりたいことに近い活動をされているのを目の当たりにして大変勉強になりました。息子にとっては初めてのキャンプで、大好きなカブトムシが見つけられて大満足！親にとっても貴重な体験、しかも近場で安上がり♪の夏休みでした！

ディズニーランドで教わった「感動コミュニケーション力」

久々に講演会に出かけて来ました。『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』の著者、香取貴信さんの『ディズニーランドで教わった顧客の心をつかむ感動コミュニケーション力』という講演会です。この方、感動伝道師というその名のとおりで、この講演そのものが感動でした。。。メンタルの衛藤先生に匹敵するぐらいの感動伝道パワーです。不治の病で余命宣告を受け、最後に行きたい場所として夢の国ディズニーランドに来た５歳の男の子のエピソードが始まったときには、　うっ、そろそろやばいかも・・・と思ったのですが、、、男の子が亡くなった後に、そのお母さんから送られてきた手紙を読まれた時には、もうたまらずに涙がドバーッ・・・（ＴＴ）もー、コノ手の話は駄目なんですってば！でも、涙だけではなく最後は笑いで締めくくるのも、さすがの演出です。「アメリカのディズニーランドで働きたい」という夢を叶えたディズニーオタクのご友人のエピソードがメチャ面白い！のです。で、そのエピソードから香取さんが学んだことを話してくださったのですが、興味深かったのがウサギとカメの話で、ウサギはなぜ負けて、カメがなぜ勝ったかという話。ウサギはカメに勝つことばかり考えて、いつもカメを気にしていた。カメは目標だけを見て、ウサギのことはぜんぜん気にしていなかった。最近、自分が前に進んでいるのか、止まっているのか、後退しているのかがさっぱり分からなくなってしまっていたのですが、これってつまりウサギと一緒で、周囲を気にして自分の目標を見ていなかったということなのですね。私の目標は「子どもの学び」の場を創出することだったはず。今の学校からも、家庭からも、塾からも、とりこぼれてしまっている自ら選んで学ぶ（遊ぶ）場を。。。そう考えると、今やっていることも、これからやるべきことも、もう一度立ち止まって見直してみる必要がありそうです。

真の成功者とはどのような人なのか？

世の中にはいろんな成功哲学なるものが溢れておりますが、日々楽しく生きていることで満足の私にとっては、そのような「成功哲学」にはあまり関心がなく、従って一般的に言われる「成功」とは縁もないようです。。。(;^^Aしかし、「成功」という言葉を「自分がなりたいイメージ」だと定義すると、もしかしてこんな人が成功者なのではないかな？という方々がいます。毎日イベントのビラまきに明け暮れ、それでもなかなか反応が無いことで肩を落としていた時のこと。たまたま出会った森の管理人さんが、私のホームページを見てくださっていた方で、チラシの内容についてアドバイスを戴いた…という話は、先日この日記に書きました。実は、この話には後日談があります。その方（仮にAさんと呼びましょう）は、管理人さん以外にも、議員さんであり、NPOの理事さんであり、農場を持って農業もなさっているという実に沢山の顔を持つ方でした。当然ながら、ものすごく顔が広いので、「君ね、こういう話ならBさんを紹介するから、彼女に連絡とってごらんなさいよ。」と、地域の中で広いネットワークを持っていて地域活動の最先端にいるママさんを紹介してくださったのです。そして、それだけではなく、「このチラシは作り直した方がいい。うちの印刷機で何千枚でもタダで印刷してあげるから、作り直してごらん。」とまでおっしゃる？！　えええ～～！！！　本当にいいんですか！？今まで、チラシの印刷代だけでウン万円かけてきただけに、タダで印刷させていただけるという話は、正直言って垂涎モノです。大変恐縮ながら、ここはお言葉に甘えてさせていただき、作り直したチラシ２０００枚を印刷していただいたのでした。　ああ～、何とありがたいことでしょう！「いやなに、僕はこれぐらいの自分にできることしかしてないから。」とおっしゃるAさん。でも、私たちにとってはその「これぐらい」が途方もなく嬉しいことなのです。Aさんのお心遣いに本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。さて、話は変わって、今度はAさんが紹介してくださったBさんと連絡を取り、お会いすることになりました。Bさんは地域のリーダー的存在で、行動力がある魅力的なお母さん。私がイベントの話をすると、「いい企画だから、周りの人に紹介するわ。チラシをできるだけたくさんちょうだい。」とおっしゃっていただき、何と６０枚もお持ちになり、その日のうちにご近所の皆さまに手渡ししてくださいました！そしてその後、Aさんの助言に従って作り直したチラシ２０００枚が出来上がると、「ポスティングだったら、お手伝いしますから持って来てくださいよ。え？割引クーポンのホチキス留めがまだ？　じゃあ、それもやりますから持っていらして。」とまで！おっしゃっていただいたのです。　えええ～？　そんな、バカな！　初対面の私のために、そんなことしていただくなんて！！！こんな方がいらっしゃるなんて、もうビックリしました。w(゜o゜)wしかし結局、私のマンパワーにも限界があり、手が回らないことが明らかだったので、Bさんのお言葉に甘えさせていただくことになり、何と５００枚も！割引クーポンのホチキス留めからマンションのポスティングまでしていただいたのでした。　ただでさえ、お忙しいはずなのに、そこまでしていただけるなんて…　あああーーー、もう恐縮ですーーー！！！　本当にありがとうございます！　私が頭を下げると、「私ができることはこれぐらいだから・・・」とBさんはおっしゃいます。　ん？どこかで聞いたような言葉？そうです。AさんもBさんも同じことを言っていたのです。お二人とも私とは初対面。ほんのちょっとお話をしただけの間柄なのに、私ごときのためにそこまで動いてくださるなんて・・・何という奇特な方々なのでしょう。。。（；；）何の見返りも期待しない無償の行動。。。それを嫌々ではなく、自発的に気持ち良く爽やかになさる懐の深さ。。。思わず、映画「ペイ・フォワード」を思い出しました。自分から他人が喜ぶこと、良いことを与えていく。そして、与えられた人はさらに他の人が喜ぶこと、良いことをしていく・・・冒頭のテーマに戻りますが、「成功」という言葉を「自分がなりたいイメージ」だと定義すると、真の成功者とはどのような人なのか？私はAさんもBさんも、人生における真の成功者だなぁと思います。多くの人は自分のためには行動しても、なかなか人のために行動できないですよね。ましてや初対面の人のためになど。。。でも、そのような行動ができるということは、すでに自分の心に余裕があって、今おかれた状況に満足しているということなのでしょうね。「自分の心にも時間にも身体にも十分にスペースを持って生きる」今の私に足りなかった、大切なことを教えられました。私もこんな風に無条件に他人に与えられるような人間に成長していきたいなぁと思い、まだまだ発展途上の私が、今の自分にできる範囲で一体どんなことができるのか考えてみました。・ファミリーサポート・センターのサポート会員として、働くお母さんに代わって保育園のお迎えをし、自宅でお子さまを預かる。・ブログやHPを作りたい初心者の方のお宅へ出張し、どんなサイトにしたいのかをコーチング的な関わりで引き出し、一日かけて一緒に作る。う～ん、今の私にできることって、こんなもんでしょうかね。まだまだキャパが少ないですね。(^^;しかし、今回の出来事でせっかくペイ・フォワードされたのですから、これを別の形に変えて、どんどんペイ・フォワードしていきたいと思います。大切なことに気づかせていただいたAさん、Bさん、どうもありがとうございました！

嬉しかったこといろいろ♪

ブログをやっていて何が楽しいかと聞かれれば、「人とのつながり」と答えると思います。ここで知り合った方に実際にお会いしたり、お仕事をお願いしたり、助けていただいたり・・・、そんなオンとオフがあって、そこから生まれる双方向コミュニケーションは本当に温かくて、心が満たされるのです。先日素敵なクッションカバーを作っていただいたしぇりーちぇりーさんに申し訳ないぐらいほんの気持ちだけお渡ししたところ、今日突然に頼んでもいないのにお揃いのランチョンマットを作って送ってくださいました！あああ、もう～！！いくら好きでやっていることでも、そこまでしていただくと恐縮しちゃいますって～。。。でも、そのお心遣いがとっても嬉しかったです。しぇりーちぇりーさん、ありがとうね。ちなみに写真のランチョンマットと一緒に写っているティッシュケースもしぇりーちぇりーさんの作品。我が家のキルト雑貨は、今やすっかりしぇりーちぇりーブランド（？）で統一されつつあります。(*^-^*)そして、もう一つ嬉しかったこと。昨日の日記でイベントの告知が難しい～！と騒いでだら、皆さまからいろいろアドバイスをいただけたこと。自分が気がつかないことがいっぱいあるものですから、とてもとても参考になりました。皆さま、どうもありがとうございました！その中でも、特に嬉しかった以上にビックリ！だったのは、お住まいが遠くてイベントに参加できるわけでもなく、何の特典もないのに、ご自分のブログでこのイベントのことを紹介してくださった方がいたということです！w(゜o゜)w　な、なんという奇特な方！！！知りたい人さんのお心遣いはとても有り難くて感動でした。。。そんな殊勝な方、知りたい人さんは子育て中のパパさんで、いろんな本を読んでいらっしゃって、毎日読まれた本から学ばれたことを紹介されています。とても参考になるブログでして、私もこの中の何冊かをチェックしたので、今度読んでみようと思っています。本にご興味のある方はぜひ一度、知りたい人さんのブログも覗いてみてくださいね。

ヤンキー先生の講演会に行ってきました！

母校でヤンキー先生こと義家弘介先生の講演会があるというので行ってきました。いや～、元札付きの不良少年だった先生が語る言葉は、めちゃ重みがあって、すっごく勉強になったよ。。。話はいっぱい聴いたのですが、一番心に残っていることが「教育界のＡ－Ｔスプリット」という話です。「Ａ－Ｔスプリット」というのは診療内科の世界で使われている方式で、アナリスト（すなわち医者）とセラピスト（カウンセラー）でスプリットして診療するというものです。例えばリストカットをする子が「もっと私の話を聴いて！」という気持ちから病院のトイレでリストカットしてしまう、あるいは診療内科の先生にもっともっと注目してもらいたくて診療の前日にあえて深い傷を作って来るということがあります。この場合、ただ優しく接して聴いてやり抱きしめてやる（ホールディング）だけではダメで、どこかで「これ以上やってはダメだ！」という厳しいリミットセッティングが必要になるのです。「教育の世界でも同じことが言える」と義家先生は言います。つまり母性ばかりの教育では「優しさ」と「甘さ」をすり替えた生ぬるい教育になってしまう。ダメなものはダメとリミットセッティングする父性があって、初めて真の教育の姿があると。「自由」というものの本質的な意味を伝えず、子供に「自由」を与えたらどうなるか？子供は一人ぼっちになり、路頭に迷うでしょう。ニートと呼ばれる人たちが国内に100万人近くいるという実態が物語っている気がします。「自由」とはかけがいのない人生を自分で選んでいくこと。「自由」は教育のスタートにあるのではなく、教育のゴールにあるものだ。義家先生の言う「教育界のＡ－Ｔスプリット」、つまり「父性と母性を兼ね備えた教育」を学校や家庭でどう実現していくのか、とても大切な問題提起だったような気がします。それにしても、、、とにかくこの先生は熱いんですよ～。でも、これだけ熱く教育を語る義家先生に、これからの教育界に対する一筋の光明を見た感じがしました。子育て＆自分育て奮闘日記今日は何位？ブログランキングを見てみてね♪

3ヶ月で話せるという本城式英会話

今日の心理学ゼミは本城式英会話の本城武則先生だったが、いや～、これがもうメチャメチャ楽しかった～。今はバイリンガルの先生も実は学生時代は英語の成績は「２」だったと言うところが、妙に親近感がを感じて勇気づけられるのですよ。自慢じゃないけど私の英語学習歴と言ったら幼稚園時代のラボパーティーから始まって、社会人になってからも駅前留学はするわ、アメリカに語学留学するわ、通訳ガイドの学校に通うわで、かれこれ３０年以上も英語を習っている計算になるんです。おかげでTOEICの点数だけはやたら高いのね。なのに...　な～ぜ～か～、全くしゃべれるようにならないんだな、これが。何故だー！？ここまで英語に投資しているのに出来ないとは七不思議と言おうか、それとも単なるアホなのか...まぁ、いずれにしても私の「英会話が習得できない謎」は迷宮入りで誰も解決できない永遠の課題だと思われていたのですよ。が、今日の本城先生の話を聞いてその謎が一部解明したのです！私に必要だったのは英会話力や単語力よりも、「大きな声で話すこと」だった！いくら美しい文法で長文をスラスラ言えても、日本語を話すように小さい声でモゴモゴ話す英語は聞こえないから当然伝わらないんだって。そりゃそーだ！そう言えば街で外人どおしの会話を耳にすると、やたら大きい声で喋っているように感じるけど、あれは彼らにとってフツーなんだよね。日本人には普通の会話で大きな声で話すという習慣がないから、意識しないと大きな声で話せない。だから正しい英語で話しているのに相手に聞こえず"What?"と聞き返されたりして、「ああ、ど～しよう～。やっぱり伝わらないよ～。もう喋るの怖い～...」となってしまうのかもしれないな。よーし、決めた！これから英語を話す時は思いっきりデカイ声で話すことにするゾ！って言っても、会社辞めちゃったし、英語喋る機会なんて無いじゃん...ところで今日は本城先生と同行されていた奥さまのお誕生日だったそうで。授業の最後に「みんなで妻の誕生日を祝って欲しい」と言って、用意しておいたケーキにロウソクを立てて、全員でハッピーバースディを歌い、奥さまにSurprise!のプレゼントをした本城先生。キャ～！素敵～♪英語の話よりも、これが一番感動したわ。。。

素敵な転職コンサルタントさん

転職コンサルタントの錦戸かおりさん。元々は私が生徒として参加した転職セミナーの講師をされていた方で、その仕事と生活のバランスのとれた働き方やポリシーに共感するところが多く、ついでに美人で可愛くて明るい！ときている。あ～、私も数年後にはこんな風になりたいな～、でも持って生まれた素材が違いすぎるから無理だわ～...という感じで私の憧れ＆羨望の的の女性でした。ところが、転職セミナーの後も月に一回の勉強会にせっせと足を運んでおりましたところ、私の目から溢れるハートマークがビビビッと届いたのでしょうか、錦戸さんの方から「どらごんふるーつさん、今度一緒にお茶しましょう♪」というお誘いのメールが着て、今日ついにそれが実現したのです。いや～、驚いた。まるで密かに思っていた片思いの人からデートに誘ってもらったような気分よ、そりゃ。別に何を話したわけではなく他愛もない話をしただけなのですが、やはり錦戸さんのお人柄は人を惹きつけるものがあるなぁと思うことしきり。柔らかいんだけど、その中にも強い信念とポリシーを持っていらして、当たり前ですがプロ意識の高い方なんだな～と感じました。そして一番感動したのは、ギブ＆テイクならぬギブ＆ギブの精神。彼女に対して何もしてあげられない私をまったく見返りを考えずに助けてくれようとしてくださるのです。細かい気遣いと謙虚な姿勢に学ぶところが大きい方だとあらためて感じました。はぁ～、憧れの女性への道のりは遠いなぁ...

「おかしいと思ったことはビジネスになる」

主婦から特別養護老人ホームを立ち上げ、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長している介護ベンチャーの片山ます江さんのお話を伺いました。「不自由だな」「不便だな」と思ったことを、自分の目線で見て、常識の範囲で考えてビジネスにしただけだと言うのですが、片山さんの特別養護老人ホームクロスハートは、大人気で入居待ちが何と1200人も！！！いるんだそうです。おいおい、老人ホームだよ。いくら1200番目に並んだって、この世にいる間に入居できるか！？とツッコミを入れたくなるほどの人気の秘訣は何かというと、何てことはない、女性の視点から見てフツーのことをフツーにやっているという感じなのです。企業が手放した古～い独身寮を格安で買い取り、みすぼらしい建物を再利用したり、家具なども廃物利用し、それに一手間かけて手を入れてきれいで楽しい場所に生き返らせた施設。だから有料老人ホームに比べたら格段に低料金。普通に家庭の中にあることをして無いことはしないというポリシーで、温かい美味しい食事を出す、家族と近くにいられるという家庭的な温かい雰囲気の中で、一人一人のお年寄は分け隔てなく大切にされている感じがします。へ～、そんなの当たり前じゃん？他の特別養護老人ホームと何が違うの？と思ったのですが、実は特別養護老人ホームの実態って、こういうフツーのことがされていないのだと聞きました。他の特別養護老人ホームの一般的なケースだと、お風呂は全員一緒に入れさせられイモ洗いされたり、洗髪しやすいようにみんな同じく髪の毛を短く切られ男か女かも分からないようにされたりするそう。何だか強制収容所のような所を想像しちゃいます。私だったらそんな所、絶対に入りたくない！お年寄りの方々だってそんな風に扱われるのはきっと嫌でしょう。でも男の人のビジネス感覚だと効率や収益を重視しがちだから、ヒューマンサービスに必要、というか一番大事な「心」の部分が抜け落ちてしまうのかもしれませんね。大企業が大金をかけて机上で作ったものではなく、女性が自分の目線で考えてしっかりと練ったものがいかに人の心に響くのかということを改めて知った貴重なお話でした。たしかに男社会が作った世の中は、まだまだ荒くて疑問視することがいっぱいあるよね。女性の皆さ～ん、ぜひ頑張ってくださ～い！