上海ドラゴンナイト!!

2006/07/25(火)11:32

言葉はむずかしい~。

雑感(6)

中国で仕事をしているとどうしても言葉の壁にぶち当たってしまいます。(中国に限ったことではありませんが) 中国語はほんの少ししか話せないのでビジネスシーンでは必ず通訳を介することになります。 ここでまず問題になるのが通訳者の日本語理解能力。 我社の通訳はかなりの日本語達者です。 よくこんな言葉知ってるなあということも度々。  日本語を中国語に通訳する時、話の流れでわからない事もわかった気になって通訳していることもあります。日本語では理解できているのかも知れませんが、中国語で話す段階で内容が変わっていることもしばしば。私の言葉の表現方法に問題が有る場合もありますし、該当する中国語がない場合も有ります。そういった場合でもわからないとか表現できないとか言わずに勝手に言葉を変えて話していたりもします。日本語が上手だから余計にそうなるのでしょう。 また、中国語になる段階で言葉が異常に多くなっていることも良く有ります。(これは中国語の語彙に関係があるのか、よくわかりません。)  中国語を日本語に通訳する時も然り。中国人どうしで長い間話している割に日本語になると短い。慣れてくると大体どんな話をしているか察しがつくので、こちらが通訳の間違いを指摘することもしばしば。わからない言葉はわかる言葉にすり替わっていたりもします。通訳者が気を回して言葉をすり替えているいる場合もあります。都合の悪いことは隠したりもします。(善意の場合もあればそうでない場合も有る。)中国の人が言ったことをそのまま伝えるとこちらが怒るような内容の時もあるようです。(悪意があってのことではなさそうですが。感覚の違い???)  ちょっとした商談でも本当に長い時間を要してしまいます。なので出来るだけ文章や絵で表現するように心がけてはいますが。     言葉の意味というのは本当に難しい。 日本人どうしでも言葉の意味と取り違えて誤解が生じたり、自分の趣旨と違って伝わってしまったりします。それが異国の人との会話になれば尚更でしょう。ほんと注意しなければならないのに、そのときの思い込みでしゃべったり文章を書いたり。言葉は本当に難しい。ちょっと(大きく)反省です。    

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