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2019.06.01
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鴨居のあさは、積雲多く陽の光定かならず。最低19.3度。
船橋の長男夫婦から「伊豆長岡に宿を予約したから、温泉はいりにいこう」と誘いあり。
彼らは車で行く、と言うから、現地で落ち合うことにして、家人とふたり、横浜1054発 特急「踊り子109号」修善寺行きの客となった。鴨居から三島まで、往復の乗車券・特急券あわせて、ジパング割引きで@4800.。
うす曇りの空が続いて、車窓からは富士山の姿 定かならず。
熱海駅で分割した列車は、5両編成。東海道・三島から伊豆箱根鉄道駿豆線乗り入れ。三島-修善寺間は料金別。1239終点の修善寺駅で追加@¥510.を払って下車。駅前の観光協会で聞けば、バスで修善寺温泉中心街まで行ける、とのこと。1253駅前発のバスで約8分、@¥220.。
ちょうど昼時とて、家人と相談ずくで「蕎麦屋」を探す。繁華街中心部の観光ポイントのひとつ、「独鈷(とっこ)の湯」のすぐ近く、蕎麦屋[桂月]に入店。名物は「しいたけ蕎麦」と聞いて家人はそれを、小輩は冷たい「ざるそば」を食す。計¥1540.。
すぐそばの、河川敷にある「独鈷の湯」。病父を看病する孝行息子に感銘した弘法大師が、持っていた独鈷(どっこ)で河原の岩をひと突きすれば、たちまち温泉がわき出た、という伝説あり。路から眺め下しただけで、近くの「修禅寺」に詣でた。
弘法大師空海が開基、とつたわる名刹。小輩には、鎌倉一族興亡の舞台として関心高い。頼朝/頼家と北条氏との関わりの現場。頼家の死、源範頼幽閉という史実のほうが興味深い。この頃、13時すぎには日射し輝くようになり、日焼けが心配になってきた。静岡の最高26.2度。
息子からガラ携に入信あり。「足柄SCでヒル食中。14時に修善寺駅で落ち合おう」との運びになった。ふたたびバスで駅まで戻り、14時ちょいすぎに、息子夫妻の車・赤のプジョーと邂逅。
同乗して、彼が予約した伊豆長岡温泉「弘法の湯本店・伊古奈荘」に向かった。
1520に旅館到着。
歩数3600歩余。
今宵の宿は、全館13室の昭和レトロ満逸な旅荘。まずはひと風呂、と明るいうちから大浴場で入浴。温泉はアルカリ性で、浴場にはオーストリアの「ラジウム石」をしいてあり、諸病回復に効ありとか。気分あらたにお風呂を楽しむ。
夕食は食堂「佳月亭」。踏み込み式の食台に座す。小輩はいつもの通り アルコホルNG。
料理はすでに御膳の上に並べられていて、蛤お吸い物がぬるい。わかめみそ汁しょっぱ過ぎてNG。地元魚・切り身の焼物・揚げ物、マグロ刺身お造りなど、どうも味付けが小輩の味覚と合わない。葉菜もののカットの仕方、など包丁さばきも今ひとつ。地元漁師料理と言おうか、食味がどうも会席料理とは違っていて、料理人の味の冴え、といったものが感じられない。
いちばん旨かったのが、最後にごはんに乗せた「チリメンジャコの佃煮」と野菜の浅漬。最後まで 食があんまり進まなかった





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最終更新日  2019.06.03 06:53:38
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