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カテゴリ:CDあ行
8月の終わりに。9月更新予定CDを列記しましたが。実際には、コルセーア2は感想をまとめられずに。別館の方で聴いたこのタイトルを もう一度書き直す事となりました。 久しぶりに聴くと。結構以前に聴いた時と違う感想になっちゃうものですね。 いやぁ。このお金シリーズって、全巻通して聴いた時の「え?そんな短期間のお話だったの?そんな短期間に、あんな事やこんな事が起こっていたわけ??」と言う驚きが来るのですが。このお話も、大学に通って良いと言われ。夏休み明けに出校した綾瀬ではあったものの…と言うところで始まる短期間のエピソードになるんですよね(^^;。ボリュームがありますので、もっと長い期間のエピソードに思えてしまうのですが。なんと、このお話は前の「お金がないっ」から2週間ちょっとのエピソードになるんですね(^^;。 夏休み中にアパートに居ない事や、どこに行っているのか?などと言う不気味なストーカー手紙(しかも、切手が貼られていないところから。これは直接ポストに入れられた物である事が分かるんです)が届いているし。友人と思っていた人に押し倒されてしまい。びっくり仰天!と思っていたら、狩納から差し向けられていたお目付役の祇園まで手を出してくる始末。 その祇園を振り払い、助けてくれた友人の手にすがったものの。その友人こそが、ストーカーの張本人であった事!! もう、ドミノ倒し式に不幸が増えている綾瀬くんなのでした。 しかしねぇ。今回、友人と思っていた人達にも酷い事をされそうになる綾瀬くんなのですが。彼らは、狩納に抱かれた事で色気を増した綾瀬に目がくらんだのか? いえいえ。時川くんなどは、高校生時代からのストーカーなわけでしょ?じゃあ、もしも彼が狩納さんと知り合っていなかったら。綾瀬くんは、彼のアパートに連れ込まれてどうなっていたかなぁ・・などと思ってしまうんですね。 このストーカーの危ない奴を檜山さんが好演されています。FANでも、危ないストーカー役が絶妙だったのですが、綾瀬の言葉に耳も貸さずに洗浄(^^;しようとする狂気は、本当に怖いですよ。しかも。狩納に踏み込まれて、頭の良い大学生らしく、家宅侵入罪などと言っていますが。天才と気違いは…と言う感じがします。 お話としては、冒頭の男を殴っている狩納の一連のシーンと、2トラック目の染矢と綾瀬の会話が気に入っています。 特に。お話的に、狩納に殴られている男が探している素人の借金踏み倒し男の話が、その場の言い逃れではなく。お話の最後にちゃんとオチつくところがね。おぉ。ここでこう来たか!と思ってしまって(^-^)。 綾瀬に、取り立ての凄味のあるシーンを見られていたと知った時の狩納の動揺しきった「あちっ!」と火傷をしそうになったシーンや、「階段から落ちてきたあたり」と言われて「最初から見てんじゃねぇか!」と唸るところなどなど。 もう、小杉さんの名演が光ります。見られてしまった綾瀬に対して「あと、誤解すんな。今の奴は俺の知り合いだぁ。素人相手にあんな乱暴な事やってるわけじゃねぇぜ。普段の取り立てはもっと穏便にだな…」と言い訳をしているシーンでしょうねぇ。もう、動揺しきって言わなくても良い事を言っています!が分かるんですね。 その真似をしてみせた染矢役の飛田さんの「旦那の事だから、冷静なふりして「いつから見てたんだ?」とかなんとか言ったんじゃない?」と言う台詞がねぇ。もう最高でした(^^)v。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月03日 19時34分49秒
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