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カテゴリ:CDた行
今朝の朝日新聞の記事で。
『そこで採用されたのが、「ひっそりと」作戦だった。BLとは表示せず・・・・』とあった瞬間に、一体何?何の記事?と目が覚めてしまいましたねぇ(大笑)。朝刊に、BL?って、何故に?しかも、天下の朝日新聞だぞ?と思って、良くみたら。 この記事、実は新潟産コシヒカリBLと言う品種のお話で。市場で、売りに出す時にBLの表示を出さなかった・・・と言う記事なので。まるで関係ないと言えば関係ないのですが。 いやぁ・・朝っぱらから、「やっぱり、目が腐っていますかね??」と、ちょっと自嘲してしまいました。 そんな私が、久しぶりにこれは、BL界でもかなりのゲテモノか?と思ったドラマCDの感想を・・ 作者さんが、木原さん。この方は、かなり左右に揺れ幅が広い作家さんではなかろうか?と思うものですから。この作品は、振り子がかなりどちらかに偏ってしまった作品かな?なんて思っております。 Don’t Worry Mama(ドント ウォーリー ママ) インターコミュニケーションCD☆Don't Worry Mama(ドント ウォーリー ママ)☆ あらすじ・・・東山裕一は、製薬会社に勤めるサラリーマン。新種の薬草を求めて、無人島に上陸するが。いろいろな偶然が重なって、この上なく嫌な上司である今蔵と二人、島に取り残されてしまうのだった・・・・ キャスト・・・檜山修之(東山裕一)×山口勝平(今蔵隆) 市来光弘(東山修司) ふくまつ進紗(野鳥研究員A)、三浦潤也(野鳥研究員B) 中村浩太郎(池之端厳造)、矢口アサミ(吉原タエ) 一城みゆ希(今蔵芳江) 感想・・・そうですねぇ・・感想の第一番が、まさか!こんなBLがあるとは思わなかった(大笑)・・・に尽きます。 何しろ、受けの今蔵の体重が100キロ越え。しかも、BLでなくても嫌がられるだろう男性のナンバーワンタイプ(大笑)のマザコン!! おまけに、お世辞にも良い人だとは言えない性格!! 100キロオーバーの体重と言う時点で、こんなBLは初めてよぉ!と思いましたもの。 お話の内容は知らないで買った時。「お母さん、心配しないで」と言うタイトルからして・・まぁ、山口さんの受けがマザコンである可能性、もしくは母親にばれたBLと言う想像は出来ましたが。 檜山さんと山口さん。うんうん、小児科病棟コンビだし。山口さんの演じる役が、ショタキャラかもしれないから、マザコンはありえても。まさか檜山さんよりも年上で体重過多と言う役は思いもしませんでしたわ(大笑)。 どちらかと言うと、ご本人もスリムですし。子供や小柄な可愛い役が多かっただけに、登場したシーンでぶっ飛びましたもの。 え?この作品ってゲテモノ?とすら思いましたよ。 実は、知り合いが体重100キロ越えていまして・・。彼の体格を考えた時、一瞬ムンクの叫び状態になっちゃいました(大笑)。お腹なんて、気持ちが良いくらいにプヨンプヨン。手を回しても、背中まで届かない・・・ え?と思って、CDジャケットを良く見てみたなら。あはは・・確かに。今蔵の手がふくよかに描かれていますねぇ(大笑)。 ブックレットの内側の絵では、スリムになった絵しか描かれていません。うわぁ・・それは詐欺や(^^;。 それはさておき。おそらく、山口さんにしても。今までに演じたどのキャラクターの中で、最重量キャラだったのではないでしょうか?どうやったら 含み綿ならぬ含みティッシュを口に頬張って、もごもごとした喋り口を表現なさっていました。 (一応、彼の名誉?の為に書いておきますが。喋り方は、お相撲さんのような感じじゃないです。普通ですよ。えぇ。だから、太っている人が、皆もごもごとした「ごっつあんです・・」とした発音ではありません) この今蔵くんが、また最初の方はとんでもない人なんですよね。コンプレックスの固まりだったとしても、そりゃなかろう?と思ってしまいます。 何しろ、二人取り残された島で。食料がないと分かっていて。自分はリュックの中にお菓子を持ち込んで来ている。だけど、これは僕の物!だから、相手が寝静まってから1人でガツガツと食べる。 それを気づかれたら「どうして、僕が自分のおやつを君に食べさせなきゃならないんだ?今までは、君に気を遣っていたけど。これで、心おきなく目の前でも食べることが出来る!」と開き直ってこれ見よがしに食べる・・・ この時点で、うわぁ・・なんて奴?と思いますが。 それだけではなく、今蔵のお菓子がなくなって空腹になった時。裕一が野生化したニンジンを見つけて。それを煮た物を作った時に、食べませんか?と声をかけてくれるのに。その鍋をひっくり返し、食べ物が!と慌てた裕一に「君は、地面に落ちた物を食べると言うのか?犬だね・・犬以下だね」と地面に落ちたニンジンを踏みつける始末。 自分は携帯を持って来ていなかったくせに、相手の携帯の充電が切れたなら、とことん攻めてしまう。責任転嫁をして、自分ではなく相手が悪い!と言いつのる。 例え、この世界に二人しか居ないとしても。絶対に奴だけはごめんだぁ!! いや・・そういう相手としてだけでなく、こんな人と二人きりと言う時点で悲劇だと思ってしまいますわ(^^;。 この世界に二人っきりだとしても!奴だけは、ごめんだ!おい、相手はあの今蔵だぞ?と裕一が自分に言い聞かせるのは。 実は、裕一は根っからのゲイ。しかも、かなり変わった趣味・嗜好の持ち主で。 ショタコン・・毛が生えていなくて、子供のような甘酸っぱい匂いをさせる相手が好き・・とモノローグで語っているんですね・・・。 うわぁ・・いくら格好良く見えたとしても、十二分に変態じゃない!! いやぁああ!!この作品はやっぱりゲテモノのBLじゃないか?!! 今蔵が、その体型故に女性とそういう事をした事がない・・・と知った裕一は、手取り足取り彼に教え始め。ついには、なんと!やっちゃうんですよねぇ!! ・・・今蔵さん、君はその時点でおかしいと思わなかった?初めての体験で、気持ちよくて何どころじゃなかったにしても。やり方を教えてやる・・・と言いつつ、そこまで教えてもらうって変でしょう?(大笑)。 もう、その頃には。女性相手にキスをするやり方とか、どこかに行ってしまっているんでしょうけど。 山口さんとの共演も多い檜山さんですが。自らゲイだと宣言?しているキャラは初めてだったと語っていらっしゃいます。 裕一の聞き所は、無人島で今蔵相手に、手を出してはダメだ!と一生懸命自制しようとするシーンでしょうかね・・。ここまでは、まだまともな判断ですもの(大笑)。 そして。裕一の弟役の市来さん。出番はあまり多くはありませんでしたが。爽やかさが印象に残りました。 まぁ、結局は無事に無人島から帰還した後。 今蔵の母親に関係がばれてしまった事で、引き裂かれてしまう二人ですが。偶然にも、今蔵が働いているレストランで再会し。焼けぼっくいに火がついて(大笑)。スリムになった今蔵と、裕一は結ばれる。 今蔵も、「おまえだけよ」と言いつつ再婚してしまった母親の呪縛から逃れ、愛する人を選ぶ・・と言うラストになりますが・・ 個人的には、このシーンの後の修羅場が聴きたかったかなぁ?(大笑)。何しろ、電話で一方的に話すお母さんの一城さんの怖さが光っていましたもの。 うわぁ・・聞く耳持ってないぞ・・これ、今から速攻で乗り込んできたとして。刃物とか持ち出しかねないけどなぁ・・・ ブックレットには、恋人としてのその後が描かれているから。何とか収拾つけたのでしょうが・・・気になるわぁ。 オカマバーのお友達も多いと語っていらした一城さん。このCDについての感想・・そのお友達は何と仰っていたでしょうか? それもものすごく気になって仕方ありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月29日 22時19分32秒
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