2010/11/25(木)22:07
緋の記憶 ポータブル 式部吉乃さんトゥルーエンド
水の旋律 2 緋の記憶 ポータブル
式部吉乃さんトゥルーエンド!!
水の旋律2 -緋の記憶-
吉乃さんルートあらすじ
偶然、祠から聞こえてきた声で太刀を手にすることになった柏木きらは、鴉の集団に狙われることになってしまう。
自分と同じように鴉に襲われた学校の教師や先輩達は、きらの手に浮かぶ紋様を見て、一謡の一族か?!と言うのだった・・・
一謡と敵対する九艘である彼らと行動を共にするようになったきらだが、同じホームで育った大事な京兄ぃへの気持ちを式部吉乃に指摘され。
カッとなって平手うちしてしまうのだった・・・
そんな吉乃は、左手にはめた数珠の呪い(まじない)で町から離れることが出来ない運命なのだと言う。
それは、彼が「貴きもの」を持たないからだったのだが・・・・
水の旋律2~緋の記憶~キャラクターソング Flame series I 安曇康秀 with 武部吉乃 【CD】
(吉乃さんは、CDジャケット右側のロン毛の兄ちゃんです)
感想
はぁ~~やっと!やっと!!ここまで来て、2の絵に慣れてきました!!
人間って、慣れる生き物なのねぇ(大笑)としみじみ思います。
恋愛モードに入ると、うっすらと頬を染めたり。
目線が泳いだり、ちょっと冷や汗をかいていたり・・・
うん!!良いぞぉ!!
さて・・・今回は、1からのルート引き継ぎを桐原次男(CV:子安さん)にしまして。
じゃあ・・・と言うので、攻略キャラは式部吉乃さん(CV:岸尾さん)に決定!!
これが、またナイスな選択だったわぁ!!
(お話の中で、桐原次男は嫌い!と珍しく吉乃が言うところがあり。
最後に、桐原弟と自分では。貴きものを持っていたかどうか・・に差があった・・と吉乃が気づくシーンがありました。
なので、吉乃は1からの引き継ぎを手塚さんか桐原次男にすると、お話が良い感じになるなぁ・・って思っていました)
式部さんの岸尾さんは、まぁ~~~はっきり言って、チャラ男なんですよ!
軟弱だし、ナンパな遊び人!!
「おっじょうちゃん~~」とスリスリ懐いてくる感じ。
先日攻略した(大笑)明月兄とは対照的なキャラでした(^^)v
だって、明月兄は同じ体育会系の先輩・後輩と言う感じでストイックな恋愛だったし。
こちらは、ニブチンVSナンパ男!の対決と言う感じだもの~~
また。岸尾さんのセリフ回しがまたすっばらしぃいい!!
これってハネムーンの先輩キャラを、もっと軽くして仕事してません状態にした感じ
解りにくい例えで申し訳ないですm(_ _)m。
戦闘の時も、敵から攻撃されると「あいたっ!」ってなんか緊迫感がない感じだし。
剣道部で頑張る体育会系主人公だったら、こういう男子にはなびかないだろ?
なんて思えるくらいちゃらちゃらしていて軽い!!
朝、偶然会えば。一晩ボーリングしての帰りで眠いって言っているし(大笑)
カラオケにゲーム、なんでも上手!
女の子とも、遊びまくっています!と言う感じ。
いや・・・だから、逆に主人公にとっては(周囲に居ないタイプで)新鮮でドキドキしたかな?
それが、恋愛モードに突入すると。
本気なんだけど、最後の一線はちょっとおちゃらけて冗談めかして!と言う状態のセリフが、また微妙なラインを死守しているんです。
特に、京にぃ(1の手塚さん)へのあてこすりシーンなんて最高!
惚れた彼女が、(京にぃに)会いに行く!とルンルンしているのを見て、嫉妬しているけど。
それを表面に出さずに、京にぃに「お兄さん!」を連呼して。
言い方が、「あんたは兄ちゃんだけど。俺は彼氏なんだぞ」って気持ちが込められた断固とした「お兄さん」(大笑)
最後の戦闘の後、お説教をするシーンも良かったわぁ。
うわ・・吉乃さん真剣に怒ってます・・って(このゲームでは珍しい)声音でしたし。
ぶっちゃけた話、岸尾さんは・・別に、嫌いじゃないけどね・・って印象だったのですが。
この吉乃さんの声は、なんかすっごく気に入ってしまいました。
生徒会長に忠告の近藤くんを大人にして、もっとおちゃらけにした感じでクセになるっ!!(どういう・・)
えーっとね・・お話としては。
うん・・・お話としては、そうですねぇ・・・微妙(大笑)
数珠が教えてくれた、本当の敵。
陽菜を救い出して、敵を遠ざけることには成功したものの。
数珠が教えてくれた記憶・・って、ほとんど説明がなかったのよぉ!!
「あの男が、150年前にも真の敵だったのです!」って・・おいおい
記憶シーンのスチルで出てきた男の人たちの関係とか、説明してよ!
あの絵を見て、全て解った!・・解ったの?!
全部のルートを通ったら解るとは思うのだけど、それだとちょっと説明不足だぞぉ!!
敵の狙いとかは解らないままだったし(一謡ルートの方が、もっと具体的に出てきたような・・)。
一番の不満は。
吉乃さんルートでは、ホームで弟のように接してきた好春くんが、シスターだけに別れを告げて、旅立ってしまうんですね・・・
(他の九艘の先輩は、まだ攻略していないので。九艘ルートだと好春くんが旅立つのかどうかは解らないのです・・)
彼の正体は分かっているので、旅立ちの理由も分かっていますが(大笑)
また、いつかどこかで逢える・・・その時には、さよならも言わないで!とちょっと怒ったあと、笑って出迎えてあげよう・・・
それで良いのか?
きらちゃんとしては、大好きな吉乃さんさえ側に居たら、兄ちゃんも弟も居なくて良いのか?家族に憧れていたんじゃないのか?!
大事な弟だったんでしょ?と、すっきりしないんですよ・・
と言うか、頭に浮かんだ呪文を唱えたら鏡がどこかに行ってしまい。
なんで、そういう事が起こりうる??
おーい・・・彼女の能力についての追究なし?
まぁ・・・全部のルートをクリアしたら。
他で謎だった話もきちんと出るでしょうから。
それを待つことにしましょうか・・
1で、あれだけ気になった吉乃さん(恋愛対象)ときらちゃん(主人公)の寿命の差については。
あまり関係ないのかな?
トゥルーエンド後のアフターワードは。
何年も先の未来ではなく、本編終了のちょっと後くらいだったので。
ま、いっか~~~
ちょっとした行動に頬染めて、肩に力入っている主人公って可愛かったし。
岸尾さんを、今更ながら「おぉおおお!」と気に入ったお話になりましたので。
これはこれで、立派な収穫だったと言うことで。はい。
そうそう・・・・桐原次男と、前作ヒロインの陽菜ちゃんのアフターワードも見ました。
途中に入るイベントは、明月圭くんのように「うわぁ!!こ、この馬鹿っぷる!」と言うような甘い甘いものではありませんでしたが。
こちらは、アフターワードにジーンとしました。
なかなか逢えない桐原次男と陽菜ちゃん。
久しぶりに会った彼女をお持ち帰りしたい!と言う次男に対して、自分に流れる時がゆっくりとなったら。先輩だけを見つめて生きていくのだから。
そうなったら、もうお互いしかないのだから。
それまで、あとちょっと待ちましょう・・・
何百年か生きる九艘ならではの会話に、ジーン・・・・・