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2011/08/01(月)22:25

神学校ーNoli me tangereー ガヴィグッドエンド!

ゲーム(98)

神学校ーNoli me tangereー ガヴィグッドエンド!  まさに、真打ち登場!! ありそうで無かった、双子の弟がラストです。 いや、バッドエンドの一つで。 マイケルが凄い状態になっている時(^^;。 ガヴィは?と問いかけて、ルシフェルが「あぁ。彼は死んだよ」と答えた時。 レオルートで、礼拝堂からいつの間にか彼が居なくなっていた時。 ガヴィの言葉が、悪を退けるきっかけになったシーンは何度もありました。 最初は、神?の代理人と思っていましたが。 そんな簡単なものじゃあありませんでしたよ!! そして。極めつけがオーガスト神父のルートで。 オーガスト神父が、昔会ったことがあるんだ!と縋った時。 思い出す手助けをしてくれたガヴィ。 それを見ていたニールが、??となっていたのを見た時から。 そうじゃないかな?とは思っていましたが。 それを確認したくなかったと言いますか・・早く知りたかったと言うべきか? そういう気持ちも含めて、一番はまってしまったルートかもしれません。 共通あらすじ・・・ 冬休みに、帰宅したなら。 教会は炎に包まれていた。その中で、息絶えていた妹と母。 そして、赤い蛇を巻き付けた十字架の絵を前に倒れていた父。 何が起こったのか? どうして、自分は生きているのか? 神は何故、敬虔な神父であった父や、幼い妹までもが殺されるのを黙って見ていたのか? 父のような神父になりたい!と、頑張っていた学校の授業も。 今のマイケルには、信じ切ることが出来なくなっていた。 そんな時、父の前にあった絵が。悪魔崇拝の秘密結社のもので。 在籍している神学校に、連綿として続いていた組織だと言うのだ・・ 組織と家族の死に何か関係があるのか? マイケルは、秘密結社に入会し。内部から調べていくことにする・・・ しかし。 学内に逗留したモラン氏から、父も秘密結社に入っていた事を教えてもらう。 そんな中、黒ミサ集会で予言ゲームをする一同。 当てるつもりなどない予言をしたニール以外のメンバーは、それぞれ予言が的中していく。 予言が3つとも当たってしまったなら。 今度は、ルシフェルに与えられた預言が的中する事となる・・・ マイケルに与えられた預言は、愛する者をその手で殺すと言うものだった・・ ガヴィルートあらすじ・・・ 家族の無念を晴らし、真相を追究する! そのためだけに、学校に戻ってきた彼だったが。 友人とのつきあいも億劫となるし、話しかけられるのも憂鬱となる。 そんな時、湖でオーガスト神父に助けられたマイケルは。 助けられたついで?に、とんでもない事を仕掛けられてしまう。 それからと言うもの、マイケルは気もそぞろ。 気が付くと、オーガスト神父に与えられた快楽を考えてしまう。 そんなマイケルに、手を差し伸べてきたのは。双子の弟だった。 振り返るといつもそこにいる日差し色の髪をしたガヴィ。 すぐに風邪をひき、爪を噛んで考える癖を持つ、もう一人の自分とも言える存在。 ガヴィは、同室の友人達と一緒に居るべきだ!と。 オーガストとのつきあいを良くは思って居ないようなのだった・・・・ そんな時。 黒ミサで、予言をそれぞれ3つ語る事になった、秘密結社のメンバー。 エリゴールの予言は、3つとも的中してしまう。 そんな彼が、ルシフェルから与えられた預言は「自殺してしまう」と言うものだった。 怯えていた彼の様子がおかしい事に気が付くマイケル。 様子をうかがっていると。 エリゴールは部屋から消えていて・・・・・ ガヴィグッドエンド感想 オーガスト神父が黒ルートなら。 ひたすらに、明るい白ルート?? まさに、表裏一体の存在でございました。 オーガスト神父は、ちょっと辛いかもしれないけど。 これから、プレイしよう!と仰る方は。 ガヴィエンドまで、頑張って下さいね!! 青春だなぁ~~ 神と言う見えない存在などではなく。 身近にある、手と心。 ニールルートにあった、ふと何かに感謝をしたくなる時。 その何かが神なのかもしれない・・・・とありましたが。 このお話では、それに加えて。 身近にあり、つかめる手。 暖かさを伝えあい、支え合える心。 その存在こそが、人が持っている神の部分なのかもしれない・・と思えます。 これは、合体シーンでさえも。 BLと言うよりも。 魂の浄化と言いますか、むしろ昇華? 見事でございました。 もう、途中で涙はボロボロこぼれてくるし。 鼻をすすりあげあげ・・でも、途中で辞める事が出来ない。 気になって気になって、クリックする手がもどかしい! 文章を追いかけて、瞬きは減るし。目もシバシバしてくるし。でも、涙も出るし。 疲れていても、ここまで来たら最後まで行かなくちゃ眠れない!! 終わった時には、(疲れてはいても)一片の悔いなし!!ドーン(゜゜)\バキッ☆ でしたねぇ・・・エンドロールを見ながら。じんわりしていました。 何しろ、真打ちの隠しルートと言いますか。 ゲームスタートから攻略出来る3人全てのグッドエンドを見た上に、オーガスト神父もグッドエンドを見なくちゃいけないわけです(選択肢が現れません)。 このルートでは、オーガスト神父の正体を知るのも。 今までのルートとは違った方向から、見えてきます。 その解明の仕方も、友あってこそ!! なんて良い子達なんでしょう!! しかし・・・ガヴィルートでは。 それ以外に。 家族の死の真相が描かれます。 お父さんが預言に怯えていたのなら。 馬鹿な話と思うかもしれないが・・と、打ち明けるとか。 どうして家族から離れるとか、手だてはなかったものかしら? 神父だから自殺は出来なかったにしても。 何か、何かなかったのだろうか?と他のルートで思ったものですが。 その問いに、答えてくれるシーンがありました。 しかし。 そうなると・・・オーガスト神父の捨てぜりふ(゜゜)\バキッ☆ではありませんが。 どうして預言は発動してしまったのだろう? ガヴィは、・・・じゃない?と思っていたσ(^ ^)の予想も当たっていたのですから。 わき上がってきた疑問・・・・・ 最後の最後まで、気が抜けないと言いますか。 もう、もう・・・本当に本当に。 またもじわっと涙が・・・ 総括として 神学校の生徒さんと言う設定。 時代設定。 それでも、同性を好きになってしまう。 神に禁じられているのに? いけない事だ!と罪の意識におののくマイケル。 σ(^ ^)は、宗教はあまり詳しくはないと言いますか。 何かある時の神頼みだったりしますし(゜゜)\バキッ☆ 教えについても、良く解りません。 最初は、神を信じなくなったから。 主人公はインモラルな行為も、タブーは無しに行えるのね?と思っていましたが。 むしろ逆! 信じないと言いつつ、彼は神や教えと共にあり。 そういう事になってくると、背徳感に押しつぶされそうになっています。 信じないと言いつつ、信じているじゃん?? しかし、隣人を愛せよ・・と言った神が。 同性だから、愛してはいけないと言うでしょうか?と優しく諭す神父。 根ざしている思いがぶれないのと同じくらい。 ゲームのお話も、常にぶれる事はなく進展していました。 別の攻略キャラとなると。 微妙に事情が違ったりするゲームもありますが。 冒頭の家族の死。 残されたマイケルが、悪魔崇拝の結社に入会する。 神を信じないと言いつつ、ずっと教えを守ろうとする。 父が、結社の過去の会員であった事。 予言ゲームが、過去の会員に災いをもたらして居ること。 ニールの存在。 オーガスト神父の正体。 校長の悪趣味(゜゜)\バキッ☆と、その被害にあったクリス少年。 それらは、絶対に変わらない。 ちょっとだけ、メイン対象が違うので。 それに応じて、ちょっとマイケルの性格?がおかんだったり、乙女だったり・・やんちゃだったりしますが。彼の別の側面かな?と思えます。。 神とは?神の教えとは? BLとは、相反するものを主軸に持ってきていますが。 逆に。 そういう事になったからこそ。 考えさせられ、いろいろと悩む少年の姿に感銘を受けてしまいます。 良く解らないσ(^ ^)も、そうだね・・と思ってしまうのですもの。 今までになかった形で。 肌色が多くはなくても。 その少なさも納得のお話でした。 ホラーテイストはありますし、音響が素晴らしいので。 絵と音で、どきぃいっ!!とさせられる事は必定! でも、そのドキドキも慣れてしまいます(こら) グロテスクな死体の立ち絵だったり、気持ちの良くない描写もありますが(主に虫さん関連(大笑)) そこさえガマンしたら(大笑)、感動のラストシーンはそこにあります。 久しぶりに、良いゲーム(敢えてBLとは書きたくないです)に出会えました。 合体なしで良いから、移植ってないかな? うーん・・・でも、あのグロテスクな絵は・・あれだけで年齢制限かな? 夜中に子供が見たら、怖くてトイレ行けなくなっちゃうよ(大笑)。

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