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テーマ:アニメあれこれ(26055)
カテゴリ:テレビ・DVD
DVDをゲット。
とりあえず見始めた。 ・・・映画版と台詞回しが微妙に、しかしまったく違う。 同じような意味のセリフをしゃべっているのに、言葉のニュアンス一つでここまでキャラクターの性格付けや、そのシーンの心情・意味が変わってくるものかと良い意味で驚かされた。 アムロ登場のシ-ンでは、映画版より子供らしく、内にこもらないアムロが現れる。映画版ほど達観せず、素直な喜怒哀楽を表現しているアムロは、等身大のアムロと言う感じで好感が持てる。映画版ではホワイトベースの通路でフラウ・ボゥを見かけて嬉しそうな表情をするアムロなんて絶対にありえないもんなぁ。 で、映画版の性格へは戦争漬け状態での精神不安やマチルダさんの事等があって変わっていくと。 カイさんも、映画版ほど大人のニヒルさではなく、世に拗ねた不良的な台詞回し。あぁこれならセイラさんに「軟弱もの!」と殴られもするわな。 ミハルの事や何やらがあって初めて、あのかっこいいカイに成長していくんだろう。 「ミハル、俺はもう悲しまないぜ!お前みたいな娘を増やさせないためにジオンを叩く!徹底的にな!」 超カッコいい・・・ そう言えば、初めて軍艦を操船するミライさん。映画版でもブライトに「肩に力が入りすぎのようだ」となだめられるが、TV版は本当にあせりながら操船している感じ。本来はそうだよなぁ。それでこそオスカとマーカーの「やるしかないですもんね」と言うセリフに決意が見えるってものだ。 ホワイトベースのおかぁさんとか言われているが、TV版ではだんだんと落ち着きと包容力を獲得していく姿が見れる。 はじめからおばちゃんのような性格ではなかったんだな。 シャアのガンダムとのファーストコンタクトも、言葉の端々にヤバイものに出会ってしまった焦りや、今までの常識が通じない驚きがあふれていて良い。映画のシャアは冷静な戦略家すぎ。シャアのくせに。 作画レベル的に週一のTVアニメなので、映画と比べると適当さは否めないが、ガンダムの魅力はTV版でこそ発揮されていると言えるのではないだろうか? DVD-BOX購入はかなりの価格なのでアレだが、ガンダムの魅力を再確認するためにも、レンタルで良いので全43話を見返してみて欲しいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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