2008/02/02(土)16:43
「5(ご)」 佐藤 正午
相手に対する情熱を失ってしまった夫婦が、旅先であった女性の特異な能力がきっかけとなり、かつての情熱を取り戻すが、それに多くの人の人生が巻き込まれていく物語。
ジャンルの分類が難しい一冊です。ただ、少し冗長だと感じられる部分もあって、途中で「この作者はいったいどういうストーリーを書きたいのだろう?」とわからなくなる事もありました。そのあたりのかけひきがこの作者をよく知っている人には面白いのかもしれません。
自分には この内容ならばもっとページ数を絞ることもできるのでは?と感じます。
おすすめする方 :スープが冷めても許せる方
おすすめしない方:愛は永遠だと思う方
5段階評価:★★