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~ 心に愛と勇気を ~

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2005.12.22
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テーマ:心の病(7312)
カテゴリ:うつ病と向き合う


昨日は、病院の日でした。
前回の診察の時、次回はダーリンも行くと予約
していたので

もう1度、一緒に行ってくれる?と、確認して
「いいよ」と言われたので
一緒に行ってきました。

PM6時30分の予約だったのに
ダーリン昼から休みをとって帰ってきました^^;

帰宅後・・ゲームをして昼寝をして
まぁ久しぶりの有給休暇だったのでよかったのでしょう。

予約時間より少し早く病院の方へ行き
近くのショッピングモールでぶらぶらしてから
病院に行きました。

思っていたより、待ち時間が少なくて
1時間後くらいに呼ばれました。

まずは、あちあんから診察
実は先日「過呼吸」の発作が起きたんです
原因は「寂しさ」

ダーリンが無口のため、顔色を気にしてしまう
そんな生活が続くと思うと
2人の生活に不安を感じて・・・

今まで溜まっていた気持ちを一気に言いました
心の中で
「わがままを言っている!」って気持ちと
「言いたい事は、言ってもいい!」って気持ちが
葛藤していました。

ダーリンに気持ちをぶつけながら泣いて
全部言えた・・・と、思ったとたんに発作・・・


苦しかった・・・

その話を先生にしました。


それからダーリンを呼び先生の話を聞きました。

先生は、うつ病は脳の病気だという事を説明し
ダーリンに、こう話はじめました。

彼女の状態は、今とても良い状態です。
もう8割治ってますが、最後のハードルがなかなか越えられません
そのハードルを越えるためにも、旦那さんに2つお願いがあります。

1つは、これから2人で生活していく為の決意をあらたにしてください。
彼女の調子が悪くなった時に、どうやって2人で乗り越えられるかと、
考えてください。

例えば「実家に帰っていい」「病院に行ってきたらいい」と言うことは
うつ病患者の方は、見放されたと感じるんです。
貴方が親切心で言っても、そういう風に聞こえてしまんです

なので、調子が悪くなった時は
とにかく側にいてあげてください。

もう1つは、私もこの職業がら色んな状態の患者さんを診ますが
共通している事は

『私達が想像できないくらいの孤独・不安を感じているんです』

彼女もそうですが、そういう場合人の顔色をすごくうかがって行動します。
私に対してもそうなんですよ。
例えば、私が無愛想だと治療に来たはずが気を使う
そのくらい、気を使う方が多いんです。

旦那さんも怒っていないのに「怒ってる?」と聞かれると思いますが
きっと、怒っていない場合が多いと思います、
健康の人は表情を見て「機嫌が良い」「普通」「機嫌が悪い」と判断しますが

うつ病患者の方には、大袈裟にいうと「普通」も「機嫌が悪い」になるんですよ
要するに「機嫌が良い」と「機嫌が悪い」しか選択肢が無いんです

口角が上がってない顔を見るだけで「怒ってる」と判断します。
だからと言って、年中笑顔でいてくださいとは言いません

彼女が何かおかしいと思った時
一言声をかけてあげてください。
「怒ってないからね」とか「ちょっと疲れたんだ」と

そういう一言で全然違うと思います。

この「不安」を表現するのは難しいのですが・・・
「マッチ売りの少女」の孤独と不安っていう説明をいています。
その少女がいると思ってください
旦那さんは、見捨てたりしないですよね?
奥さんが同じ気持ちだと考えれば、優しく接する事ができますよね?

うつ病を理解する事が、できなくても良い思います。

ただ、心から優しく接してあげる
愛情を体で声で表現してあげてください。

今まででも、色んな症状があって大変だったでしょうが
この最後のハードルを越えるために
旦那さんにも協力していただきたい・・・お願いします。

と、先生は深々と頭をさげました。

あちあんは、先生があちあんの気持ちを
健康な人にわかるように代弁してくれて、お話の間
涙が止まりませんでした。

一生懸命説明する先生の手が震えていたのが印象的で
ダーリンにどうやって、責めることなく説明できるか
必死だったんだと思います。

帰りの車の中
ダーリンに「今日は、一緒に病院に行ってくれてありがとう」
と言うと

ダーリンは
「もっと早く一緒に来てあげれば良かった。。
マッチ売りの少女のような不安と闘ってるなんてわからなかった
いつも1人で病院行かせてごめんね」

と、言ってくれて・・・・その言葉にあちあんは、また涙を流しました。
心の底から「もう1人で闘わなくてもいいんだ」と思えました。


最後のハードル・・・越える日が待ち遠しいです。






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Last updated  2005.12.22 23:23:54
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