＊子供への体罰は親のかんしゃくだ！叱らない子育てを

2005/08/19

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カテゴリ：育児

最近うちの娘もパワーアップしてきたせいか？？
娘を叱ることが増えてきたような気がします。

でもこれって自分の都合の悪い時、

例えば、
「したいことがあるのに寝てくれない」
「早く片づけたいのに遊びながらご飯を食べる」
「時間がない時に限ってお茶をこぼしたりする」

など、親の都合の悪い時に子供を叱ってる事に気付きました。

そして娘は、私の機嫌の悪い時に特に怒られるようなことをするのです。
かまって欲しいから怒られるようなことをわざとすることもある。

そういえば自分のしたいことを優先して
真剣に子供と遊んであげていないなあ・・・。
寂しかったのかもしれないですね。

まだ１歳過ぎたばかりの頃は怒るような事って何もなかったし
私自身もともと怒りやすい性格ではないので
今の自分に対して恥ずかしいです。

今日読み終えた本。
「長男・長女をのびのび育てる本」

子供を叱らないで育てる・・・という主義の育児書なのですが
これがすごく納得できる本なのです。

「体罰は、親のかんしゃくです。」

この言葉が一番胸に刺さりました。
まさしく今の私です。

もちろん娘を叩くことはしない主義なのですが
最近カーっとなるとパシっと頭を叩いてしまうこともあります。
そういう時、叱ってるのではなく憂さ晴らしに叩いてしまっている・・・と思います。
まさに親の都合です。
子供ってそこまで悪いことはしないものです。
（命に関わることや他人に迷惑のかかることは別ですが）

叩いてしつけることは、子供にとって何もメリットがないと言います。
体罰によってしつけられた子供は思春期になってしつけの枠からはずれると
人に暴力をふるったりすることもあるそうです。
親が子供に暴力を教えてるのと同じ事です。
親が感情のコントロールを出来ていない・・これじゃ「２歳児のかんしゃく」と同じです。

親にそういう風に育てられた人が親になると同じようなしつけの仕方をする事が多いようです。
私は親に叩かれた記憶は一度もないです。
「親に逆らうな！親は偉いんだ！」みたいな態度を取られたことも一度もないです。
今、ゆったりと育児を楽しめているという点では（普段あまりイライラしない方なので）
親にとても感謝しています。

「今の親は子供を叱ることが出来ない」・・そういう年配の方をよく見かけますが
それとこれとは違うことだと思います。

大事なのは子供への愛情と思いやり。

その中で育った子供はきっと思いやりのある子供に育つはず・・・
私はそう思います。

体で覚えさせなくても子供はちゃんと分かる。
特に小さいうちは、叩かれて痛かったことが心に残って
何で怒られたかが理解できない・・・ということがよくあるそうです。

うちの旦那さんも「子供が悪いことをしたら叱れ！」主義ですぐに娘を叩くので
同じく娘も気に入らないことがあると大人を叩いたりします。
もう覚えちゃってるんですよね。人を叩くことを。
いつもそのことは注意してるのですが
自分も機嫌の悪い時などに叩いてしまうことがあって、ものすごく反省したんです。
人に言えないなあって。

親は子供にとって偉い人間ではないし、一緒に成長するべき。

これから2歳児３歳児・・ともっとパワーアップするだろうけど
子供に教えたいことはまず親が手本にならないとダメですね。
子育てって親にとっても日々成長だわ。

ちょっと長くなってしまいました。
最後まで呼んで下さった方、どうもありがとうございます。

子どもを叱る前に読む本←これも同じ平井信義さんの本です。（これも読みました。）