ラッキーにも今日半日ほどではあるが、パチが打てることになった。
で、もしそうなったらどこに行こうかと昨日からプランを練ってはいたのだが不味いことに方角
が“りゃんこ”であっちの店とこっちの店という具合に２つに分かれてしまった。
で、あっちの店というのは「エヴァ３」の導入店で過去に行ったことはあるが、ほぼ初見の店。
といことは、これまでのマイデータからして打ちに行けば負ける可能性は大ということ（笑）。
何しろ初見の店にはからっきし弱くて、あれやこれやと手を出しては大負けというパターン
をこれまで何度も繰り返してきている。本当に懲りない。
まあ、これが実戦派の泣きどころでもあるのだが、店のやり口が読めるようになってからで
ないとうまく立ち回れないのだからしょうがない。
でも、一度分かってしまえばそうそう負けはしないだけの自信はある。
もちろん、店がやる気を出してくれた上でという注釈付きではあるが。
ただ、今回は超人気機種の「エヴァ３」ということもあって、店も相当強気に出てくるのだろう
から、よほどキビシイ眼で台選びをしないと後悔の元になってしまう。

で、もう一つのほうはＲオープン２日目の店。
こちらもほぼ初見の店なのだが系列店には何度かお邪魔しているので、初見というほどで
もない。大体のやり口はわかっているつもり。
さあ～て、どっちに行ったらいいんだんべか…。
実は午前中にヤボ用があり、パチはそれを片付けてからということなのだが、その方向が
後者の店にやや近いので、まずは様子見がてらそこから行ってみようかということになった。
もちろん、あまり酷ければ、引き返して前者の店へということも考えてはいるが、そうなる
とちと遠いんだなあ、これが。なので出来ればずーっと居座りたいと…。

さて、店に着いたのは１１時５０分ごろ。
なんでも今日は１２時オープンとのことなのでちょうどいい時間でもある。
すでに客はみんな店の中に入っているみたいで、急いで店内へ入っていった。
実はこの店でも密かに「エヴァ３」を狙っていたりして…。
って無理だよ、もう全台満席だもの。
そりゃそうだ、新台はほとんどの客が狙っているのだろうから、いい加減後から来ておいし
いものをいただこうなんてあまりにも虫が良過ぎるというもの。
もっと早く来て並べっつーの、オレ。
尤も、おいしいかどうかはわからないが、よく見るとヘソは結構アイていたのでイケルかもし
れない。ああ、無性に打ちたくなってきた…。

続いて「スーパー海物語Ｍ５５Ｗ」へ。
って、ここも満席。でも、ヘソはちょっと大きいかな？！というところ。
多分、２０回/１Ｋか、ちょいオーバーくらいなのではないだろうか。
あっそうそう、この店はハイパーバリューなので、これでも楽々ボーダークリアですよ。

さらに「冬のソナタ」も回ってみたが、ここもすでに満席。
って、もう打つ台ねえじゃん。しかし、高性能な機械はみんなよくわかってるねえ。
居座っているのはほとんどが２０～３０代の男性客できっと中級パチンカーなんだろう。

と、あった、あった！「美空ひばり」のシマには結構な空き台が。
さすがに角台は押さえられていたが、他はほとんど空きになっていて、その中から角２を
打ってみようかと…。
で、こんな感じでした。

　　　　　　　　　　ヘソは結構なアキでした…
　　　　　　　　

　　　　　　　　　　ヨロイはほぼノーマルでこの台だけ風車がプラスに…
　　　　　　　　

【１回目】　　１２時１８分
回りはいかにと打ち出すと、最初の５００円で１２回といい感じ。
次の５００円では１０回だったが、これでもハイパーバリューなのでそれほど悪くはない。
目標は２０回/１Ｋオーバーくらいだが、２０回きっかりでも仕方がないと思っている。
ただし、２０回を切るようだと、ちと苦しいかもしれないので、そうなったら勝ちヤメを視野に
入れて立ち回るつもりだ。とにかく初当たりを早く引かねばならない。

と、意外にも早かった。
３ｋ入れたところの６８回転目に「左右・美空」テンパイから「青色扇子＋美空カットイン」が
入って「美空リーチ」へ！…。かかった図柄は「十二」だったので単発ということもあって
これは期待してもいいのではないだろうか。少なくとも確変図柄よりかはマシだろうから。
先月中旬にこっぴどくやられた台なので、まだトラウマになっているようで最後の最後まで
“大当たり”の４文字を見るまでは安心出来ない。
だいたいが、京楽の台は気を持たせ過ぎなんだよ、ほーれみろ…。　
んん？！…。
当ったよ、当った！　はーえーなあ…。
などと、早い当たりに関心することしきり。しかし、これは単発でイマイチ…。

さらに呆れたことには時短中にスルーに玉が通らない、通らない。
上皿の玉は３０回転ほどでなくなってしまい、さらに一掴み、二掴みと上皿へ。
一体、どれだけ乗せたら時短１００回転を消化できるやら…。
もう、泣きたくなってきてしまった。
おかげで、１箱で回せたのは時短を含めて２１０回転とひっでーんじゃあねえのこれ！…。
それでも通常時にはヘソにポンポンと小気味よく入ってくれているので、ひょっとしてスル
ーの下ムラなのではないかと思い、追い金してみようかと。
第一、もう客が一杯で移動なんて出来やしない。とにかくここは我慢するよりほかはない。
今こうして見ていると結構スルーに玉が通っているのだから、きっと下ムラだったんだろう。
しかし、追い金はいいとしても次の当たりはいつ引けるんだろうか。
まずはそれが問題だ…。

【２回目】　　１２時３７分
うーん、だんだん辛くなってきてしまった。
これまで格下に見ていたわけではないが、隣近所の台にも当たりが出てきてにわかに賑々
しくなってきて自分一人が取り残されたような気持ちだ。
まさか“隅イチ”で終るのではないかという不安すら頭をかすめてきた。
何しろ、やり口はある程度察しはつくものの、ここはほぼ初見の店だ。一体、この先どうなっ
てしまうんだろうか。ただし、回りの方はいい意味でも悪い意味でも安定してきたのが救い。
２０回/１Ｋちょいで回ってくれている。

そして７Ｋ入れたところでようやく当ってくれた。
３５６回転目に「赤短４連＋左右美空テンパイ」で「青扇子＋美空カットイン」から「美空リー
チ」へ。初当たり以降、ここまでこれだけアツいパターンは出現していないのでこれを逃した
らもう闇の中、ってちょっとオーバーかもしれないけど、とにかく当ってくれと。
かかった図柄は「六」と単発なので当ってもちっともおかしくない。
でも京楽なのでハズレてもおかしくないが…。
やきもきする状況の中、果たせるかな画面中央に閃光の中から大当たり図柄が！
ううっ、ありがとう！　これで何とかやっていけるだろう。
単発ながらもまだまだ繋がっていることには感謝せざるをえない。

そんな謙虚な心が通じたのか、時短中にアツい場面が！…。
１１回転目に「赤短３連＋上記のパターン」から「扇リーチ」へ発展し、自分的には「美空リ
ーチ」以外はアテにならないと思い込んでいたものでどうなることかと見ていると意外や意
外、あっさりと当ってくれて、結構いい台じゃん、これ！（って、Ｃ調なやつ…）。
さらに、これが確変に昇格してくれて、このあとも２連＋時短当たりで一気に５箱の持ち玉
となり、ようやく晴れ晴れとした気分に変わってきた。

＜つづく＞