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西新オレンジ通り日記

西新オレンジ通り日記

刺青とタトゥー

「背中に刺青がある弁護士知ってるか?」と社長。
「<だからあなたも生き抜いて>を書いた人ですよね」
「そう、その人、刺青した時16歳で、親の許可がいったらしいんやけどな、何で父親は、許したと思う?」
「う~ん、わからん。」
「あのな、ダメっていったら、死ぬかもしれんと思ったからだっ て。生きてさえいれば、刺青くらい、何てことないと思ったんだ って。海より深い親の愛だな~」
「親の愛だね~。そんなお父さんがいたからこそ、立ち直れたんだね。」
「そうかもしれんな~。一生消さないらしいぞ。」
「保険入れないね。」
「う~ん、わからんな~。」

弁護士という職業が職業なので、保険会社が引き受けるかどうかは、私達にはわかりませんが、
普通、刺青をしている人の保険を、保険会社は、引き受けしません。
ひとつには、暴力団との関わりが、懸念されること。
もうひとつは、使いまわしの針で、施術することがあるため、
血液で感染する病気
たとえば、肝炎などのリスクが高いためです。
決意系ファッションなどといわれ、
刺青といわず<タトゥー>とよばれ、身近になった刺青ですが
刺青であることにかわりなく、いざ保険に入ろうと思ったとき、
保険会社が引き受けない、ということもあります。

親からもらった身体に・・などと
説教じみたことを言うつもりはありませんが、
若い人は、将来、
愛する人が出来て、愛する子どもが生まれて
責任が出来た時、その責任に見合う保険に入ろうとしても
<保険会社が引き受けない>ということにならないよう
せめて、おちにくい、染料で描くぐらいにしとこうよ!
と、老婆心ながら、声を大にして言いたいのです。
軽い気持で、タトゥーをしては、いけません!!



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