カテゴリ:生保保険「ここんとこチェック!」
自分でも、なんとなくヤバイと感じていたのだろう。
「だからね!私、医者に聞いたとよ!」 ―私、入れるんでしょうか?― と聞いてみたらしい。 「自分にはわからんって言われたろ?」というと 「そうそう!わからんって!」 医者は現在の健康状態について診査をするだけ。 その結果を見て、引き受けるか断るかを判断するのは 保険会社の査定部門の仕事。 保険の引き受けに関して、医者には何の権限もないのだ。 「私ね、血圧高かったし、糖も蛋白も出てたし・・」 こんな状態でも入れるのか? 担当者と医者に詰め寄って聞いたらしい。 「入れるとか、入れんとか、診査医は言えんとよ。」 というと、 「そういわれた・・」 と、声のトーンが落ちてきた。 「ねえ、ぶっちゃけ言って!私、入れる? 担当者は『入れますっ!出ます!』って言ったとよ。」 と切羽詰った声でいうので、 ひとつ深呼吸をして、 「ぶっちゃけ!あんたバカばい!」と言い放ってしまった。 「バカはわかっとけどさー!」 電話口で、開き直って大笑いをしている友人に 以前も言った、おんなじことをまた話す。 「出るのは出ると思うよ。例えばケガの時とか。」 「ケガの時?」 「そう、ケガの入院。あと、乳がんとか子宮ガンとかも出るかな。」 「うん。。そういえば、『出るのと出ないのがある』って言われたような・・」 ほんと、バカばい。。。 「前にも言ったけど、転換は新契約と同じなんだよ。」 転換契約というもののおさらいを もう一度ここですることにした。 今入っている保険を解約して、 新しい保険に切り替えるのだから 現在の健康状態によっては 条件がついたり、入れなかったりするんだよ。 「何べんも言ったろ?」 「うん・・」 やっと、現実のこととして 事の次第が飲み込めてきたらしい。 「私、どうしたらよか?」と力なく尋ねた。 とにかく、申込と診査までしてしまったのだから 次にすることは「条件承諾書」の記入になることを説明する。 「こういった条件がついて、こんな時は出ないとか、保険料が上がるとか言ってくるから。」 そのときに、決して簡単にハンコをついてはいけない! と念を押した。 「じゃあ、まだ手遅れじゃない?」 と聞くので 「大丈夫だよ!全然手遅れじゃないよ!」 と、励ます。 「ねえ、忙しかろうけど、来てこの設計書見てくれる?」 あと一時間ぐらいしたら、担当者の人がくるんだという。 「その前に見てくれる?」 もちろん、私に電話してきたということは 今回の転換契約に不安を感じていたのだろうし 担当者にも不信感を感じて、 すがって来たに違いない。 受話器を置いて、まっすぐ向かった。 (続く・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/12/08 07:47:13 PM
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