西新オレンジ通り日記

「おめえは冷てえ女だなあ！」と社長。
はい。時々言われます。
今回は、社長の大切な大切なお坊ちゃまの件で
夜もふけてから、悲痛な声で電話があった時のこと。

4ヶ月前、肘の痛みでラケットがもてなくなった時は
テニスによる疲労骨折だったようで
福岡では、有名な病院で治療とリハビリをしていたはず。
プロ野球の選手やお相撲さんなど
プロが通うところだと聞いていたので
「リハビリがうまくいかなかったんですか？」
と不審に思ってきくと
「病院は、完治しているって言ってるんだよなあ。」
とのこと。
ふ～ん。
「でも、痛がるんだよ。」
と、悲痛な様子。

「成長痛なんじゃないの？」と、思いついて言うと
「ええーー！」という、不満げな声。
「娘は、中２ぐらいのとき、成長痛で痛がったよ。」
というと、「う～ん。」と納得していない様子。
「入院する子もいるぐらいだから、結構痛いらしいよ。」
と、成長痛について話すものの
なんだか、ますます落ち込むばかり。

「そんなに、焦らんでもよくないですかねえ？」
というと、
「人ごとだと思って、冷てえなっ！」
と、切れだした。
だって、人ごとなんだも～ん。

「お前は、一緒に落ち込んで、泣いてくれんのか？」
と、ご無体なことを言い出す。
「そんな事は夫婦で気の済むまでしてくださいよ。私に期待するのはやめてください。」と答えると
「人が泥道で転んだら、一緒に転んで泣かなやろ！？」
と、ハタ迷惑なことを言いだすので
「えええー！転んだ人を助けるとか、励ますのが友人でしょうもん？」
と反論すると
「い～や！お前には、転んだら踏みつけられそうや！」ですって。
そんなことしませんって♪

「ごちゃごちゃ言わんで、黙って聞いてくれればいいんや。」
と、恨めしそうに社長。
だったら、最初ッから
「愚痴だから、黙って聞いてくれ。」
って言えばいいのにねえ。

奥さん大人だからなあ。
軽くあしらわれたのかな？
あれこれ突っ込まれるとわかっていても
つい電話してきたかな？

お坊ちゃまの痛みは、成長痛だって！
息子も成長しようとよ。
だから、社長もはやく大人になろうね。