法人会の女性部会の研修旅行で
大分県中津の「八面山金色温泉」というところに行ってきた。
→金色温泉
会員のほとんどが、社長の奥様方で
多少気は使ったものの
実に楽しい2日間でした。
世慣れた、セレブの奥様方ばかりで
それなりの苦労を乗り越えてきたらしいおば様方は
それぞれに、人生を楽しむ術を知っているし
人当たりが良く、何よりも優しい。
「先月はね、アラスカに行ってきたの。」
「私は、8月には、スイスにいくのよ。」
「私も、8月トルコに行こうと思うけど、このプランどう?」
「年取ってから、こんなハードスケジュールはだめよ!」
「そう?」
「オランダがきれいよ。」
「オランダは、何年か前に行ったのよ。」
「エーゲ海クルーズが、船に乗ってるだけで楽よ。」
「クルーズはいいわねえ。」
口を挟むのも、あいづちを打つことも出来ない私は
ただ、ニコニコとお話を聞いておりました。
もっともっと、
この技に磨きをかけるべきだと実感しました。
帰路二日目は、羅漢寺という、有名なお寺にお参り。
シーズンオフの平日ということで
我ら一行以外には、老人会御一行様ぐらい。
静かな古刹をめぐることが出来ました。
山の上にある羅漢寺まではリフトで。
咲き乱れる南天の花や、緑の木々を
のんびり眺めながらのリフトの小旅行(5分ほど)。
暑くて日焼けが気になったものの、なかなか気持ちがよく
シェイプアップに!と無理をして山道を登らなくて良かった。
羅漢寺に向かうリフトを乗る前に
禅海和尚のお墓がある「禅海堂」という建物があり
青の洞門を30年かけて掘ったという
禅海和尚の遺品(実際に使ったノミなど)
が展示されておりました。
子供の頃に読んだ
青の洞門を実際に通って
さらに、実際使ったという道具を見ると
何だか不思議な気持ちになりました。
羅漢寺は、500羅漢さんでも有名だけれど
しゃもじに願い事をかいて納める
珍しい願掛けがあって、
皆さん家族の分まで
せっせと書いて、納めておられました。
羅漢寺を降りて、麓のおみやげ物屋さんで
食事をしていると、
羅漢寺のお坊さんから
「今日は、大変潤いました。どうぞ麓でも、沢山お金を落としていってください。」
と声をかけられたと
先輩のお姉さまが、笑っておられました。
お坊さん、ナイス!
ゆっくりバスで行き
ゆったりとお風呂に入り
たっぷりお食事を頂く
楽しい旅でした。
宿の「こがね山荘」も素敵でした。
夜、思いがけない地震があったことも
良い旅の思い出になりました。
家族で行ってみたい場所が
一つ増えました。