いぢわる婆さんへの道
産婦人科の待合室で妊婦を立たせたままぼんやり座っている父親がけっこういる。つくづく新米パパの無神経さに呆れるという友人。「自分も、昔はそうだったのかもしれないですけどね。」イライラするんですよ。そうでしょうねえ!「そういうことは、ありませんか?」「30代のころは、いつも怒ってましたね!」そう、30代はいつも怒ってた。職場でも、街中でも、子供の学校でもデパートでもスーパーでも乗り物の中でも友達でもPTAでも家の中でもいつも、何かに腹を立てていたような気がする。「あの頃のお母さんは、嫌いだった。」と、先日息子に言われたばかりだ。自分でも、あんまり好きじゃあなかったようなきもするなあ・・「今は、イライラしませんか?」そう。不思議なことに。きっと年をとったお陰で、イラッときてもその場で、言えるようになったんで、ストレスが減ったんでしょうね♪例えば「ちょっと!妊婦さんに席ば譲らんね?」と、オバちゃんは言えるのであんまりイライラしなくてすむようになった。2人のお父さんになる友人のところはニコニコ笑いながらお暇してきたがこれって、確実に「いぢわる婆さん」への道を歩んでいるということか?う~む!思ったより早く、いぢわる婆さんになれるかもしれない!40代後半はちと早いかもしれないが・・まあ、よしとするか!