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おせち料理に出てくるごまめはカタクチイワシを乾燥させたものですが、別名田作りとも呼ばれています。
「ごまめ」という名称の由来は、年中無病息災で「まめ」に暮らせるようにという願いからきたものと言われています。 一方、「田作り」は、イワシが捨てるほど獲れた昔は、イワシは田んぼの肥料として無くてはならないものであったことから、田を作るものとしてその名がつけられたようです。 昔はイワシだけでなく、ニシンも沢山取れたので、今は高価なカズノコも肥料として使われていたことはよく知られています。 ところで、ごまめは漢字で「五万米」と書くようです。この漢字には、「田を作って五万と米を作る」という意味が込められているようで、まさにごまめと田作りをコラボレートさせた絶妙の表現ではないかと感心させられます。 さて、私はおせち料理のごまめはウエットなものよりドライなものが好きです。カリカリに炒めたごまめをパリパリ音を立てて食べると、なぜか気分が安らぐような気がします。これは単なるカルシウムの鎮静効果だけでは無さそうな気がしますが、いかがでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.12.30 14:21:32
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