カテゴリ:食の楽しみ
3月2日の「ためしてガッテン」でオリーブオイルがテーマになっていました。
あの番組で、パンにオリーブオイルとトマトを塗って食べる場面があったと思いますが、あれを見てバルセロナの海沿いのレストランで夕食を食べたときのことを思い出しました。 前日、バスク地方の活動家が暗殺されたとかで、その日はバルセロナのメインストリートいっぱいに抗議デモの群衆があふれ(スペインの人々の激しい情熱を感じました)、タクシーが動けなくなり、約束の時間に大幅に遅れてレストランにたどりついたのでした。 早速お好みのシーフードを注文して始まった食事の途中で、夕食に招待してくれた地元の大学の先生の一人が、「カタルーニヤ風のパンの食べ方を知ってるか」と聞いたのです。 もちろん「知らん」と答えたところ、彼はバケットを切ったようなパンの切り口にオリーブオイルを塗って、さらにその上からトマトを擦り付けて、「こうして食べるんだ」と言わんばかりに口に入れたのです。 もう一人の若い医師も「そうなんだ、これがカタルーニヤ風というやつさ」と言って、私達にもやってみろと言ったのです。 同じようにマネをして、口に入れると、なるほどオリーブオイルの香ばしさがトマトの青臭さを消して、しかもトマトの酸味がジャムやマーマレードとは違った独特の味を出して、その新鮮な味にとても驚きました。 テレビを見ながらそんなことを思い出しているうちに、「あれ、あの擦り付けたトマトはその後どうしたんだろう」という疑問が浮かんできました。 どうもその後口に入れた記憶がないので、おそらく皿に戻したんだろうと思うのですが、そんなもったいないことをせずにやはり口に入れたのではないかとも思ったりして、何となくモヤモヤしているところです。 で、「トマトはどこへいった」というサブタイトルをつけた次第です。 CARMプレミアム・オーガニック・エキストラバージン・オリーブオイル(500ml) TOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.13 08:13:53
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