がんの覚え書き(略年表)<上歯肉癌から上アゴ切除手術までの顛末>上歯肉上顎がん 初期症状 ○2004年6月11日(金曜日) 近所の歯医者さんで、すぐにこの紹介状を持って神奈川歯科大学病院に行きなさい、と言われる。 自覚症状としては右上の親知らずが痛いと思っていた。抜かれるのはイヤだな、なんて思っていたのに、歯医者さんの様子から、何だか違うかも?と思い出した。潰瘍ができている、レントゲンの結果、上の顎の骨がなくなっている、と言われる。骨がなくなってる??と驚きました。夜に、土曜日も先生がおられるから急いで土曜日に行きなさい、と電話まで頂く。 ○2004年6月12日(土曜日) 神奈川歯科大学の先生から、全身が関係する病気だから横浜市立大学病院に行きなさい、と紹介状を頂く。先生の様子から、どうも危いのかな、と思う。また、月曜日に行きなさい、と家に電話まで頂く。家にあった「家庭の医学」を読み、どうも危ない、と思い、本屋さんで癌の本を探す。 ○2004年6月14日(月曜日) 横浜市立大学病院(口腔外科)で、明日、生検とCTを取ります。と言われる。一週間後に結果が分るとのこと。それで癌かどうかが分るのですか、と聞くと、そうです、と言われる。やばい、と思い、本屋さんで癌の本を買う。 ○2004年6月22日(火曜日)がんと告知される。 病理報告:上歯肉よりの標本:扁平上皮癌 高分化型 入院して下さい、検査をします、その間にパソコンなどで病気のことを調べて下さい、手術になりますが、ここで治療をしてもよいし他の病院に移ってもかまいません、と言われる。 ○2004年6月25日(金曜日)横浜市立大学病院(口腔外科)に入院。 その日にMRI。 病室にPCを持ち込んで、インターネットで調べまくる。無線LANで使い放題だった。 26日(土)外泊。 28日(月)~ 心電図、エコー、胃カメラ、PET 首のリンパ節に1個2.5cmの転移あり。 Stage IV IVまでいってるのぉ、との夫の声。 首から下には転移無し。 T4N2bM0 インターネットで調べ、癌研病院にセカンドオピニオンを受けに行くことにする。 7月2日(金)癌研病院に電話したところ、予約が取れるのは12日と言われる。 入院中の病室の担当医師から、早くした方がよい、資料の準備は月曜日にできるから月曜に行きなさいと言われ、そうする。 ○2004年7月5日(月曜日)大塚の癌研病院(頭頸科)にセカンドオピニオンに行く。 資料を持って電車で。転院することにする。ベッドが空いたら連絡するので一旦今の病院を退院して下さい、と言われる。 ○2004年7月7日(水曜日)横浜私立大学病院を退院。 痛み止めのモルヒネを持たせてもらい、がんの治療に関係する薬などは無し。 初めての携帯を買う。 ○2004年7月12日(月曜日)大塚の癌研病院に入院。 その日に超選択的動注のためのカテーテルをこめかみから右アゴに入れる手術を受ける。 翌日13日(火)放射線の医師の説明を聞く。14日(水)CT検査。 7月16日(金)~8月27日(金)放射線治療 顔50Gy、首40Gy 7月16日(金)~7月28日(水)抗癌剤5FUを動注。高熱と全身に蕁麻疹が出たため28日で中止。 9月8日(水)MRI がんが小さくなっていた。 2004年9月14日(火) 手術 9時間の予定が7時間に。切除範囲もあらかじめ言われていたより小さかった。 右上顎切除、下顎辺縁切除、頸部郭清、植皮(大腿部より) 気管孔 10月4日(月)術後初めて口から流動食。 10月20日(水)気管孔を閉じはじめる。 10月25日(月)鼻涙管が取れてしまったので入れなおし。 10月26日(火)プロテーゼの型取り。 10月30日(土)外泊:週末家に帰った。 ○2004年11月7日(日) 癌研病院を退院 ○2004年11月15日(月) 退院後1回めの診察。プロテーゼが入った。 2006年10月 術後2年、CT、血液検査、診察で異常なし。 *** 06年4月15日から始めたブログを更新中。⇒ 上の『ホーム』のボタンをクリックして下さい。 *** 顛末の続きなどの記事は分類してフリーページに下記のようにまとめているところです。(概ねカテゴリと一緒ですが) 病院のいろいろ 癌治療・再発防止のために 癌との付き合いあれこれ *** 07年2月より、新ブログで更新中 『癌っ の後だから普通の日常』 『ぴょんの子育て日記(癌っの後だから普通の日常:パート2)』 *** ジャンル別一覧
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