早期解決求む！ジャパンオープン

2009年06月08日

ジャパンオープンが6月5日(金)～7日(日)まで行われましたが、何だか妙な結果となったようですね。

報道によると、7月26日から行われるローマの世界選手権へ出場する代表選手を32種目中11種目で破ったそうですが、そのうち9種目は認可外水着を着た選手ということでした。
中学新、高校新が計11個出て、大半が認可外水着を着た選手によるものでしたが、11個は多いですよね。

この結果を報道されていることを受け、さらに水着問題を大きくしてしまっているように感じました。特に注目されているのは高校新が日本新につながるケース。今年の高校総体や日本学生選手権などではそのような結果も考えられるため、疑問視されている方も多いようです。

2010年の3月までは世界記録と日本記録を出した選手以外は国内の記録を全て認める（学童記録・中学記録・高校記録など）と日本水泳連盟が発表していますが、その後、今回のような記録が多く出ている事態には、水着による影響は否定できないと言われています。

この規制は、時期的にまだ半年以上もあるため、今後どうなってしまうのでしょうか。
私としては、選手にとって迷惑な話なので、余り話題にしたくない問題ですが、どうしても話題としてしまいます。

大きく報道されていることも関係しているとは思いますが、この話題を拭い去ることはできないのでしょうか。

ジャパンオープンでの世界記録に後一歩及ばなかった入江選手の涙は、水着問題の苦しさをとても感じました。
この悔しさをバネに水着のことは跳ね除け、さらに強くなって欲しいと心から応援しています。

北島選手の名言「泳ぐのは俺だ！」という本来、当たり前のことができていないことに大きな問題があるわけです。

この原因は一体どこにあるのでしょうか。このことに触れるのはうんざりです。報道でもありましたが、株価に影響しているということだけ書いておこうと思います。

非常にややこしくなってしまっている水着問題。
日本水泳連盟と契約している3社(ミズノ、デサントアリーナ、アシックス)の高速水着は、レーザーレーサー以上の水着を開発しています。

しかし、現在のところ、スピード社の競泳水着であるレーザーレーサーを最高基準としているため、匹敵する水着にしなければならないというのが今回の再提出という厳しい結果になっていると理解しています。

全ての水着がほぼ同条件となることで選手にとって安心できることにつながるため、次回の6月19日までに再提出となっている水着の承認と、今後の国内販売を1日でも早く広めていって欲しいと思います。

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Last updated 2009年06月09日 19時42分15秒
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