競泳水着女子部

2010/01/12(火)21:37

2010年展開のレーザーレーサー系競泳水着の違い

開発競泳水着の見所(103)

従来展開されてきたスピードの織物水着には歴史があり種類が豊富にあります。それらは、FINA認可を受け、2010年に販売されていくわけですが、これらのほとんどは現在、すでにマスターズ向けなど格下げされた水着となってきている段階にあると言えそうです。では、2010年からトップ選手が着用する水着は一体何でしょうか?それは、先日発表された競泳水着「レーザーレーサーエリート」です。これに続き、出来るだけ機能を下げず、価格を下げた「 レーザーレーサープロ」や、マスターズ向けの「レーザーレーサーコンプ」が3月頃に登場してきます。そこで今回、2010年のレーザーレーサーシリーズ水着の機能について何が違うかを考えてみたところ以下のような感じになりました。 レーザーレーサーエリート レーザーレーサープロレーザーレーサーコンプ織物素材名(A)レーザーパルス(B)レーザーパルス2(C)エンデュランス(D)3D・3パーツ設計○○○(E)ボンデットシーム(完全無縫製)○××(F)ハイドロフォームコンプレッション○○×なるほど、このような展開になっているのですね。(*・`o´・*)ホ―エリートがFINA承認水着の中で一番の高機能☆ところで、2008年にFS-PROというレーザーパルスを使った水着が登場していましたが、レーザーレーサープロとどちらが機能的に上なのでしょうか。・・σ( ・´_`・ )。oO価格を見ると、明らかに差があるのでプロの方が上と、単純に見てもいいかなぁと・・・。何か実験してみたいものですね。。。コンプについての詳細はまだ私にはよく分かっていませんが、分かり次第、説明しようと思います。水着に詳しくない人にとっては、言葉が難しいので説明文を以下に載せておきます。ご参考下さい♪(A)レーザーパルス2008・2009年のレーザーレーサーに使われていた極薄で超軽量の撥水性に優れた織物素材のこと。ボディを理想的な流線型に整え、抵抗を軽減。筋肉の振動と肌の浪打を抑制し、抵抗を軽減させ、パワーを生み出す働きがある。(B)レーザーパルス2全てのパーツを一重で構成するために、耐久性に優れ、着圧パワーの高い新しいタイプのレーザーレーサーパルスを使用。速さのためのキツさは損なわずに、レーザーレーサーエリートのように2重部分をなくすことで軽量化を実現。(C)エンデュランス耐塩素性、撥水性、迅速に乾燥する素材。比較的長持ちしやすいため、トレーニング用として期待されている。(D)3D・3パーツ設計スイマーのボディに最大限フィットするための力学設計。400名以上のトップスイマーのボディスキャンデーターをとり、約30ものパーツが必要だった従来水着に比べ、3つのパーツに設計したもの。(E)ボンデットシーム(完全無縫製)超音波で溶着する無縫製構造で、とてもスムーズでしかもスイマーの動きにフィットした、理想的な流線型のフォルムを可能としている。2008・2009年に活躍したレーザーレーサーで取り入れられた方法。(F)ハイドロフォームコンプレッションレーザーパルス素材[(1)参照]を採用し、体全体をコンプレッション(着圧により血流を促進させるもの)で包み込み、理想の流線型のフォルムを可能にする新世代スイムスーツデザインのこと。効率的な動きを可能にし、高次元の運動性を実現。

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