テーマ:☆詩を書きましょう☆(8323)
カテゴリ:ポエムの仮面
どこの席でもいいのです。
あなたのすぐ後ろの席ならば。 手を伸ばせば触れられるあなたの髪、肩、背中。 私の視線を感じますか。 瞬きもせず、あなたを見つめている間に 秒針は何周したことでしょう。 見つめ合うことより、目の前のあなたの後ろ姿に ほんのりとしたときめきを感じて 気持ちもからだもふわふわと浮いているよう。 振り向いて欲しいけど今は振り向かないでください。 このまま私のささやかな幸せを続けさせてください。 あなたの視線を受け止める勇気ができたら あなたの言葉を受け止める冷静さを覚えたなら 私は魂の叫びを唇に乗せることでしょう。 こんなに近いのに私が何もしないのは 私が何かしたら、すべてが終わってしまうからです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月04日 23時30分58秒
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