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毒多ぁ亀山の小児科日誌

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2017年03月の記事

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☆ペリアクチン喘息☆

「喘息？って言われてます」「2才過ぎて吸入で良くなれば喘息ですね」「耳鼻科の薬で苦しくなります」「ペリアクチン喘息ですね」　1ヵ月前から鼻汁・咳嗽・喘鳴のある2才10ヵ月の男の子。両親花粉症・茶猫1名。　近医で喘息？と言われオノンを処方されたら鼻汁がよく出るので、耳鼻科に行ったら(ペリアクチン)内服するたびに、呼吸が苦しくなったので、亀クリを受診しました。36.7℃､SpO2:97%　鼻粘膜の腫脹充血と胸部に喘鳴･陥没･ラ音を認めたので、メプチン＋インタール吸入したら、喘鳴は消失しました。SpO2:97%→98%　2才10ヵ月：IgE:161､HD4(28.6)､ﾀﾞﾆ4(28.4)､杉3(8.85)､卵白0.34､猫0.18､ｲﾈ科･ｶﾋﾞ･黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌･ﾐﾙｸ･小麦＜0.10､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　喘息の説明するとともに、喘息発作には、ペリアクチンは禁忌であることを説明しました。　ペリアクチンは、ピタっと止めるので、爆睡します(抗セロトニン作用)。ピタッと止めるので、ハナとタンが詰まります(抗ヒスタミン作用)。　喘息発作にはペリアクチン使用禁忌ですが、隠れていた軽い喘息がペリアクチンで重くなることも、よくあります。恐い恐い。

2017年03月31日

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☆5年ぶり検査☆

「1ヵ月続いているんです」「検査してもいいですか？」「してください」「花粉症ですね」　5年前に、膿性鼻汁・鼻閉・副鼻腔炎が2年間通院しても治らないので受診したことのある、G市の、10才の男の子。父春秋花粉症､母花粉症・手荒れＡＤ､実家に白猫1名　5才4ヵ月：IgE:26､ｲﾈ科･ｶﾋﾞ･ﾌﾞﾀｸｻ･ｼﾗｶﾝﾊﾞ･杉･ﾀﾞﾆ･HD･猫･ﾋﾉｷ≦0.34　冷え症の鼻炎・蓄膿として、黄耆建中湯+シングレア追加処方したら、良くなってしまい。しばらく来ませんでした。　1ヵ月前から、また鼻汁・鼻閉が酷くなったので、しばらくぶりに来ました。　軽度鼓膜発赤と鼻粘膜の強い腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査しました。　10才5ヵ月：IgE:123､ｲﾈ科3(9.43)､杉3(6.06)､ﾋﾉｷ1(0.66)､ﾀﾞﾆ1(0.59)､HD1(0.55)､ｶﾋﾞ･ﾔﾌﾞｶ･ﾖﾓｷﾞ･ﾌﾞﾀｸｻ･蛾＜0.10 、ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)、マイコ抗体(-)、溶連菌迅速(-)　症状は、AZM+ﾌｪｷｿﾌｪﾅｼﾞﾝ+ｶﾙﾎﾞｼｽﾃｲﾝ内服で良くなってしまいました。　花粉＋マイコっぽいです。　今年は、花粉症デビューが多いです。恐い恐い。

2017年03月30日

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☆イクラ負荷試験？自分でしてね☆

「検査してください」「イクラ(+3)卵白(+2)です」「食べても大丈夫でしょうか？」「下がってるので将来的にはOKです」　前回、いくらアレルギー：亀クリ最高値が発覚した2才9ヵ月の男の子。　除去食+インタール1年間で、再検査に来ました。　2才9ヵ月：IgE:152､ｲｸﾗ3(10.1)､卵白2(0.85)､杉0.31､ﾐﾙｸ0.25､ｵﾎﾞﾑｺｲﾄﾞ0.24､小麦0.17､卵黄0.12､ﾋﾟｰﾅｯﾂ0.12､ｿﾊﾞ･ﾄﾏﾄ＜0.10　IgE:176⇒152､ｲｸﾗ4(29.8)⇒ｲｸﾗ3(10.1)､卵白3(4.54)⇒卵白2(0.85)　良くなってました。どんどん解除できそうです。　イクラ負荷試験するのかって？。考え中です。恐い恐い。飛騨はイクラが大好きです。

2017年03月29日

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☆7年来のお願い！☆

「体にボロボロが」「これは紅斑ですね」「検査してください」「1項目300円もしますよ」「してください」「イムノカードマイコプラズマ抗体(+)です」　9才から、時々、鼻炎で受診する、16才の女の子。両親鼻炎？　受診するたびに「血液検査」を「15才までに」「医療費無料のうちに」しつこくお願いしておりましたが、毎回断られておりました。　2年前から、体部がガサガサしておりましたが、1ヵ月前から、粟粒大の紅斑が強くなってきたので、受診しました。36.0℃　鼻粘膜の強い腫脹充血および咽頭扁桃の軽度発赤腫大を認めましたので、検査しました。　16才8ヵ月：IgE:229､ﾀﾞﾆ4(30.9)､ｼﾗｶﾝﾊﾞ4(25.8)､HD4(24.8)､杉3(8.51)､ｲﾈ科2(1.54)､ﾌﾞﾀｸｻ0.13､ﾏﾗｾﾁｱ･ﾋﾟﾃｨﾛｽﾎﾟﾘｳﾑ･黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌･ｶﾋﾞ＜0.10､TARC203､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)､ﾏｲｺ抗原(-)､溶連菌迅速(-)　花粉症だったので、母はびっくり。　症状は、AZM+タリオン内服で、改善しております。花粉+マイコ？。恐い恐い。感染性の紅斑

2017年03月28日

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☆朝鮮修学旅行から無事生還☆

「無事帰ってきました」「38度線は？」「楽しかったです」「ロッテワールドは？」「美味しかったです」　8年前から、時々、鼻炎で受診する17才の男の子。　9才5ヵ月：IgE:389､ﾀﾞﾆ5(72.9)､HD5(64.9)､ﾔﾌﾞｶ1(0.56)､穀物･食物･犬･杉･ｲﾈ科･ｶﾋﾞ･ﾋﾉｷ･猫･雑草≦0.34　有名高校が諦める中、先週、N高校の修学旅行で「南朝鮮」「38度線」「姉妹校」「ロッテワールド」などで研修してきましたが、無事帰ってきました。　感想を聞いたら「楽しかった」「美味しかった」とのことです。　純粋な少年少女たちには、テポドンの恐ろしさも、キムチの臭さも、わからないようです。恐い恐い。

2017年03月27日

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☆おたふくvsトビヒ☆

「おたふくの後調子が悪いんです」「耳下腺は触れませんね」「皮膚のボロボロは？」「トビヒっぽいですね」「検査してください」　生後2ヵ月から鼻炎で時々受診する3才の女の子。父兄姉鼻炎　生後8ヵ月：IgE:348､ﾐﾙｸ2.43､卵白0.78､ｵﾎﾞﾑｺｲﾄﾞ0.72､大豆0.29､卵黄0.18､小麦＜0.10　1才4ヵ月に腹部ボロボロカサカサで亀クリを受診しましたが、なぜか、皮膚科で生後8ヵ月に血液検査してました。　1才4ヵ月：IgE:8､ﾀﾞﾆ･卵白･ﾐﾙｸ･小麦･大豆･ｴﾋﾞ･ｼﾞｬｶﾞｲﾓ･卵黄･ﾊﾞﾅﾅ･ｵﾎﾞﾑｺｲﾄﾞ＜0.10､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　1ヵ月前に、兄姉が耳下腺炎になった後から、耳下部が腫れ、17日前に、右耳下部腫脹と背部カサカサを訴え受診しましたが、耳下腺腫脹は判然としませんでした。　その後も、鼻汁・咳嗽・下痢が続くので受診しました。　3才7ヵ月：IgE:215､ﾀﾞﾆ4(24.0)､HD4(23.1)､卵白2(0.91)､黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌1(0.64)､ﾐﾙｸ0.11､ﾋﾟﾃｨﾛｽﾎﾟﾘｳﾑ･ﾏﾗｾﾁｱ･大豆･ｶﾋﾞ･小麦＜0.10、TARC283、ムンプス-IgG抗体(+)4.6､ムンプス-IgM判定(-)0.79　今回はおたふくではありませんでした。　もちろん、ムンプスIgG抗体価は十分(≧4.0)ですので、予防接種は不必要です。恐い恐い。AD+皮膚感染症

2017年03月26日

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☆イネ科でした☆

「1週間前からハナとタンが」「鼻炎っぽいですね」「アレルギー検査してください」「イネ科(+3)でした」「息子の検査も」「もう3才ですよね」「年末に市販の卵焼きで蕁麻疹が3日間出たんです」　1週間前から鼻汁・黄色痰のある36才の第2子授乳中の母。　鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査しました。　36才5ヵ月：IgE:43､ｲﾈ科3(7.67)､杉0.21､ﾌﾞﾀｸｻ0.11､犬･ﾀﾞﾆ＜0.10　イネ科花粉症だったので、母はビックリ。　3才児・長男に市販の卵焼きを食べさせたら、蕁麻疹が出たので、再検査希望です。　長男は、生後1ヵ月から額・顔カサカサ､3ヵ月から体部カサカサのあった男の子。両親花粉症。Dx1名。　ステロイド塗布しても良くならないので、亀クリを受診しました。　生後6ヵ月：IgE:10､犬2(1.29)､卵白2(0.87)､卵黄0.12､ｲﾈ科･HD･ﾐﾙｸ･小麦･米･大豆･ﾘﾝｺﾞ＜0.10　1時間食事指導のうえ、強酸性水消毒+ラベンダーでどんどんきれいになってます。　生後11ヵ月：IgE:15､卵白2(1.24)､犬1(0.52)､卵黄0.34､ﾋﾟｰﾅｯﾂ･ﾀﾞﾆ･HD･ﾐﾙｸ･大豆･ｵﾎﾞﾑｺｲﾄﾞ･小麦＜0.10　1才8ヵ月：IgE:15､卵白2(1.24)､犬1(0.52)､卵黄0.34､ﾋﾟｰﾅｯﾂ･ﾀﾞﾆ･HD･ﾐﾙｸ･大豆･ｵﾎﾞﾑｺｲﾄﾞ･小麦＜0.10　3才になったので、除去解除しましたが、年末に市販の卵焼きで全身蕁麻疹が出たので検査しました。　3才3ヵ月：IgE:14､ｵﾎﾞﾑｺｲﾄﾞ2(1.26)､卵白2(1.08)､犬･卵黄･杉･ｲﾈ科･大豆･HD･ﾀﾞﾆ･ﾌﾞﾀｸｻ＜0.10 　オボムコイドが陽性になってました＞＜　オボムコイド(耐熱性卵蛋白)が陽性だと、火が通っていても出やすいよね。恐い恐い。　もちろん、3才で卵(+2)ですので、試しても(食べて慣らしても)危険はありません。恐い恐い。

2017年03月25日

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☆OD vs半夏白朮天麻湯(^o^)/☆

「半夏白朮天麻湯処方してください」「･･･」「日赤でもらったんです」「･･･」　6才10ヵ月に4才からの鼻炎中耳炎が耳鼻科通院でも治らないと受診したことのある15才の女の子。　鼻炎・中耳炎は「黄耆建中湯」ですっかり良くなりましたが、夜尿症は良くなりません。　7才6ヵ月：尿浸透圧：763 mOsm/L　夜尿は、デスモプレシン･ｽﾌﾟﾚｰで何とかなりました。　12才から、朝の頭痛がひどいとのことで受診しましたが、鼻炎・中耳炎の治療をしても良くなりません。　12才6ヵ月：IgE:144､ﾀﾞﾆ3(16.2)､HD3(13.5)､杉3(3.75)､ｼﾗｶﾝﾊﾞ0.31､蛾0.26､ﾋﾉｷ0.24､ｲﾈ科0.18､ﾌﾞﾀｸｻ0.13､猫･犬＜0.10　起立性調節障害(OD：Orthostatic ｄysfunction)を疑い、メトリジン ⇒ エホチールで良くなった、と油断していたら。　日赤で半夏白朮天麻湯を処方されたら、劇的に改善したとのことでした。総合病院。漢方。恐い恐い。　漢方で病気が治るなんて。知りませんでした。　漢方の勉強しなくっちゃ。恐い恐い。

2017年03月24日

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☆里芋vsマイコ？☆

「里芋の検査してください」「里芋という項目はありませんね」「アレルギーの検査してください」「里芋のアクは花粉に近いですね」「アレルギーの検査してください」「ﾀﾞﾆ(+5)HD(+5)猫(+4)杉(+3)ﾋﾉｷ(+3)です」「･･･」　2・3才頃に里芋でOAS(口腔ｱﾚﾙｷﾞｰ症候群)・耳・胸掻痒のあった7才の女の子。うどん嫌い。父実家猫1名、家族にｱﾚﾙｷﾞｰなし。　1週間前から眼掻痒とものもらいが治らないので亀クリを受診しました。37.0℃　鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査しましたが、溶連菌迅速(-)マイコプラズマ抗原(-)でした。　7才6ヵ月：IgE:418､ﾀﾞﾆ5(74.0)､HD5(63.9)､猫4(37.3)､杉3(7.24)､ﾋﾉｷ3(3.75)､ｶﾋﾞ0.19､ｲﾈ科･ｼﾗｶﾝﾊﾞ･ﾌﾞﾀｸｻ･小麦＜0.10､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　里芋という検査項目はありませんが、芋(のアク)は花粉と近い関係にありますので、検査したら、杉ヒノキ花粉症でした。　おそらく家族にも、花粉症が、隠れていることでしょう。恐い恐い。

2017年03月23日

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☆脱ステを目的にしてはいけません☆

「きれいになりましたね」「検査してください」「数値も下がってますね◎」　昨年。軟膏が強くなったので「ステロイドをやめたい」と受診したことのある、4才の男の子。　生後6ヵ月：IgE:54､ﾐﾙｸ1.92､動物上皮0.46､大豆0.21､胡麻0.10､ﾀﾞﾆ･HD･卵白･小麦･ﾋﾟｰﾅｯﾂ･ｲﾜｼ･卵黄･ﾊﾞﾅﾅ≦0.34　3才8ヵ月：IgE:336､小麦2(0.97)､ﾀﾞﾆ2(0.84)､卵白1(0.59)､HD1(0.58)､大豆1(0.36)､ﾐﾙｸ0.22､犬0.19､ﾏﾗｾﾁｱ･ｶﾋﾞ･黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌＜0.10､TARC:425､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　ステロイドをやめることを目的にするのは間違い。「いろいろ努力したらステロイド止めれちゃったよ～」結果とするならばOKですので、除去食+インタール+強酸性水消毒+非ステから、やり直し、していただきました。　良くなりました。　4才5ヵ月：IgE:206､杉4(41.2)､ﾊﾞﾅﾅ2(1.23)､HD1(0.58)､小麦1(0.47)､卵白1(0.36)､ｵﾎﾞﾑｺｲﾄﾞ0.28､大豆0.18､ﾄｳﾓﾛｺｼ0.14､ｼﾞｬｶﾞｲﾓ0.10､卵黄＜0.10､TARC481､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　数値も下がってました。　脱ステは、目的じゃなくて結果だね。恐い恐い。

2017年03月22日

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☆花粉で熱傷状態☆

「今年はひどいんです」「昨年の数倍らしいからね」「点滴してください」「IgE：14231でした」「･･･」　乳児期からの全身ADにステロイド塗布していたG市生まれの19才の遊撃手。母鼻炎・兄AD　生後4ヵ月：IgE:480､卵白2.6､卵黄0.09､牛乳0.07､小麦・米･大豆・ﾀﾞﾆ・HD≦0.05　生後6ヵ月：IgE:2700､卵白>100､牛乳69､ﾀﾞﾆ25､卵黄7.4､HD4.0､大豆7.1､鶏肉1.2､米1.2､ｶﾝｼﾞﾀﾞ0.08､小麦・豚肉≦0.05　1才0ヵ月：IgE:1100､胡麻43､卵白34､牛乳18､ﾀﾞﾆ10､卵黄5.9､HD4.0､米1.3､大豆0.71､ｶﾝｼﾞﾀﾞ0.08､小麦0.072才0ヵ月：IgE:1700､ﾀﾞﾆ60､HD51､胡麻23､卵白11､牛乳8.9､卵黄1.3､米0.48､大豆0.29､､小麦0.06､豚肉≦0.052才10ヵ月：IgE:760､ﾀﾞﾆ･HD>100､胡麻6.9､卵白2.9､牛乳1.6､卵黄0.36､米0.28､大豆0.20､鶏肉0.08　3才5ヵ月：IgE:690､ﾀﾞﾆ･HD>100､胡麻17､卵白1.7､牛乳0.87､米0.18､卵黄0.16､大豆0.15､鶏肉0.15､　5年前に、アンテベート塗布無効、全身熱傷状態で亀クリを受診しました「修学旅行にTDL行きたい」～MINO+ﾃﾞｶﾄﾞﾛﾝ点滴で、なんとかTDL行けました。　14才6ヵ月：IgE:3222､ﾀﾞﾆ6(206.0)､HD6(191.0)､杉5(86.2)､ﾏﾗｾﾁｱ4(33.0)､ﾋﾟﾃｨﾛｽﾎﾟﾘｳﾑ3(6.12)､ｶﾋﾞ2(2.52)､黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌2(2.31)､ｼﾗｶﾝﾊﾞ2(0.76)､ﾌﾞﾀｸｻ1(0.63)､ｲﾈ科1(0.61)､TARC5118､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　部活で花粉など浴びまくると悪化も殺菌消毒＋抗菌剤で耐えておりました。　15才4ヵ月：IgE:4083､黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌B6(465.0)､HD6(211.0)､ﾀﾞﾆ6(199.0)､黄色ブドウ球菌A6(123.0)､ﾏﾗｾﾁｱ4(48.6)､杉4(18.3)､ｶﾝｼﾞﾀﾞ3(14.7)､ﾋﾟﾃｨﾛｽﾎﾟﾘｳﾑ3(7.39)､ﾄﾘｺﾌｨﾄﾝ3(7.19)､ﾋﾞｰﾙ酵母3(6.06)､ｶﾋﾞ3(5.50)､ﾋﾉｷ3(3.74)､蛾2(2.46)､ｱﾙﾃﾙﾅﾘｱ2(1.91)､ｲﾈ科2(1.25)､TARC3059､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　卒業してA県に行ったら、さらに悪化。　今春は、またまた熱傷状態でA県から点滴に来てしまいました。　19才4ヵ月：IgE:14231､HD6(360.0)､杉4(21.5)､TARC24348､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　生後6ヵ月のIgE:2700は、成人したら、IgE:27000の予備軍だからね。部活で花粉浴びまくってると。厳しいね。恐い恐い。花粉で発赤ガサガサ一部熱傷状態

2017年03月21日

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☆花粉でガサガサ↑？☆

「ガサガサがひどいです」「花粉かも？」「検査してください」「杉(+3)です」　生後3ヵ月から頬部発赤ガサガサのあった、8才の女の子。父鼻炎卵×母座瘡　生後5ヵ月：IgE:7､卵白2(1.51)､ﾐﾙｸ2(0.93)､ﾀﾞﾆ･大豆･ﾊﾞﾅﾅ･犬･ﾄﾏﾄ･小麦≦0.34　しばらく来ませんでしたが、すし店の蒸し海老で蕁麻疹。　1才9ヵ月：IgE:981､ﾀﾞﾆ4(47.2)､HD4(47.2)､ｴﾋﾞ1(0.44)､大豆1(0.39)､米･ﾊﾞﾅﾅ･犬･ｶﾋﾞ･卵白･ﾄﾏﾄ･ﾐﾙｸ･小麦≦0.34　3才5ヵ月：IgE:927､HD6(221.0)､ﾀﾞﾆ6(231.0)､ｴﾋﾞ2(1.30)､ﾊﾞﾅﾅ1(0.36)､大豆･ﾐﾙｸ･ﾏﾗｾﾁｱ･ｶﾋﾞ･杉･胡麻･ｿﾊﾞ･ﾋﾟｰﾅｯﾂ≦0.34　6才6ヵ月：IgE:702､ﾀﾞﾆ5(91.1)､HD5(73.7)､杉2(1.27)､ｴﾋﾞ1(0.49)､ｲﾈ科0.20､ｶﾋﾞ0.15､ﾌﾞﾀｸｻ0.12､ﾊﾞﾅﾅ･犬･ｼﾗｶﾝﾊﾞ･ｶﾆ＜0.10　最近急にガサガサが酷くなったので受診。　8才5ヵ月：IgE:1195､ﾀﾞﾆ6(138.0)､HD6(118.0)､杉3(11.7)､蛾3(5.31)､ｲﾈ科2(0.72)､ｼﾗｶﾝﾊﾞ1(0.48)､ﾌﾞﾀｸｻ1(0.44)､ｴﾋﾞ1(0.37)､ｿﾊﾞ0.27､ﾐﾙｸ0.18､TARC318､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(±)　今年は、花粉でガサガサの児が多いです。恐い恐い。

2017年03月20日

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☆第17回園・学校保健委員会勉強会☆

「食物アレルギーで皮膚炎が出ることはありません」「･･･」「必ず食べられます」「日赤のお向かいで開業している亀山と申します」「･･･」「関西の患者さんからブログに問い合わせがあったんですが」「大阪の外れでもよければどうぞ」　高山赤十字病院3階講堂で「第17回園・学校保健勉強会」に出席してきました。　にしむら小児科（〒582-0021 大阪府柏原市国分本町３丁目９−３ http://www009.upp.so-net.ne.jp）の「西村龍夫先生」が、併設する保育園で、食物アレルギーによるアトピー性皮膚炎が、ミックスパウダーで、全例食べられるようになる症例提示をされておられました。　皮膚炎の原因は皮膚が弱いからである　食べ物で皮膚炎が出ることはない　食物アレルギーと皮膚炎は関係ない　アトピーが増えた原因は血液検査をするからである　血液検査と皮膚炎は関係ない　ミックスパウダーで必ず食べられるようになる　アトピーの犯人は「毒多ぁ」だったと気づかされましたので、亀クリでも「食べて慣らす」コースを開始しようと思います。　薬局にミックスパウダーを作ってもらい、毎日たべさせます。　2.5mgミックスパウダー 0.1g/日2週間 ⇒ 7.5mgミックスパウダー 0.15g/日2週間 ⇒ 20mgミックスパウダー0.2g/2週間　もちろん症状が出たら、きちんとステロイドで抑えます。　2.5mgミックスパウダー：卵0.5ｇ･小麦0.5ｇ･粉ミルク1.5ｇ･そば粉0.5ｇ･きな粉0.5ｇ･ピーナッツ粉0.5ｇ･ラックビー5.0ｇ･ミヤBM5.0ｇ･ビオフェルミン6.0ｇを100包に分包(1回0.1ｇ)　　もちろん。今まで通りの間違った医学コース(除去食+インタール)も残します。　合うものを探す、合わないものを減らす、入るほうを減らす、出るほうを増やす、症状が下がる、数値が下がる。　どちらでもOKですが、食べて慣らすコース希望の人は、亀クリには来ないでしょう。恐い恐い。

2017年03月19日

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☆牛肉が食べられません？☆

「牛肉の検査してください」「？？？」「食べるとお腹が痛くなるんです」「毎回ですか？」「時々です」「体調？鮮度？部位？産地？調理法？」「検査してください」　5才から鼻炎･難聴のある22才の男の子。トイプー1名･母鼻炎。　牛肉を食べると、腹痛・嘔吐・下痢・があるので、検査してほしいと受診しましたが、鼻粘膜の腫脹充血を認めたので、検査しました。　22才6ヵ月：IgE:101､杉3(5.71)､ﾀﾞﾆ2(2.49)､HD2(2.13)､蛾2(0.80)､ｲﾈ科1(0.52)､ﾆﾝﾆｸ0.11､牛肉･犬･ｼﾗｶﾝﾊﾞ･ﾌﾞﾀｸｻ＜0.10､CRP＜0.05､ALT14､CHE223､TG73､Tcho170､LDL101､HDL63､TP6.5､ALB4.2､UA3.3､Fe22､ﾌｪﾘﾁﾝ＜4.9､Hb7.2､Ht26.5､MCV58､WBC2880(Baso2.1､Eos4.5､Lym33.0､Mono7.6､Neut52.8)　腹部症状は、毎回ではないとのことでしたので、毎回ならば検査で出るかもしれないが、毎回でなければ、牛肉蛋白のアレルゲンではなく(隠れ型)、脂肪(リノール酸・アラキドン酸)、アク(仮性アレルゲン・ヒスタミン)が合わない場合があるので、産地、販売店、部位、等級、調理法などをよく、検討していただくこととしました。　〇〇総本店の、飛騨牛A5等級を、レアで、520g食べたら、2回嘔吐3回下痢した。とか、✖明の飛騨牛？？をもらい、色と臭いがおかしかったのでウエルダンにしたが、150gで50回下痢した、とか、メモって、個体識別番号までわかれば言うことありません。恐い恐い。

2017年03月18日

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☆溶連菌性頭痛2ヵ月vs CT/MRI☆

「頭痛が2か月間良くならないんです」「ハナノド赤いですね」「CTもMRIも異常ないんです」「溶連菌迅速(+)です」「抗生剤CFPN-PI内服で良くなりました」　生直後から全身AD+食物アレルギーだったN県C市の13才の男の子。両親花粉症、兄AD。　5才1ヵ月：IgE:1279､犬6(256.0)､卵白6(113.0)､ﾀﾞﾆ4(22.8)､小麦4(17.8)､ｼﾞｬｶﾞｲﾓ4(17.5)､ｲﾈ科3(14.2)､ﾗｲ麦3(13.5)､胡麻3(13.1)､ｿﾊﾞ3(10.5)､ﾌﾞﾀｸｻ3(9.71)､ﾐﾙｸ3(9.01)､ﾆﾜﾄﾘ羽毛3(6.31)､杉3(5.22)､ﾖﾓｷﾞ3(4.50)､ﾊﾞﾅﾅ2(2.97)､大豆2(1.91)､松2(1.37)､鱈･ｲｶ･ﾎﾀﾃ･ｴﾋﾞ･ｱﾋﾙ羽毛･絹･ｶｶｵ≦0.34､TARC169　9才2ヵ月：IgE:5917､犬6(1599.0)､卵白6(322.0)､HD4(41.2)､ﾀﾞﾆ4(35.7)､杉4(35.2)､ｶﾋﾞ4(33.4)､小麦3(15.2)､ｿﾊﾞ3(10.5)､ﾐﾙｸ3(10.4)､ﾋﾉｷ3(7.23)､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　先週、父が溶連菌(+)だったので「家族で調子悪い人が居たら感染ってるよ」と脅かしたら、病院で「2ヵ月間原因不明の頭痛」が続いている息子を連れてきました。　鼻粘膜の腫脹充血と咽頭発赤を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。　13才2ヵ月：IgE:2057､犬6(688.0)､卵白5(61.6)､杉4(38.7)､猫4(31.6)､ﾀﾞﾆ4(25.5)､卵黄3(12.6)､ﾌﾞﾀｸｻ3(9.54)､ﾐﾙｸ2(3.12)､ﾁｰｽﾞ2(3.48)､牛肉0.21､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)、溶連菌迅速(+)　頭痛は、抗生剤CFPN-PI+(ﾌｪｷｿﾌｪﾅｼﾞﾝ+ｵﾉﾝ+葛根湯加川弓辛夷)で良くなってしまいました。　杉花粉＋溶連菌のスーパー抗原。恐い恐い。

2017年03月17日

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☆大都会カビっぽいですね？☆

「T山に行ったら背中がひどいんです」「これはカビですね」「カカカビ！？！」「余程弱っているんですね」　乳児期からAD+食物アレルギーで除去食中(卵･牛乳･乳製品･ｶﾆ)の16才の女の子。　10年前に川で溺れたのを母が飛び込んで助け、水に濡れた携帯を車内ダッシュボードの高温で復活したことがありました。　13才2ヵ月：IgE:432､杉6(171.0)､ﾋﾉｷ4(37.7)､ﾀｹﾉｺ4(18.3)､ｼﾗｶﾝﾊﾞ4(18.2)､ｲﾈ科3(15.5)､胡麻3(14.2)､小麦3(10.2)､ﾄﾏﾄ3(9.00)､ﾄｳﾓﾛｺｼ3(7.85)､大豆3(7.31)､ｽｲｶ3(6.58)､ﾌﾞﾀｸｻ2(2.95)､ﾗﾃｯｸｽ2(2.66)､ｼﾞｬｶﾞｲﾓ2(1.62)､卵白2(1.44)､ｴﾋﾞ1(0.43)､ｶﾋﾞ1(0.39)､HD1(0.35)､ｻｹ0.34､ﾁｰｽﾞ0.32､ｶﾆ0.29､猫0.27､ﾔﾌﾞｶ0.26､鶏肉0.25､ﾏｸﾞﾛ0.24､ﾀﾞﾆ0.24､牛肉0.21､ﾐﾙｸ0.13　H村中学卒業して、T山高専に入学したら、背部のガサガサ色素沈着が悪化しました。　どう診てもカビなので、検査したら、やっぱりカビでした。　16才1ヵ月：IgE:752､杉5(93.9)､ﾋﾟﾃｨﾛｽﾎﾟﾘｳﾑ4(46.5)､ﾏﾗｾﾁｱ4(22.4)､ｼﾗｶﾝﾊﾞ3(11.6)､ｲﾈ科3(10.0)､大豆2(2.54)､ｶﾋﾞ0.25､HD0.20､ﾋﾞｰﾙ酵母0.18､黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌 0.13､TARC580､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　症状はｲﾄﾗｺﾅｿﾞｰﾙ+V剤内服+強酸性水消毒で良くなってます。　カビを増やすのはストレスです。　平成大合併からのけ者にされた人口2千人+つちのこ1名のH村から40万都市はストレスだよね。恐い恐い。AD+カビ？

2017年03月16日

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☆トビヒ？vs過換気？☆

「激しく泣いてプルプルするんです」「AD+皮膚感染症+過換気ですね」「おっぱいが足りないんですか？」「粉ミルク足してください」　顔にブツブツのある1ヵ月の男の子・両親花粉症。激しく泣いて、四肢がプルプル震えるので亀クリを受診しました。　鼻粘膜の腫脹+AD+皮膚感染症+空腹による啼泣+過換気と思われましたので、鼻汁培養のうえ、粉ミルクを足していただきました。　生後1ヵ月：鼻汁培養：MSSA(1+)　インタール+CFPN-PI内服+強酸性水消毒+ラベンダー軟膏+フシジンレオ軟膏塗布で経過観察中です。　妊娠中は果物以外は気をつけていたようです。恐い恐い。黄色痂皮はAD+黄色ブドウ球菌

2017年03月15日

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☆HCVの検査と治療？☆

「肝臓の検査してください」「検査はしますが病院に紹介します」「･･･」　46才からC型肝炎と不眠症でA県の市民病院に掛っていた56才の男性。　8年前に、寿司屋で蕁麻疹が出たので、亀クリを受診しました。烏賊・海老・ぽかり2L/日が好き。母C型肝炎キャリア。　48才2ヵ月：IgE:642､穀物2(0.84)､ｲﾈ科2(0.71)､杉1(0.60)､食物1(0.54)､ｴﾋﾞ1(0.54)､雑草1(0.53)､ｲｶ･ｶﾋﾞ･黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌･ﾀﾞﾆ≦0.34、AST32､ALT59､ALP241､LDH223､CPK138､γ-GT41､ZTT10.8､CHE414､TG168､Tcho243､LDL173､TP7.2､Alb4.3､UA7.3､BUN13.6､Cr0.69､RBC577､Hb17.9､Ht54.6､MCV95､Plt18.4､WBC6520(Baso0.6､Eos4.0､Lym33.3､Mono4.9､Neut57.2)　MINO＋ﾃﾞｶﾄﾞﾛﾝ点滴＋アレグラ内服で改善。前医からの、ウルソ＋安定剤継続しておりましたが　本日、突然、HCVの検査希望で受診しました。　病院に紹介・転院・前提で、検査しました。　56才7ヵ月：IgE:400､CRP0.19､AST22､ALT25､ALP234､LDH217､CPK131､γ-GT26､Che374､TG452､Tcho245､LDL156､HDL33､Ca8.8､TP7.5､Alb4.3､UA6.9､BUN10.0､Cr0.76､Na141､K4.1､Cl104､TBil0.4､BS114､HbA1c5.6､RBC556､Hb18.1､Ht53.7､MCV97､Plt18.6､WBC7740 (Baso0.4､Eos2.5､Lym32.3､Mono7.2､Neut57.6)、HCV：GROUP2、判定(+)、INDEX2.592、UNIT17.2　病院からのお返事は「本日採血、腹部USを施行しました。2型とのことですので、ソバルディ＋コペガスで12週間の治療が良いと思います。保健所へ補助申請をしていただき、5月からの治療開始の予定とします。」でした。　10年前はウィルス性肝炎の治療薬がなかったけれど、今はあります。10年間話題にしませんでしたが、最近また来るようになりましたので、話題が出ました。恐い恐い。

2017年03月14日

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☆インフルエンザA vsマイコ？☆

「熱が39℃出ました」「ハナミミノド赤いですね」「やっと熱が出せるようになりました(^o^)/」「インフルエンザA(+)です」「ぐったりしているので点滴してください」　乳児期から喘息でシングレアを内服していた9才の女の子。父ﾀﾞﾆHD杉ﾋﾉｷ×祖母ﾌﾞﾀｸｻ×卵母ｴﾋﾞｶﾆ×。猫は居ない　1才11ヵ月：IgE:14、ﾀﾞﾆ0.71(+2)､HD0.59(+1)　喘息を繰り返し、眼と口唇の発赤腫脹と体部ガサガサも良くならないので、4才過ぎから亀クリに来ました。35.8℃。SpO2:95%。　鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大を認めますが、低体温です。　4才6ヵ月：IgE:174､ﾀﾞﾆ4(45.2)､HD4(41.9)､ｲﾈ科･ﾌﾞﾀｸｻ･ｼﾗｶﾝﾊﾞ･杉･ﾋﾉｷ≦0.34　冷え症の喘息+中耳炎として黄耆建中湯+AZM開始したら調子よくなりましたが、行事のたびに悪化します(ﾘﾝｺﾞ狩り×運動会×ﾄｳﾓﾛｺｼ畑×)。　8才6ヵ月：IgE:366､HD5(74.7)､ﾀﾞﾆ5(70.1)､ﾋﾉｷ0.14､杉0.11､ﾋﾟｰﾅｯﾂ･ｲﾈ科･ｼﾗｶﾝﾊﾞ･ﾔﾌﾞｶ･ﾄｳﾓﾛｺｼ･蛾･家兎･黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌＜0.10､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)。　黄耆建中湯まずくて続かないしAZMがだんだん効かなくなり、中耳炎･口唇浮腫･凍瘡･爪囲炎･繰り返しておりましたが　抗生剤変更AZM→TFLX著効。黄耆建中湯→補中益気湯(錠剤発売)著効。　39.1℃あり、久しぶりに、受診しました。SpO2：99%。　鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したらインフルエンザ抗原A(+)でした。　9才11ヵ月：IgE:261､ﾀﾞﾆ5(54.1)､HD4(43.0)､猫2(1.27)､犬0.22､ﾋﾉｷ0.21､杉0.15､ﾋﾟﾃｨﾛｽﾎﾟﾘｳﾑ･ﾏﾗｾﾁｱ･ｼﾗｶﾝﾊﾞ･ｲﾈ科･ｶﾋﾞ･黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌･ﾖﾓｷﾞ･ﾌﾞﾀｸｻ･蛾＜0.10､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)､CRP0.26､WBC8420(Sta1.0､Seg80.0､Lym11.0､Mono8.0)､尿ケトン(3+)　脱水強く、ラピアクタ点滴で良くなりましたが、解熱後、口唇浮腫と四肢紅斑が出現しました。　溶連菌迅速(-)、マイコプラズマ抗原(±)　喘息は出ずに、症状はTFLX+ｼﾝｸﾞﾚｱ+ｴﾋﾟﾅｽﾁﾝ+ﾒｷﾀｼﾞﾝ+桂枝茯苓丸内服で良くなりました。　インフルエンザとマイコのダブルパンチでも乗り越えました。恐い恐い。クインケ浮腫に抗生剤TFLX有効でした凍瘡～爪囲炎に抗生剤TFLX有効でした。紅斑に抗生剤TFLX有効でした

2017年03月13日

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☆杉花粉vsフルA(+)☆

「今朝からだるくてだるくて」「38.2℃ありますね」「え？！」「インフルエンザ抗原A(+)です」「えええ？」「スギ花粉症ですね」　2年前に漆かぶれで受診したことのある51才の男性。　昨日から鼻汁、今朝から倦怠が強くて受診しましたが、38.2℃ありました。　鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、インフルエンザ抗原A(+)でした。　51才2ヵ月：IgE:549､ﾀﾞﾆ4(23.0)､杉4(21.6)､HD3(16.9)､蛾0.33､ｲﾈ科0.31､ｶﾋﾞ･ﾌﾞﾀｸｻ＜0.10､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　杉花粉+マイコ+インフルエンザのトリプルパンチと思われましたが、イナビル吸入＋メジコン+ムコサール内服で、乗り切りました。恐い恐い。2年前は漆かぶれ

2017年03月12日

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☆梅安先生vs金属アレルギー☆

「金属アレルギーの検査してください！」「なじぇ？」「鍼灸院で金属アレルギーと言われたんです」「それは医師法違反ですね」　毎夏右手首・指に発赤ガサガサ掻痒のある58才の女性。昨年夏から両手の掻痒強いため、鍼灸院で相談したら、鍼灸師に金属アレルギーを指摘されたとのことです(医療まがい行為で医師法違反)。便1回/日6年前子宮頸癌術後・鼻炎。　鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、中程度の花粉アトピー＋軽度金属アレルギーでした。　58才6ヵ月：IgE:71､杉3(7.31)､ｼﾗｶﾝﾊﾞ2(2.99)､HD2(2.70)､蛾2(1.16)､ﾏﾗｾﾁｱ･ﾋﾟﾃｨﾛｽﾎﾟﾘｳﾑ･黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌･ｶﾋﾞ･ｲﾈ科･ﾌﾞﾀｸｻ＜0.10､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(±)　パッチテスト：金・パラジウム・(+)、クロム・ニッケル・アルミニウム・フェノール・ホルマリン・白金・銅・亜鉛・スズ・コバルト・(?+)、銀・水銀・コールタール・(-)　鍼灸師に刺されまくって金属アレルギー！。恐い恐い。

2017年03月11日

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☆蝶形紅斑vsマイコ☆

「顔が真っ赤なんです」「ハナノド赤いですね」「先月まで咳が酷かったんです」「マイコプラズマ(+)です」　10年位前から、毎冬頬が真っ赤になる45才の女性。柴1名。　12月中旬から熱・咳が1ヵ月以上、その後咳は治まったものの、顔の発赤がひどくなり亀クリを受診しました。　頬部に蝶形紅斑と鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、リボテストマイコ(+)溶連菌迅速(ｰ)でした。　45才2ヵ月：IgE:49､蛾1(0.67)､ﾏﾗｾﾁｱ･ﾋﾟﾃｨﾛｽﾎﾟﾘｳﾑ･黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌･ﾀﾞﾆ･杉･ｼﾗｶﾝﾊﾞ･犬･ｶﾋﾞ･ｲﾈ科＜0.10、ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)、抗核抗体(-)Ratio0.18　症状は、MINO+ﾀﾁｵﾝ+ﾃﾞｶﾄﾞﾛﾝ点滴＋AZM+ﾌｪｷｿﾌｪﾅｼﾞﾝ内服で良くなりました。　蝶形紅斑はやっぱマイコだね。溶連菌のこともあるけどね。恐い恐い。蝶形紅斑

2017年03月10日

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☆介護vsニキビvsマイコ☆

「介護で悪化したんです」「AD+皮膚感染症です」「検査してもいいですか？」「検査はしてます」「溶連菌(+)マイコプラズマ(+)です」　高1から鼻炎・座瘡､昨春高卒で介護職、昨夏から首・四肢・発赤ガサガサ悪化した19才の女の子。便1回/2日､生理痛・不順､母ﾌﾞﾀｸｻ×　近医で検査しましたが、良くならないので、亀クリを受診しました。　19才0ヵ月：IgE:1787､ﾀﾞﾆ･HD≧100､杉10.2､ﾋﾉｷ2.94､ｿﾊﾞ2.34､小麦1.39､卵白0.17､卵黄･ﾐﾙｸ･豚肉＜0.10　鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(±)リボテストマイコプラズマ(±)でした。　19才2ヵ月：IgE:125､ﾀﾞﾆ6(240.0)､HD6(219.0)､ｲﾈ科3(13.4)､黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌3(10.8)､杉3(6.86)､ｼﾗｶﾝﾊﾞ3(5.06)､ﾏﾗｾﾁｱ2(2.81)､ﾌﾞﾀｸｻ2(1.46)､ﾋﾟﾃｨﾛｽﾎﾟﾘｳﾑ1(0.47)､ｶﾋﾞ0.25､TARC876､イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(±)リボテストマイコプラズマ(±)　AD？CD？+皮膚感染症として、AZM+ﾌｪｷｿﾌｪﾅｼﾞﾝ内服+桃核承気湯内服＋強酸性水消毒+ﾃﾗｺｰﾄﾘﾙ+ﾌｼｼﾞﾝﾚｵ+ﾍﾞﾋﾟｵｹﾞﾙ塗布で、どんどん良くなってます。　介護職ストレス+溶連菌+マイコのスーパー抗原ダブル。恐い恐い。マイコ？溶連菌？ブ菌？＋介護！

2017年03月09日

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☆母は臍から玉ねぎの汁が出ます？☆

「血液検査してください」「お母さんもですか？」「玉ねぎの汁が出るんです！」「臍から玉ねぎは出ませんよ？」「玉ねぎの汁の臭いです」　生後1ヵ月から眼､2ヵ月から顔､3ヵ月から体部に発赤ガサガサがありリンデロン塗布していたG市の6ヵ月の女の子。父海老×母花粉症HD×。　生後3ヵ月に亀クリを受診しましたので、AD+皮膚感染症として除去食+インタール+強酸性水消毒+ラベンダー軟膏で、かなり良くなりましたが。　本日は、母子ともに血液検査希望。特に母は、自分の臍から玉葱の汁が出るので「玉葱の検査希望」とのことです。　母は鼻粘膜の腫脹充血を認めたので検査しましたが、玉葱は陰性でした。もちろん母は玉葱臭くはありません　母：32才1ヵ月：IgE:31､杉2(2.59)､ﾀﾞﾆ2(2.28)､黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌･ｶﾋﾞ･ｲﾈ科･ｼﾗｶﾝﾊﾞ･ﾌﾞﾀｸｻ･玉ねぎ＜0.10　児：生後6ヵ月：IgE:13､卵白･ﾐﾙｸ･小麦･大豆･米･ｿﾊﾞ･ｼﾞｬｶﾞｲﾓ･ｴﾋﾞ･ﾀﾗ･ﾘﾝｺﾞ＜0.10､TARC:2754　児は隠れ型のADなので、引き続き、除去食+インタール+強酸性水消毒+ラベンダー軟膏継続です。　もちろん、玉葱除去の必要はありません。恐い恐い。児は隠れ型？AD+皮膚感染症は～強酸性水消毒+ラベンダーでOK

2017年03月08日

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☆ふくらぎ？vsマイコ？☆

「昨夜フクラギ食べたら？手のひらに蕁麻疹が」「ハナノド赤いですね」「フクラギなんでしょうか？」「いつも魚は？」「大丈夫でした」「鼻炎扁桃炎(感染症)に伴うものでしょうね」　生後から全身ガサガサがあり、生後9ヵ月と10ヵ月に喘息で入院したことのある9才の男の子。母・祖父･花粉症、叔母AD。　生後6ヵ月：IgE:8.7､卵白3.01､ｵﾎﾞﾑｺｲﾄﾞ0.77､卵黄0.04､HD0.02､ﾀﾞﾆ･ﾈｺ･ｲﾇ･ｱｽﾍﾟﾙｷﾞﾙｽ･ﾐﾙｸ･小麦･米･大豆･ｿﾊﾞ･0.00　3才に犬(ｼｭﾅｳｻﾞｰ)を飼い始め、全身蕁麻疹が出てから、亀クリに来るようになりました。　　3才11ヵ月：IgE:12､犬2(0.71)､ｶﾓｶﾞﾔ･ﾌﾞﾀｸｻ･杉･HD･卵白･ﾐﾙｸ･小麦･大豆･ﾄﾏﾄ･ｼﾞｬｶﾞｲﾓ･ｻﾊﾞ≦0.34　8才10ヵ月：IgE:543､HD6(151.0)､ﾀﾞﾆ6(143.0)､犬2(1.53)､ｲﾈ科2(1.42)､杉1(0.64)､ﾋﾉｷ0.33､猫0.20､黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌･蛾･ｼﾗｶﾝﾊﾞ･ﾊﾑｽﾀｰ上皮＜0.10､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　昨夜、「ふくらぎ」(2kg以下のぶり)を食べたら、口腔掻痒と手掌に蕁麻疹が出たので、亀クリを受診しました。　鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査しました。　9才11ヵ月：IgE:490､ﾀﾞﾆ6(146.0)､HD6(127.0)､犬2(2.86)､杉2(2.10)､ｲﾈ科2(0.89)､ﾀﾝﾎﾟﾎﾟ･ﾒﾛﾝ･ﾏｸﾞﾛ･ｱｼﾞ･ｻｹ･ﾀﾗ･ｲﾜｼ･ｲｸﾗ･ｶｷ･ｴﾋﾞ･松＜0.10､CRP＜0.05､WBC4900(Baso1.8､Eos15.9､Lym39.8､Mono4.5､Neut38.0)､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)、溶連菌迅速(-)咽頭マイコプラズマ抗原(±)　蕁麻疹の原因は不明ですが、とりあえず、AZM+ﾌｪｷｿﾌｪﾅｼﾞﾝで治まりました。マイコ蕁麻疹？。恐い恐い。

2017年03月07日

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☆からすがえりvs漢方？☆

「からすがえりに効く漢方は？」「こむらがえりは冷え症ですね」「血液検査の再検査も」「補中益気湯に芍薬甘草湯頓用してください」　2才頃から鼻炎、5才頃からイカ・タコで口腔掻痒のある14才の男の子。母花粉症。　2才11ヵ月：IgE:393､ﾀﾞﾆ5(99.1)､HD5(93.8)､食物1(0.47)､穀物1(0.46)､蛾1(0.46)､杉1(0.35)､ｲﾈ科･ｶﾋﾞ･雑草･ﾋﾉｷ･猫･犬･ﾔﾌﾞｶ≦0.34　6才頃から、時々血液検査に来て、生活管理指導表に記入します・イカタコ除去。　6才2ヵ月：IgE:1546､ﾀﾞﾆ6(343.0)､杉4(36.2)､ｲｶ3(8.53)､ﾀｺ3(5.94)､ｱｻﾘ2(2.79)､胡麻2(2.01)､ｶｷ2(1.80)､ｴﾋﾞ2(1.24)､ﾌﾞﾀｸｻ2(1.03)､ﾄﾏﾄ1(0.52)､ﾊﾞﾅﾅ1(0.35)､大豆･ﾄｳﾓﾛｺｼ･ｿﾊﾞ･卵白･ﾐﾙｸ･小麦･ﾋﾟｰﾅｯﾂ･ｲﾁｺﾞ･ｻﾊﾞ･ｲｸﾗ･ﾏｸﾞﾛ･ｼﾞｬｶﾞｲﾓ≦0.34　ナスで体部発赤、イカでOASあり　8才4ヵ月：IgE:569､ﾀﾞﾆ6(162.0)､杉3(14.8)､ｶﾓｶﾞﾔ2(2.37)､ｲｶ2(2.10)､ﾌﾞﾀｸｻ2(2.07)､ﾀｺ2(1.59)､ｱｻﾘ2(0.92)､胡麻2(0.76)､ﾄﾏﾄ1(0.64)､ﾎﾀﾃ1(0.44)､ｶｷ1(0.39)､ｴﾋﾞ≦0.34　10才4ヵ月：IgE:1714､HD6(332.0)､ﾀﾞﾆ6(286.0)､杉5(59.6)､ｶﾓｶﾞﾔ3(9.83)､ﾌﾞﾀｸｻ2(2.85)､ｲｶ2(2.09)､胡麻2(1.44)､ﾄﾏﾄ2(1.41)､ﾀｺ2(1.29)､ｱｻﾘ2(1.01)、ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　本日は、「からすがえり」の漢方がほしいとのことです。14才4ヵ月：IgE:1422､ﾀﾞﾆ6(257.0)､HD6(245.0)､杉4(48.9)､ﾋﾉｷ4(20.2)､ｶﾓｶﾞﾔ3(9.95)､ｲｶ2(1.30)､胡麻2(1.24)､ﾌﾞﾀｸｻ2(1.07)､ﾀｺ2(0.82)､ﾄﾏﾄ1(0.69)､蛾1(0.38)､ｱｻﾘ1(0.36)､猫＜0.10～改善傾向あり◎　こむらがえり(飛騨弁ではからすがえり)は主に寒冷などのストレスによる筋肉の痙攣ですので、冷え症の漢方が使われます。　とりあえず、予防的に補中益気湯＋症状に芍薬甘草湯を頓用としました。カラスも凍える・極寒地獄・飛騨。恐い恐い。

2017年03月06日

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☆無料のうちに再検査☆

「検査してください」「良くなってますね」　7才頃から鼻炎で時々受診する15才の女の子。父喘息・母花粉症・兄喘息。白茶猫1名　11才10ヵ月：IgE:90､ｲﾈ科3(11.8)､杉2(2.62)､ﾌﾞﾀｸｻ2(2.57)､蛾1(0.69)､猫1(0.39)､ﾀﾞﾆ0.21､HD　0.20､犬0.14､ｶﾋﾞ･ﾔﾌﾞｶ･家兎＜0.10、ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　13才11ヵ月：IgE:688､ｼﾗｶﾝﾊﾞ4(47.2)､ﾌﾞﾀｸｻ3(11.1)ﾋﾉｷ3(7.58)､蛾2(2.68)､猫2(1.12)､HD2(0.82)､ﾀﾞﾆ2(0.73)､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　前回、数値が上昇しておりましたので、「15才無料が切れる前に」再検査希望で受診しました。　15才4ヵ月：IgE:379､ｼﾗｶﾝﾊﾞ4(40.1)､ﾊﾝﾉｷ4(37.0)､杉4(31.9)､ｲﾈ科4(26.7)､ﾖﾓｷﾞ3(7.36)､ﾌﾞﾀｸｻ3(5.99)､ﾋﾉｷ3(10.6)､蛾2(2.49)､HD2(0.87)､ﾀﾞﾆ2(0.78)､猫2(0.73)､ﾘﾝｺﾞ0.16､家兎＜0.10、ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　少し改善しておりました◎。当分、検査要らないね。恐い恐い。

2017年03月05日

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☆溶連菌+ジアノッティ？☆

「TELLLジアノッテイ＋溶連菌の児を診てください」「･･･どうぞ」　ふだん総合病院に通院している3才8ヵ月の男の子。　2才1ヵ月：IgE:9.4、MAST：牛肉2.63､ﾏｸﾞﾛ0.43､小麦0.41､ﾋﾟｰﾅｯﾂ0.30､大豆0.19､ｺﾞﾏ0.15､ｲﾇ･ﾐﾙｸ･0.12､ｶﾝｼﾞﾀﾞ0.11､ｷｳｲ0.09､米0.07､ｿﾊﾞ0.05､ﾖﾓｷﾞ0.04､ﾈｺ･ﾊﾝﾉｷ･ｱﾙﾃﾙﾅﾘｱ･ﾊﾞﾅﾅ･0.03､豚肉0.02､ﾀﾞﾆ･HD･ｶﾓｶﾞﾔ･ｵｵｱﾜｶﾞｴﾘ･ｶﾓｶﾞﾔ･ﾌﾞﾀｸｻ･ｽｷﾞ･ﾋﾉｷ･ｼﾗｶﾝﾊﾞ･ﾗﾃｯｸｽ･ｻｹ･ｴﾋﾞ･ｶﾆ･鶏肉･ｵﾎﾞﾑｺｲﾄﾞ･卵白･0.00　3日前から頬部紅斑があり、市内の皮膚科医から「ジアノッティ＋溶連菌」なので診てほしいと電話がありました。N赤じゃなくていいの？　AM-PC細粒+ｶﾙﾎﾞｼｽﾃｲﾝDS、10日処方しましたが、その後受診しません。　引き続き、病院に掛ってね。症候群はわかりません。恐い恐い。溶連菌感染+紅斑

2017年03月04日

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☆喫茶店のオレンジジュースvs77歳で初インタール☆

「喫茶店のオレンジジュースで酷くなったんや」「花粉症ですね」「米もダメって言われたことがあるんや」「稲科かもしれませんね」「何やっても良くならんのや」「70年前にお会いしたらインタールでしたね」　22才から全身AD＋喘息だった77歳の女性。家族にアレルギーなし、TP1名。　昨年9月に喫茶店のオレンジジュースを飲んでから、全身ADが酷くなって、良くならないと、亀クリを受診しました。　全身発赤ガサガサは、AD+皮膚感染症と思われましたので、検査しました。　77才4ヵ月：IgE:3855､犬6(967.0)､HD5(84.8)､ﾀﾞﾆ5(58.8)､ﾏﾗｾﾁｱ4(18.4)､猫3(16.1)､ﾋﾟﾃｨﾛｽﾎﾟﾘｳﾑ3(5.42)､杉3(4.59)､黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌2(2.16)､ｶﾋﾞ2(1.86)､ﾄﾘｺﾌｨﾄﾝ2(1.46)､ｼﾗｶﾝﾊﾞ2(0.93)､ｲﾈ科2(0.85)､ﾌﾞﾀｸｻ2(0.82)､蛾1(0.66)､TARC:4552､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(±)　ここ55年間、病院から大学病院まで転々としておりましたので、とりあえず、皮膚感染症ぽっぽいので「強酸性水消毒+抗生剤軟膏試用」「70年遡ってインタール内服開始」「30年遡って桃核承気湯でデトックス」を処方しました。　いずれ、以前指摘されていた、食物アレルゲンも検査するかもしれません。　77歳で初インタールは、55年間の治療も不明、検査値も不明でした。恐い恐い。全身発赤ガサガサはAD+皮膚感染症？

2017年03月03日

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☆のどぼとけにしこりvsマイコ☆

「のどぼとけにしこりがあるんです」「ハナノド赤いですね」「なんなんでしょう？」「リボテストマイコプラズマ(+)です」　小2から顔・肘の皮膚炎が3年前に納豆菌ローション＋白虎加人参湯で悪化したことのある18才の男の子。父鼻炎･母小児期AD　15才8ヵ月：IgE:228､ﾀﾞﾆ3(12.7)､HD3(12.1)､黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌0.21､ﾏﾗｾﾁｱ･ｶﾋﾞ･犬･ﾋﾞｰﾙ酵母･蛾･ﾋﾟﾃｨﾛｽﾎﾟﾘｳﾑ･ﾄﾘｺﾌｨﾄﾝ＜0.10､TARC:5806､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(±)　強酸性水消毒+抗生剤(MINO点滴~内服)で落ち着いていましたが　年始から、高校卒業ストレス？、体重減少、皮膚症状悪化、久しぶりに受診しました。　鼻粘膜の腫脹充血と咽頭発赤を認めましたので、検査したら、リボテストマイコプラズマ(+)溶連菌迅速(-)でした。　18才4ヵ月：IgE:196､ﾀﾞﾆ3(11.2)､HD3(10.4)､ﾋﾟﾃｨﾛｽﾎﾟﾘｳﾑ0.27､ﾏﾗｾﾁｱ0.11､黄色ブドウ球菌･ﾄﾘｺﾌｨﾄﾝ･ﾋﾞｰﾙ酵母･杉･ﾋﾉｷ･ｲﾈ科･ｶﾋﾞ＜0.10､TARC:232､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(±)　3年ぶりにMINO+ﾀﾁｵﾝ+ﾃﾞｶﾄﾞﾛﾝ点滴しちゃいました。　3年ぶりのマイコプラズマ流行に、卒業ストレスが重なったんだね。恐い恐い。

2017年03月02日

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☆シシャモvsおたふく？☆

「右耳下部が腫れてるんです」「おたふくっぽいですね」「園で流行ってるんです」「予防接種してませんよね」「してません」「治療は何もありません」「検査してください」「ムンプス(+)です」　シシャモで嘔吐、食べられない4才の女の子　4才1ヵ月：IgE:471､ﾀﾞﾆ3(4.63)､HD3(3.76)､卵白2(0.86)､ﾐﾙｸ0.25､卵黄0.18､小麦0.18､ｲｸﾗ･大豆･ｻﾊﾞ･犬＜0.10、ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)　右耳下部が腫れたので「園でおたふくが流行っているので」亀クリを受診しました。　右耳下腺が腫れておりましたので、おたふくっぽいですが、日本は予防接種をしない超後進国なので、どうしようもありません。　4才7ヵ月：IgE:312､ﾀﾞﾆ2(0.82)､HD2(0.67)､卵白1(0.36)､杉0.31､小麦0.10､ﾐﾙｸ･大豆･ﾀﾗｺ･ｼﾞｬｶﾞｲﾓ･胡麻＜0.10、ムンプス-IgG抗体(+)､8.4、ムンプス-IgM抗体(+)､8.16　とりあえず抗体価が上昇していたので、予防接種の必要はありません。恐い恐い。

2017年03月01日

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