2008/04/30(水)21:34
☆映画も肉も嫌いです☆
「見たら肉食べられないね」
「もともと嫌いで良かったね」
北里のORTのMさんからのメールを整理していたら、見逃していました・・・
『亀山静夫先生ご侍史、友人からのメールです』
先週「いのちの食べ方」という映画を見てきました。
オーストラリアとドイツ発のこの作品は、昨年11月に封切られ、ミニシアターから火がついた話題作です。
公式サイトには、「だれもが毎日のように食べている膨大な量のお肉。でも、そもそもお肉になる家畜は、どこで生まれ、どのように育てられ、どうやってパックに詰められてお店に並ぶのでしょう?。本作は、そんな私たちの生とは切り離せない『食物』を産み出している現場の数々を描いたドキュメンタリーです。」と作品の紹介があります。
この作品には字幕もナレーションも一切ありません。ひよこがベルトコンベアで機械的に選別され、豚や牛が、粛々と殺され皮をはがされる。
そして、全く自然の光や風が入ってこない人工的な農園で、農薬が大量に噴霧される様子・・・気の弱い人なら、直視できないであろう映像が淡々と流れます。
でも、これが地球の“食の現実”なんだと思うと、いろんなことが胸に去来しながら最後まで食い入るように見てしまいました。
いやあ~映画も肉も嫌いで良かった。医学部入学のオリエンテーションで心臓手術の映画(メスを刺した瞬間に血がビューっと噴き出す映像)を見てぶっ倒れた毒多ぁには、「いのちの食べ方」の直視は困難でしょう(>