毒多ぁ亀山の小児科日誌

2014/06/09(月)23:51

☆ADが治りません☆

アトピー(495)

「息子の皮膚が治らないんです」 「検査2回もしてますね」 「何の説明もないんです」 「母のADのほうが重症ですね」 「私も検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 「軟膏は?」 「息子にたくさん出すから一緒に試してね」  生後から全身ガサガサジクジクの5才の男の子。1~2才中耳炎、3~5才喘息、父花粉症・小児喘息、母AD・花粉症。皮膚科に掛かっておりましたが、ザジテンds、プロトピック、キンダベート、ビーソフテンスプレー、親水軟膏、何の説明も指導もなかったので、病院に行きましたが、血液検査のみで、やっぱり説明はありませんでした。  4才6ヵ月:IgE??、MAST:コナヒョウヒダニ12.0、卵白6.42、ネコ5.44、HD5.22、ミルク4.57、マグロ3.43、小麦2.77、ピーナッツ2.60、大豆1.78、サケ1.29、牛肉0.87、ヨモギ0.81、米0.68、イヌ0.63、カモガヤ0.59、アルテルナリア0.47、エビ0.29、スギ0.26、カンジダ0.26、ヒノキ0.18、オオアワガエリ0.11、ラテックス0.11、シラカンバ0.07、カニ0.05、鶏肉0.04、ハンノキ0.02、ブタクサ0.00、ソバ0.00  5才7ヵ月:IgE??、MAST:オボムコイド8.66、卵白8.61、コナヒョウヒダニ8.54、ネコ5.92、ピーナッツ5.06、ミルク5.00、マグロ3.80、HD3.18、サケ2.43、杉2.01、小麦1.91、胡麻1.46、カンジダ1.33、大豆1.22、キウイ0.59、アルテルナリア0.58、カモガヤ0.45、米0.29、カニ0.23、ヒノキ0.22、豚肉0.20、イヌ0.19、オオアワガエリ0.16、ブタクサ0.15、ヨモギ0.10、エビ0.08、ソバ0.07、バナナ0.07、ラテックス0.06、シラカンバ0.00、牛肉0.00、鶏肉0.00  亀クリに来てしまいましたが、どう診てもカビバイ菌だらけです。  ところが、母を診たらもっと重症AD+カビバイ菌だらけでしたので、検査させていただきました。イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。  35才10ヵ月:IgE:1369、杉6(156.0)、ダニ4(39.8)、HD4(34.9)、ヒノキ4(24.5)、マラセチア3(9.16)、ピティロスポリウム3(6.65)、蛾3(6.70)、カビ2(1.81)、イネ科2(1.62)、ブタクサ2(0.91)、黄色ブドウ球菌0.25、TARC:2044  母は、強酸性水消毒+抗生剤・抗真菌剤+駆於血剤・内服から開始。  児は、強酸性水消毒+軟膏探し(ス剤も非ステも何種類か試す)から開始。  今更ながら、親子セットで、作戦会議の予定です。恐い恐い。

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