毒多ぁ亀山の小児科日誌

2014/11/27(木)01:26

☆昔ADでした?☆

蕁麻疹・紅斑・紫斑(211)

「体のブツブツが治らないんです」 「ハナノド赤いですね」 「何なんでしょうか?」 「マイコプラズマ(+)です」  生後2ヵ月から耳切れADで5大アレルゲン陽性だったことのある13才の女の子。両親花粉症。  1週間前から腋窩部に発赤ガサガサジクジクがあり近医でベトネベートを塗っても良くならず、全身に発赤プツプツが波及したため亀クリを受診しました。  生後2ヵ月からアトピー性皮膚炎で5大アレルゲン陽性だったが「治った」と思っていたそうです。  鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(-)でした。  13才1ヵ月:IgE:677、ダニ5(88.4)、HD5(62.9)、杉4(20.3)、マラセチア3(13.7)、シラカンバ3(9.24)、ピティロスポリウム2(3.13)、カビ1(0.51)、イネ科・ブタクサ・黄色ブドウ球菌<0.10、TARC2790、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(-)  症状は、MINO+デカドロン+タチオン点滴+AZM+フェキソフェナジン内服で良くなりましたが、母が「治った」と思っていたアトピー体質は悪化して、ダニ・ホコリ・花粉・カビまで陽性になっておりました。恐い恐い。  感染に伴う紅斑?AD?

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