2014/12/21(日)04:25
☆RSV気管支炎vs母☆
「検査してもいいですか?」
「昨夜インフルエンザは(-)でした」
「RSV(+)なので救外に紹介状書きます」
「いつ行けばいいですか?」
「お母さんの判断でいいです」
「判断できないから聞いているんです」
「すぐでも良いしもっと悪くなってからでも良いです」
「小児科医は居るんですか?」
「救外なので居ないと思います」
「薬はどうすればいいですか?」
「内服は要らないと思います」
「今の薬が無くなるんです」
「救外で判断すると思いますが」
「なくなるので処方してください」
「一応処方しましたが必要ないと思います」
「どうしてですか?」
「X線撮って吸入か点滴か入院か」
「入院?」
「五分五分で入院と思います」
「・・・」
5日前から39℃の続く1才1ヵ月の女の子。近医でCCLなど内服処方されるも鼻汁・咳嗽・喘鳴が良くならず、昨夜救外でインフルエンザ抗原(-)と言われ、帰されたそうです。
夕方17時半に受診しましたが、40.1℃あり鼻粘膜と咽頭扁桃が真っ赤で苦しそうでしたので、検査したらRSウィルス(+)アデノウィルス(-)インフルエンザウィルス(-)でした。
RSウィルス気管支炎と思われたので病院の救外に紹介状を書こうとしたら、ご不満のご様子です。
しばらくやりとりしたあげく、なんとか救外受診し、無事入院となりました。鼻汁培養でインフルエンザ桿菌(1+)CCL耐性菌でしたので、RSV+ヒブ気管支炎でした。恐い恐い。