きよの世界（アメリカ大学院留学編）

なんと今日の午前１１時までは全ての授業がキャンセルされた。

理由は爆発物らしきものがあるからだと。
学校のメールアドレスのほうに
全ての授業がキャンセルされるというメールが
来ていたららしいけれど
朝からメールチェックしない俺は知らずに登校。
いつもパンパンになるほど込むバスが
なぜだか今朝はがらがら。
乗っている人も乗ってくる人も皆不思議そうな顔をしていた。
俺はてっきりみんな朝が早くて授業を落としたのかという
なんとも無理な発想をして納得しようとしていた。
でもクラスルームに行ったらドアは鍵がかかっていた。
あれ、と思って周りを見回すと
何故かどのオフィスのドアもロック。
実はバス停を降りたときにも学校内に人が少なく
いつも授業がある建物に入っても
エレベーターに乗っても人が少なく
自分は一晩だけ寝たつもりだったが
３日ほど寝て土曜日にでも登校してしまったのか？
という気分になっていたところだった。
全てのドアの閉まり具合からいっても
まるで土曜日のような雰囲気を感じ取り
非常に困惑した。
とりあえず自分のオフィスに行って９時半の授業開始
（学校に着いたのは９時１５分）
まで待つことにした。
そしたらオフィスメイトのＵｆｕｋ（ウフク）
がオフィスに入ってきて
今日は授業がキャンセルだよと教えてくれた。
メールを見せてもらって納得。
あやしげな爆発物らしきものが発見され
処理班が対処しているらしく
１１時までは安全にならないから
学校には来ないようにと。
連絡遅すぎ！
１１時１５分からセミナーがある予定だったから
とりあえず机で居眠り兼勉強のようなことをして
待つことにした。
結局セミナーはあったし
いつもどおりクッキーとコーヒーにもありつけたけど
もし授業キャンセルを登校前に知ることができていたら
オフィスで中途半端に居眠りしないで
家でベッドの中でもうちょっと長く気持ちよく寝れていた。
そう思うと非常に悔しいのだ。
オフィスで中途半端に待つくらいだったら
（正直宿題をやるだけの体力は寝不足でなかった）
授業があったほうがまだよかったような。

まあでもＵＭＡＳＳ側は安全な行動をとったから
よかったと思う。
ここのところ学校内での乱射事件とか
事前に危険の可能性を知らされていたにもかかわらず
重要視しなかった学校側の判断ミスで
いろいろと問題が起きてしまったから
安全のために授業のキャンセルを決めた
ＵＭＡＳＳの判断は正しいと俺は思う。
まあ結局何もなかったみたいだけれど。