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美容外科医日記

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2007.07.08
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カテゴリ:美容外科医日記
何がうれしいかって、患者さんがまた来てくれることほどうれしいことはありません。誤解されるといけませんので、ちゃんとお話しますが、僕の仕事場は、保健所の登録上は、「診療所」であり、れっきとした医療機関です。ですから、ここに来る人は、大きな意味では、また正式には患者さんです。僕のクリニックには今、どういうわけか中国人のスタッフが2人もいますが、その2人とも患者さんとお客さんの区別がまだよくわからないらしく、常に、「お客さんは、どのような施術をご希望ですか?」などと言っています。僕からしてみれば、患者さんをお客さん扱いしていておかしいのですが、なんだか中国人の人が片言の日本語で一生懸命に話していると、まあそれもありかな、なんて思ったりしていまうのも事実です。ですから、そのことについて注意したことはありません。(もっと細かいくだらないことを注意していますが。)また、僕のクリニックは、完全な自費診療の美容外科ですので、健康な人しか来ません。その人たちを患者さん呼ばわりするのも、これまたおかしいような気もします。
でも、まあ、一応僕は患者さんで通しています。それで、その患者さんが僕のクリニックにまた来てくれるのが何よりうれしいのです。
今日は、前にアートメイクを受けた患者さんでした。今日は、おへそにピアスを入れるだけのことでしたが、それでも忘れずに来てくれたことがうれしいのです。患者さんとは、二言三言しか話しませんが、たぶん僕の顔はにやけていて、その患者さんや周りのスタッフも不気味(たぶん若い子ならキモイって言うんでしょうね)に感じたかもしれません。もちろん、口コミや広告などで来てくれた初めての患者さんにも感謝しますが、再度来てくれた患者さんには、それ以上に頭を下げたい思いです。僕のやる気を今日もつないでくれたのですから、本当にありがたいです。そしたら、やはり、その人は、患者さんではなく、お客さん、いやお客さまなのでしょうか?






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Last updated  2007.07.08 20:19:41
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