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グレゴリーコルベールの映像写真展「ashes and snow」
やっと行けた。 今週で終わっちゃうんで。 エッシャー展に続いてまたもやギリギリ。 お台場ヴィーナスフォートの裏。っていうか表っていうか。 コンテナを組み合わせた建物。 「自然・動物・ひと」が静かにゆったりとした時の流れの中で共存し合う。 「時空を超越した」「ここではないどこかの」「最終的な理想郷」のような世界が手漉きの和紙の中にセピア色に繰り広げられる。 圧倒的だった。 茶色を基調としたモノトーンの世界は、まるで細密かつ濃密なひとつの点描画を見ているかのよう。 しかしこれは現実の写真でありなんの加工もされていない。 ひとつひとつの作品がそれぞれ印象的で、細部までじっくり見入ってしまう。 野生と思われる動物達がこんなにも静かで落ち着いているのは何故なんだろう。 会場では3カ所で映像もほぼエンドレスで流されており、写真と同じ風景が映像により展開される。 これもまた素晴らしい映像で、写真がなんの合成も無いそのままの物である事が判る。 全体にスローな動きに作られていて、まるで太極拳やヨガのようなゆったりとたゆたう時間の流れを感じてしまう。 忙しかった最近の生活の中でこういう時を持てたのはすごく良かった。 あと6日。 行ける方は是非。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 18, 2007 09:56:41 PM
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