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2009/04/22(水)18:05

追悼

book(15)

J.G.バラードが亡くなった。 自分のプロフィールとかでは毎回好きな小説家としてあげているんだけど、所謂晩年の作品はいまいちピンとこない物が多くて、正直困っていた作家のひとり。 初めて読んだのは「狂風世界」。 もう完全にSF初心者だったんで、スゲースゲーなにこれ?みたいな感想しか無かった時代。 その後いわゆる「破滅三部作」があって、その後映画化されて有名な「クラッシュ」とか「太陽の帝国」とかがある訳なんですね。 自分的には「破滅三部作」がそれはそれはもう素晴らしくて、逆に「太陽の帝国」とかは、はぁ?っていう感じでした。スピルバーグ氏ごめん。 で、去年暮れのD.E.ウエストレイクに続いて好きな作家が亡くなったんで、この先のツアーの本はこの二人がしばしば出てくるかも知れません。 再読もありって事でひとつ。

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