2009/04/26(日)14:05
フットペダルに気を付けろ
大宮&宇都宮終了。
大宮公演。
フットペダルのバネが緩んでいたのでリハ後キツく締め直して本番に臨んだら、思ったよりもバネを張り過ぎた為、フットペダルが重くなってしまい前半が大変な事に...。
思っていたバスドラワークが出来ない処もあった。
その反省をふまえて、宇都宮公演。
フットペダルのバネを約1回転ほど緩めた。
いつもの感じ。
よかよか。
で、いつもよりバスドラワークが絶好調。
と、調子に乗ってたら、アンコールの2曲目という1番盛り上がる曲でフットペダルがバスドラムから外れそうになり、どんどん斜めになってきた。
あいにくバスドラ4つ打ちの曲だったんで踏みっぱなし。
途中ブレイクも無し。
1コーラス目のAメロ部分で、急いで楽器担当のスタッフを呼びバスドラを踏んでる状態でフットペダルとバスドラを繋ぐネジ部分を締め直してもらったが、バスドラを踏みながらネジを締めるってかなり危ない事ですよ。
締めてる指を踏みかねないし、かといって弱く踏んだら音になんないし。
緊張の約20秒間でした。
で、間奏部分から復活。
会場でこれに気付いた人は果していたのでしょうか?
いやいや、フットペダル関係にヤラレた2日間でした。
で、今回読んだ本。
まず1冊目は話題の「納棺夫日記/青木新門」
映画「おくりびと」の原案となった本。
これはねぇ~、思っていたのと全く違う内容でしたねぇ。
まぁ前半は自分が如何にして納棺夫となっていったのか及びそのエピソード。
なんだけど...。
後半はもうどちらかと言うと仏教書のような感じです。
しかもかなりハイレベル。
前半と後半で印象が全く違う。
作者は後半が書きたかったんだろうなぁ。
納棺夫をやりながら様々な宗教書などを読みあさり、過去の色々な人の書籍から「光」を感じられる部分を引用し、その世界事始めの「光」にこだわって自分の宗教観、世界観をかなり饒舌に説明してゆく。
ここを読むと「おくりびと」の原作表記を断った理由がよく判ります。
無宗教で無防備な私には難しすぎる一冊でした。
なので採点不可能です。
2冊目は大宮から宇都宮へ移動して餃子(めんめん)でビール後、ホテルに戻って読んだ本。
「向日葵の咲かない夏/道尾秀介」
去年の私的ベスト10でも2冊入れた道尾秀介の初期の作品。
実は単行本で持ってたんだけど、まだ読んでなかったのに去年の引越しの時に間違って倉庫行きのダンボール本の中に入れてしまったらしく、家の何処を探しても無い。
かといってダンボールは幾つもあるのでそこから探すのはさらに大変。
と思ってたら文庫化されてて、それを笹塚の古本屋で発見300円也。
ミステリーでホラーでファンタジーでちょっとグロで、何度も訪れるどんでん返し。
こういうのは初めて読みました。
これは好き嫌いが別れる本だろうなぁ。
好きですけど。
まぁ処々展開に無理矢理な部分は有りつつも面白く読めたので75点。
さて、今週からGWにかけて大阪で4公演あるんだけど、果して4冊も読めるのか?
不安なり。
これはメチャメチャ美味かった、宇都宮「めんめん」の焼き餃子。