「今日も明日も上機嫌。 モタさんの“言葉” | 斎藤 茂太, 松本 春野」(心を病まないための言葉たちと味のある水彩画)
・私、医者です。精神科医ではありません。こんなに緩やかなまったりとした気持ちで生きられたらいいのだろうなあとは思うけど、実際にはなかなか難しい。・著者のモタさんとは斎藤茂太のこと、歌人斎藤茂吉の息子であり作家北杜夫の兄で精神科医。ちなみに絵を描いている松本春野の祖母は画家で絵本作家のいわさきちひろ(これはまったく知らなかった)。今日も明日も上機嫌。 モタさんの“言葉” [ 斎藤 茂太 ]価格:1320円(税込、送料無料) (2020/10/18時点)楽天で購入2020.10.17読了・心を病まないための言葉たちとまったりした味のある水彩画〇がんばりたくない日、気分ののらない日は、それ以上ダウンしないことに留意し、他日の頑張りを期す。・まったり無理せず生きようというメッセージ〇でも、とぎれとぎれでも 続けていくことに しています〇大して才能がないのなら、せめて何か一つは あきらめずに 長く続けることにしよう。・ときに前向きな生き方も必要だと〇大切なのは、どんな生き方も「これでよかった」とみずから認める度量と覚悟をもつことではないか。〇君のおじいさんは、多くの人が成功とは呼ばないような目標を達成することで幸福な生涯を送った。ウォード・自分の人生を肯定的にとらえることは大事ですよね。(振り返れば自分は否定的にとらえがち?意識下で肯定的な気持ちとのせめぎあいがある感じ)・丁寧に書かれた水彩画に書かれた味のある深い言葉たち、さらっと読んでいいのか?とは言え熟読する本でもないし。どんな気分の時に読めばいい?本当に必要な時、忙しくて余裕がないときには読めないし読んだとしても上っ面をなぞるだけで本当に読んだことにはならないだろう。ということは読むのは余裕のある時、そして余裕がなくなった本当に必要な時に思い出してパラパラとめくるというのがこの本の使い方かもしれないとチラッと思った。実は図書館本なのでそうはできないのだが、富山の置き薬よろしく購入して手元に置いておくものいいかもしれないとひらめいた。シリーズ本なので前作も読んでみたい。