バリ山行/松永K三蔵(芥川賞受賞作だったの?知らなかった)
・バリ山行といってもバリバリ山に登ることではなくて、登山地図に示されたルート以外のバリエーションルートを歩く登山のことです。沢登りや岩登り、冬山でしか歩けないルートなどをさすことが多いと思っていたけど、この本では六甲山中の登山道のない沢登りと藪コギの世界が中心で、なるほどこんなバリの世界もあるのかと思いました。バリ山行 [ 松永K三蔵 ]価格:1,760円(税込、送料無料) (2025/1/30時点)楽天で購入2025/1/29読了・で、バリバリ山に登る話ではなくて、リストラに会った主人公が新しい職場で誘われた山登りをきっかけにバリ登山に目覚めるまでを会社の運営や人間関係をからめて書かれたお話で山岳小説ではなかったのだけど・・・・怪しい上位企業の人に感化されて変節した社長と会社がどうなるのかはらはらしながら読んだのだけど結末は書かれていなかった。会社を去っていったバリ山行の師匠メガさんの行方も分からず、含みを持ったエンディング。・自分も山登りをやるのだけど、初めて沢登りをした時の新鮮な興奮を思い出した。そしてそれから沢登りにハマってしまったのだ。沢登りには藪コギがつきものなので共感しながら読めた。バリ登山アイテムなど)・メガさんは地下足袋派だったけど、沢登りではフェルト底のアユ足袋や渓流シューズを履く。地下足袋にワラジという人は今ではいないかな?で、雪山で使うものとばかり思っていたチェーンスパイクを活用するというアイデアには目からウロコだった。・ピックステッキ:ピッケルとストックのハーフ。これもバリで役立ちそう。〇「うまいんだよ」とカップ麺の残り汁に冷や飯を入れコッヘルに戻し、刻んだソーセージ、チーズ、味噌、胡椒を加えて再び煮立て、オジヤにして食べるという。 ・これは応用できそうだとメモメモです。 ご訪問&最後まで読んでい頂きありがとうございました。