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2019.04.05
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テーマ:お勧めの本(5343)
カテゴリ:歴史・時代小説
​​●久々の大ヒット!めっちゃ面白かった!白土三平「カムイ」や「忍者武芸帳」の世界を平安時代小説版にしたという感じ、ストーリーは力業的な運びだったけどそれだけにダイナミックで痛快&感動的だった。(2019.1.17読了)

●童(わらわ)とは京人(みやこびと)が先住民族に対して呼んだ蔑称、「鬼」「土蜘蛛」「夷」「犬神」「夜雀」などの総称、「童(わらべ)とは純なる者」と語り、大陸からの血を受け継いで皆既日食の最中に生まれた桜暁丸が酒呑童子と呼ばれるようになって戦う話。



​●表紙はおそらく袴垂、裏表紙は鉞を担いだ金時、京人(みやこびと)なのに先住民族の童たちの見方になった者と先住民族なのに京人(みやこびと)になった者、侵略者たる朝廷側の渡辺綱たち四天王が人間的に描かれていてよりストーリーが重厚で共感的になったのだと思う。

●今野敏の「ST 桃太郎伝説殺人ファイル」で知った世界との共通点多し、大陸から渡ってきた人たちの「製鉄」技術を奪うために、彼らや共存している土着の人々を「鬼と呼ぶことによって正当化して侵略する朝廷の話があったが、同じような歴史が切り取られた物語でリアル、歴史上の事実のような錯覚に陥る。

●童って西部劇でみればインディアンの立場から見たお話しかなと思う。

〇「我らの純なる心は京人と混じって宿る。百年・・・千年後、この国の民の中で目覚めることを信じよう。俺は人を諦めない。それが我らの戦いだ」

〇「京人は我らを鬼と呼ぶ。土蜘蛛と呼ぶ。そして童とよび、蔑む。理由などない。己が蔑まれたくないから誰かを貶める」

〇「京人よ、鬼とはお主らの心の中に巣食う魔物と知れ!」

〇「相応しくないと言ったお前は、すでに昨日のお前を越えているよ」
●いつか言ってみたいフレーズだな







Last updated  2019.04.05 20:52:05
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