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本の森で呑んだくれ、活字の海で酔っ払い

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2019.08.20
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●面白そうだなと思ったけど買ってまで読むか?!と悩んでいたところが、職場の看護師さんが一気に大人買いしてくれてその読み終わった本を借りて読みました。TVアニメ化されたらしくてその同僚の看護師さんやその娘さんたちの間でも評判になっている作品のよう。

●で読んだ感想はというと、まあ血管の中を流れている細胞たちや免疫系のお勉強には分かりやすくていいかなという感じだけど、共感するとか感動するとかいう感じのものではない。決してつまらなくはないけど医者が読んで面白いかというとそれほどでもないなというのが正直な感想かな。

●赤血球や白血球、血小板が擬人化されて登場人物になっている。赤血球はどんくさいけど真面目に働く若い女性、白血球は敵を殺しまくる若い兵士、血小板は子供たちみたいな感じ。白血球の中にも好中球以外にいろいろあって、その中のリンパ球にもT細胞やB細胞などあって、B細胞の中にもキラーやらヘルパーやらいろいろあって・・・彼らにも成長の過程があるのだということがわかるようなストーリーになっている。絵は嫌いじゃないけど、白血球くんとかキラーT細胞くんとか描写が暴力的すぎなのではと感じたりもする。イメージの世界なので個人の領域かもしれないけど・・・


●予想通り話はだんだん赤血球ちゃんと白血球くんの恋愛物語に発展しそうだし、キラーT細胞を取り巻く人(じゃなくて細胞?)たちの成長物語になったりしてきた。今後どのような展開を作っていくのか作者の力量が問われそうというか創造力に期待したい。
●アイデアが素晴らしかったし、著者の取材力というか勉強量やその内容、それを分かりやすくコミックにした力量は凄いと思うが、今後どう展開していくのか大変興味がある。期待倒れになってほしくないと思いつつ(4)へ進む

「黄色ブドウ球菌」「デング熱」「出血性ショック」「パイエル板」がテーマ●なかなか勉強しているなと感心する。●単球⇔マクロファージ、単球としての防護服を脱いだメイドコスチューム的なマクロファージの姿のギャップがヘンで印象に残った。が、好感を持てたわけではない。出血性ショックで輸血されてきた赤血球くんたちの素朴さや純粋さには何となく好感が持てた。


「ピロリ菌」「抗原変異」「サイトカイン」「悪玉菌」「がん細胞」がテーマ●ピロリ菌をテーマにしたのはなかなかやるなと思ったけど、その後どこにいくつもり?とちょっと不安に思わせておいて、しっかり「腸内細菌」に注目する当たりサスガ!と感心してしまった。「がん細胞」ではちょっと消化不良を感じたけど、この5巻までを通して全体ではテーマの選択に著者の勉強というか才能を感じた。絵も上手だし、ただストーリーとしての深みがないというか平板的なところが残念だった。ラノベ世代にはこれでちょうどいいのかも?





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Last updated  2020.03.15 20:06:01
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