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本の森で呑んだくれ、活字の海で酔っ払い

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2019.11.21
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カテゴリ:社会派小説
東日本大震災で被害にあった遠間を舞台にして、小学校の生徒たちと応援で臨時教師となって赴任した「まいど先生」こと阪神淡路大震災で妻と娘を失った経験を持つ小野寺や地元の人たちの連作短編集は、1年目の「​そして、星の輝く夜がくる​」に続く、赴任2年目の続編である。



前作と通してテーマは同じ、子供たちは強い、自分たちで乗り越えて成長していく力を本来持っている、大人たちはそれを邪魔せずに手助けするだけでよい、みたいなことではないかと思う。あと、子供たちに正直でというか真っすぐであれというか・・・

PTSD、亡くなった人よりも残された人たちの心の傷が痛ましいと思う、これも大きなテーマだろう。復興と防災と環境保護、住民本位で進まない政治も批判されていた。その通りだと思った。

真山仁さんはこの東日本大震災シリーズの2作しか読んだことがない。ハゲタカシリーズが売りの作家らしいけどそっちは守備範囲でないし読んだことがない。東北出身でもないし、なんでこんな全然違うジャンルの小説を書く気になったのだろうか?考えるに、たぶん阪神淡路大震災を経験した関西出身の作家、もっというなら日本の作家として自らのアイデンティティーのために書かずにいられなかったのではないかと想像する。というかそうであってほしいと思う。





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Last updated  2020.04.04 10:18:59
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