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本の森で呑んだくれ、活字の海で酔っ払い

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2020.06.18
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カテゴリ:エッセイなど
​​・こういった本は何冊か読んでいるが、そのきっかけには2面性があるような気がする。一つは「自分は酒好きではあるがアル中なんて他人事だ」という立場で読んで「あるある!」とか言って笑いたいという立場、もう一つは「自分はアル中かもしれないが本を読んで何とか酒をやめるきっかけにしたい、してみようかな?できたらいいな・・・」という立場だ。リアルな自分は自分でもきっとアル中だろうなという認識はあるので、自分を含めたアル中の奴らを笑い飛ばしたい気持ちもありつつ、このままではやばいので何とか脱出できないものかと藁にもすがる思いで読んでいるのだ(たぶん)。
・しかし、今までに読んできた本の中でそんなワシの期待に応えてくれる本に出合ったことがあるだろうか?この本のことをどこで知ったのかは忘れたが、「元アル中」で「コラムの達人」と呼ばれる小田嶋さんの告白本を読んでみることにして図書館本。わりと待ちがあったので同じような人も案外多いのかなと思って安心したりしていた。そして順番が回ってきて読みはじめたのだが・・・

2020.6.18読了


​​・読んで面白かったかと言われると、全然面白くはなかった。少なくとも笑えるところはなかった。では読んで酒をやめる気になったかと問われれば、確かにそういう気持ちは持ちながら読んでいるが、読む前からそういう気持ちがあるから読んでいるわけで、この本を読んでちょっとくらいは気持ちが強化されたかもしれない程度かな?と思う。そもそも酒を飲みながら読んで、この感想も酒を飲みながら書いてるんだからもう著者に申し訳ないやら自分が情けないやらですわ。

​〇「40で酒乱、50で人格崩壊、60で死にますよ」(医者からの宣告)​
●たしかに医師としてそんな患者さんをたくさん見てはきた。ワシもう還暦過ぎたから大丈夫?というか平日は朝から出勤して日中は素面で仕事をする生活を続ける必要があったから何とか保てていただけかもしれない。定年退職したら恐ろしいことになるかもという不安はけっこうリアルに感じるのだ。

​〇「アルコール依存は治らない。」・・・今も私は“断酒中のアルコール依存者”です。この状態は、坂道でボールが止まっているみたいなもの、だと言われています。​
●この坂道のボール表現は絶妙ですね

​〇まず、「飲んじゃった」が先にある​
●ストレスから解放されるためとか、ショックかを忘れるためとかなんとかいうのは全て後付けだと言われれば確かにそうかもしれないなと初めて気が付いた。

​〇原稿は実はそこの、ちょこっとだけ酒が入っている状態の比較的精神の安定しているハザマで書いてました​
●素面の時には思いつかないようなことも、ほろ酔い加減のときにアイデアがどんどん浮かぶような気がするのは本当で、かなり強い思いなのだが、すぐに酔っぱらってしまうので肝心なほろ酔い加減の時間はとっても短いと言われれば確かにその通りなんだよな。分かっているんだけど酒に頼ってしまうっていうのが本音かな?いいわけなのかな?

​〇酒がない人生を一から組み直す
〇「酒がない代わりにオレはこれを始めたぞ」
〇アルコールなしの別の人生を、習慣としてではなく、アタマで考える計画的な行動として人工的に企画立案する能力・・・​
●ただ飲酒を我慢するだけだとすぐに再発するが、酒を飲まない生活をプロデュースすることが必要だということは新たな発見で説得力あり。

・参考文献と言っていいのか分からないが、「呑めば都/マイク・モラスキー」と「吉田類の酒場放浪記」は機会があれば読んでみてもいいかな?毒を食らわば皿までみたいな感じで。

​〇アルコール依存症に代わる新たな脅威(=スマホ)
〇スマホを眺めている人間は、自発的な思索をやめてしまっているわけで、外部に情報を求めるということは、自分の頭で考えないことそのもの・・・情報集めばっかりしていると、自分のアタマが動かなくて、原稿が書けなくなる・・・私は原稿を書く商売だから余儀なく情報遮断の時間を確保しているけど、そうじゃない人が電源を切って自分のアタマでものを考えるというのは、これは案外難しい試練かもしれない。​
●PC、ネット、SNS、スマホで確かに生活は便利になったけど、なんだか生活感がなくなったというかうまく表現できないけど生きていることがリアルじゃなくなってしまったような気がする。歩きスマホはしないけど、家にいる時間のほとんどは酒を飲みながらPC触っているか本を読んでいるかという危険人物がここにいる。






Last updated  2020.06.18 20:56:22
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