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2020.10.18
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テーマ:お勧めの本(5293)
・とりあえず、これはカラスの飼い方を書いたハウツー本ではない。カラス研究者である著者の松原始さんが、あたかも「カラス愛」の伝道師となって書いた「カラス愛」満載のエッセイである。ちなみにタイトルは「カラス」であるが、もっと広く鳥全般の話題がテーマになっている。

・読んでいるうちにカラスの魅力にハマってしまい、読後もさらに「カラスって面白そう!」って思ってしまっているので著者の思う意図のままになってしまった感じ。

・とっても面白かったのだが、挿絵や写真が一切なかったのがとっても残念!たまらずにネットで「ハシブトガラス」「ハシボソガラス」「カラスの巣」・・・など検索しながら読むことになった。関係する写真、難しいものは挿絵でもいいからビジュアルな情報があればさらにかなり面白い本になっただろうと思う。松原さんの著書ではビジュアルメインのもの「にっぽんのカラス」もあるらしいのでそちらも読んでみたいと思っている。

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カラスは飼えるか【電子書籍】[ 松原始 ]
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2020.10.18読了(紙の本で)


〇他者と暮らすという習性をもたない動物は、なかなか人間に慣れない。
●犬と猫の違いはここにあったのだなと納得した。カラスも自由奔放だが、猫は許されてかわいがられるのにカラスは嫌われるのはおかしいのではないかといっている。なるほどと思った。カラスに1票。

・カラス以外にも渡り鳥が何に導かれて正確に目的地に行けるのかとか興味ある話題もけっこうあった。

〇どうやら、カラスは「他者の目に、自分の姿が見えているか」という視点を持てない。カラスにとっては、「自分から相手が見えないということは、相手からも自分が見えない」なのだ。
●これは面白い概念だと思ったなあ。案外まぬけ!

〇少なくともハシブトガラスは鏡像認識ができない・・・鏡を見た瞬間に怒りだし、嘴で鏡を叩く、鏡に映った自分に喧嘩を売っているのだ。それどころか、山の中のカーブミラー2度、3度と飛び蹴りをくらわしているハシブトガラスを見たことがある。
●やはり、間抜けで本能に従順な奴なんだなと思う。

・ところで、カラスは凶暴で人を襲ったりするイメージがあるが、実は臆病で人に対する攻撃と言ってもケリを入れるだけらしい。しかも正面から襲うのは怖いので後ろから後頭部にケリを入れるらしい。何だそれだけかい!って感じ。「カラス愛」指数の高い著者は「カラスに蹴られたい」という思いがあるといい、実際に蹴られたこともあるとのこと。そいえば、分野は違うがバッタを研究する前野さんの本​「バッタを倒しにアフリカへ」でも、記憶が曖昧だけど「バッタに食べられたい」みたいなことを書いていた。何か通じるものを感じた。

〇カラスを追い払うのに、音楽CDやらカラスの模型やらをぶら下げてもあまり役に立たない。一番効果的なのは、その場に人間がいて、カラスに目を向けていることだ。カラスは自分を見ているものや、自分の動きに反応するものに敏感である。人間のように大きな動物が自分を追って視線を動かしている場合、「自分は狙われている」と判断する。・・「うわ、こいつ毎朝俺のほうを見てやがる」・・・
●なるほど、カラスは人間に注目されることを嫌がるわけね。過度になるとケリの攻撃を受けることになると。

・ルックスはイマイチだし、ゴミ出ししたものを荒らされて散らかされたのを出勤時に発見した時には腹が立つけど、案外憎めない奴だなと親近感を抱くことができた。






Last updated  2020.10.18 18:37:33
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