|
カテゴリ:医学書・医療分野の本
・地域医療機能推進機構(JCHO)の看護師特定行為区分「ろう孔管理関連」のテキスト。成り行きから私の勤務する診療所の在宅患者を対象に胃瘻交換の実地研修を受け入れることになった。頂いたテキストで予習しておくことにした。
・実地研修の前に研修病院で行われたOSCE試験にオブザーバーで参加させていただいた。試験を受ける(経験豊富そうな)看護師さんがそこまでする?というほどというか申し訳ないほど緊張しておられたのが印象的だった。
・評価者である病院の先生のご指摘の通り、レポートでは胃瘻チューブのサイズについて太さについてのみしか書かれておらず、ボタン式で重要な長さについて注意が払われなかったことは確かに問題だと思った。が、これは試験を受けた看護師さんの責任ではなく、この教科書を書いた人の責任だ。教科書では交換もバンパー式についてのみの説明でバルーン式の胃瘻チューブについては書かれてなかったので研修を受ける看護師さんはイメージがもちにくかったのかなと肩を持ってしまった。ボタン式の場合はチューブの長さは変更する必要がある場合もあるので、交換前のサイズを確認して次に交換するチューブのサイズ(必ずしも同じサイズとは限らない)を決める過程が必要だ。テキストとしてはイマイチで改善の余地がありそうだと感じた。 ・ちなみに膀胱瘻のところはちょっと関心があったけど今回は自分の仕事の範囲外だったので読まずにスルーした。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.11.14 19:04:48
コメント(0) | コメントを書く
[医学書・医療分野の本] カテゴリの最新記事
|