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本の森で呑んだくれ、活字の海で酔っ払い

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全8件 (8件中 1-8件目)

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本の本の感想

2020.01.26
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テーマ:お勧めの本(5293)
カテゴリ:本の本の感想
「本の雑誌社」では一緒に仕事をしていたし「東ケト会」メンバーでもあった盟友の評論家の目黒さんが、椎名誠の全作品を対談で振り返るという企画を本にしたもの。この(壱)ではデビューしてから77作品までが取り上げられているのだが、サクサク読めて面白かった!​

2020.1.25読了


・「さらば国分寺書店のオババ」でデビューしたときワシは大学生で「変な作家が出てきたな」程度に存在は知っていたけど読んでなかったのだが、自分が社会人になってから読書にハマったきっかけが椎名さんだったと思う。椎名誠の本は手元にあるのを数えてみたら30冊くらい、その後は図書館で借りているので4-50冊くらい読んでるのかな?と思う。
・「怪しい探検隊」シリーズ、とにかくカッコよかったし何より笑えた。それ以来、椎名さんの大ファンになってしまい「東ケト(東日本何でもケトばす会)」に触発されて作ったのがワシらの「名古屋HOT隊(変なおじさん登山隊)」なのだ。ところでこの「怪しい探検隊」シリーズは事実=ノンフィクションだと思っていたのに、フィクションも混ぜた私小説だったんですね!?これがこの本を読んで一番ショックだったことかもしれないが、30年以上たってから種明かしされて「そりゃそうかもしれないな」と今更納得もしている。そんなことでシーナマコト愛が失われてしまったりすることはないのだ。
・椎名誠の本は「読んだことがあってまた読み返したいなというほど気に入っている本」「読んだことはあるんだけどもういいやと思う本」「読んだことがあるかどうか記憶があいまいな本」「読んだことはないけど読んでみたい本」「読んだことないしあんまり読みたいとも思わない本」の5種類に分類できることが分かった。読んだことがなくて読んでみたいと思った本は、「パタゴニア」「水域」「ひるめしのもんだい」「喰寝呑泄(くうねるのむだす)」だ。
・目黒さんが全ての本を熟読しなおして付箋をつけまくり、事前にポイントをまとめて椎名さんに送って準備して対談に臨んだのに対して、本人は本を読み返すこともなく漫然と対談に望んでいるのが「らしいな」と思えた。目黒さんの歯に衣着せぬ感想も面白かったし、それを普通に受け入れる椎名さんにも好感がもてて面白い対談になっていた。こんなに遠慮のない対談って普通はないよな!?と思う。
・シーナマコト愛、椎名誠への片思いを振り返って整理するのにちょうどいい感じの本だった。
・そうそう、これだけは書いておかねばなるまい。というのは、「武装島田倉庫」「アドバード」など椎名さんが書いたSF作品はあまり好きではないということ。読みにくくて意味不明で気分が落ち着かないので苦手だ。本人も目黒さんも気に入っているみたいだけど残念ながら苦手だった。
・あと、椎名誠と言えば乱暴者の青年時代を過ごした後、社会人になって出版関係の仕事をするようになってから突然に勢いで本を書いてみたら売れ出した、みたいに考えていたけど、特別収録されていた高校時代に書かれた作品「白い手」「赤い斑点のまむしの話」「突起」を読むとかなり完成度が高くて才能というか素質があったんだなと思った。まあ当然か!
・こんなサイトがある→椎名誠​「旅する文学館」
 ここにアクセスすればこの本の内容は全て閲覧できるし、まだ読んでない(弐)の内容も閲覧できる。やっぱ紙の本がいいよねとも思うが、(弐)は図書館に蔵書がないので悩むところだが、この際(壱)(弐)まとめて購入して手元に置いておきたい衝動に駆られている。
 この「旅する文学館」というタイトルが、今読んでいる「夢見る帝国図書館」(中島京子)とネーミングがちょっと似ていて驚いた。(当然なんの関係もない)

・あと、椎名誠が「タイトル名人」であるという評価されていたが、も確かに言えるな、独特の言い回しも癖になるけど確かに、思わずタイトルで読みたくなってしまうんだよなと改めて気づかされた。








Last updated  2020.01.28 22:03:23
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2020.01.11
カテゴリ:本の本の感想
 「本の雑誌」で2012年から2015年の間に掲載された同題の連載をまとめた本で、著者の津野海太郎さんが自らの老いを感じながら74歳から77歳の間に書いたことになる。ワシより21歳年上。世代が違うので「文化圏」が違うというか、著者の名前も知らなかったし話題になる文学関係の人たちの名前も知らなかったりなじみが薄い人がほとんどだったにも関わらず、昨年還暦を迎えた自分にとってはリアルに共感するところも多く最後まで読んでしまった。

2020.1.10読了


・全体は3部構成で、「壱」は読書の歴史を踏まえた総説的なことを述べて、「弐」は自分の老いを自覚しながら生きる=読むことに気づき、「参」では老いを受け入れながらもこれから読書生活をどう閉じていこうかみたいなことを考える、大まかにいえばそんな感じの構成だと思う。

・ワシの場合は、読書は大きな位置を占めてはいるけどそれがすべての人生ではないのだが、いや~何だか切実というかよく分かるなあ・・・という感じ、「文化圏」が違うのに何だか共感できてしまった。

「本を捨てない人たち」「減らすのだって楽じゃない」
・著者は4000冊を若い頃にやむなく処分したと書いてあったが、ワシは基本的に「本を捨てない人」だし、BookOffで本は買うけど売ったことはない人であるが、蔵書が何冊あるかなんて考えたこともなかった。で、数えてみようと思ったのだけどすぐに面倒になった。本がたくさん置いてあるロフトにシーズンオフの扇風機がたくさんあって邪魔で数えれられなかったのだ。でもだいたいは分かるコミック200冊以上?小説やエッセイ、登山関係の本に仕事である医学医療関係の本などで1000冊以上はあると思うが2000冊はないような気がする。素人にしては多いかも?死んだらただのゴミになってしまうので少しずつ整理したいと思うがなかなか踏ん切りがつかない(特にコミックは白土三平や手塚治虫などどうしても手放せない)。

「路上読書の終わり」
・著者は多忙を極めた現役時代、本は路上で読むのが主体だったらしいが、加齢とともにその習慣は消滅して定年後は机で読むことで新たな発見があったようなことも書かれていた。歩きスマホに対して世間の目が厳しい昨今であるから、路上読書もあまりよろしくないのではないかと心配しつつ最近やってみたりもしたが、路上ではAudibleで耳からの路上読書がいいのではないかと思っている。これは便利ですよ。

〇遅読がよくて速読はだめなのか 〇「正しい読書」なんてあるの?
・なるほどな、自分のスタイルでやればいいでしょってことね!本によってスタイルを変えるとかね。

〇本を増やさない方法 〇近所の図書館を使いこなす 〇退職老人、図書館へ行く
・頑固な読書人にとっては図書館で借りた本を読むなどとはと拒否感があるようだけど、ワシは全然ないのでけっこうなヘビーユーザーになってる。ただし、歴史的文献みたいなものはほとんど借りないのだけどそういう分野にもチャレンジしてみようかなとちょっとだけ思った。ヤマ関係の本は少し借りてるな。

〇60代は、今思うとホンの短い過渡期だったな。50代と70代のあいだに頼りなくかかった橋。つまり過渡期。どうもそれ以上のものではなかったような気がする。

*影響を受けて今までの読書遍歴をまとめてみた
・小学生のころガッコの図書館でかりたSFをよく読んでいたことは覚えているが読んだ本の名前や作家はは全く覚えてない
・小学校5年生で転校してからは友達に借りた楳図かずおの恐怖コミックを読んでいた。あとは巨人の星やあしたのジョーなどのコミックやTVアニメかな
・中学に入ってからは、また友達に借りた平井和正のウルフガイシリーズや横溝正史を読んでいた記憶あり、あとはなぜか布団の中で読んで泣いていた記憶のある「アンクルトムの小屋」、「宮本武蔵」(吉川英治)が思い出される。
・高校のころは本読まなかったなあ・・・
・大学に入ってからは反動でたくさん本を読みだした。遠藤周作、大江健三郎、太宰治、高橋和己、庄司薫、サルトル、サガン、マルクス、レーニン、思い出せないけどもっとたくさん読んだ。グレアム・グリーン「情事の終わり」ももう一度読んでみたい思い出の本。
・社会人になってからはまた読書の幅が大きく広がった。椎名誠から始まったのかな?その後、ミステリーや時代小説、医療や科学の本、コミックなど読みながら35年以上たち、まだまだ知らない作家や知らない世界がありそうな気がして飲んだくれながら本の海でおぼれつつふらふらして生存しているのだ。






Last updated  2020.01.11 17:45:22
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2019.10.03
カテゴリ:本の本の感想
「『罪と罰』を読まない」を読んだ流れで読んだ図書館本だけど、思ったのと違って理屈っぽくてイマイチつまらなかった。・・・と思ったのだけど感想文を書いているうちにいろいろ新しい発見や示唆があったんだなと改めて知らされた。



●「本を読んだこと」と「読んでないこと」の境界が曖昧であること、読んでないからと言って何ら恥じることがないことなど分かったのはすごいことだったのかもしれない。

●第1章では、ひとくちに「読んでない本」と言っても「ぜんぜん読んだことのない本」「ざっと読んだ(流し読みをした)ことがある本」「人から聞いたことがある本」「読んだことはあるが忘れてしまった本」に分類してそれぞれについて述べている。書物全体の見通しの中でその本の占める位置を理解するには「ぜんぜん読んだことがない」ほうが良いだとか、流し読みこそがディテールに迷い込むことなくその本の本質を尊重することになると述べられていた。しかも、

〇本を読む一方で、読んだことを忘れはじめる。これは避けられないプロセスである・・・多かれ少なかれ、ほんの一部分しか読まないし、その部分にしても、遅かれ早かれ、時間がたてば消える運命にある。

●なのでこの本は流し読みにすることにした。理屈っぽい話に付き合って我慢して読んでもどうせ忘れてしまうだろうし・・・

●第2章および3章は読んでない本について堂々と語ることについて書かれているが、実際にそんな必要性に迫られる場面はこれからの人生においてほとんどなさそうな気がする。夏目漱石の猫の小説について語られていたのに驚いた。漱石さんってもしかしたら世界的な作家だったの?もしかしたら、この漱石の作品が題材として語られていたということだけが、自分にとってこの本の印象として残り続けるの可能性もある。

●緻密に読破してもどうせ全部は記憶できずだんだん忘れていくもの、ならば流し読みで十分だし流し読み自体にも全体を把握しやすいというメリットもあるだろう、人から聞いたことがあるだけの本や、「読んだことあるけど正直な話ほとんど忘れちゃったよ」(これが大部分?)みたいな本についても堂々と語っていいんだぜっていう話だと理解する。

●なるほどとうれしく思ったが、これは哲学書や論文、身近ではビジネス本や科学の本の話であって、小説ではまた楽しみ方が違うような気がする。「吾輩は猫である」は読んだことないので何ともコメントできないが、「アクロイド殺し」は読んだことがある。あらすじだけ分かればそれで何かを語ることもできるだろうしそれでもいいのかもしれないが、あれこれ考えながら最後まで読んで結末に驚くという楽しみはじっくり読まないと得られないのではないかと思った。

●述べられていることはある意味正しくて衝撃的、読書の概念をより自由にとらえることができるようになった。読書は仕事ではなくて趣味なのでもっと自由に本によって態度を変えていいのだろう。とくに仕事の本に対してはきっちり熟読にこだわる必要はなく、流し読みのほうがむしろいい場合もありそうだとヒントになった。

●以前より、専門書や実用書は目次と前書きとあとがきが最重要で、それだけ読んだらほとんど全部読んだのに近いと思っていたけど、何だか通じるものがあるような気がした。






Last updated  2019.10.03 22:30:21
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2019.09.30
テーマ:お勧めの本(5293)
カテゴリ:本の本の感想
​​読んでいなくても「読む」は始まっているし、読み終えても「読む」はつづいている​(あとがき的な章の「読むのはじまり」で三浦しをんさんが書いている文章より)
●なるほど!この言葉は目からうろこだ!確かにそうだよなと大いに共感した。​​

●世界的作家であるドストエフスキーの世界的名作「罪と罰」なんていう本は、小説家とか文学に関係する仕事を人たちなら読んでいて当然なんだろうかと思っていたらそうでもないらしい。その「罪と罰」を読んだことのない文学関係者の4人が、数ページのヒントから内容を推測しあう本。かなり笑える!ちなみに4人のうち三浦しをんさんは知っていたけど翻訳家でエッセイも書いているらしい岸本佐知子さんも知らなかったし吉田夫妻も知らない人たちだった。ごめんなさい。

●著者を「ドスト」、主人公を「ラスコ」(しまいには「ドスト」の分身として「ドスコ」と言われちゃったりする)、ラズミーヒンは「馬」とか「修三」とか適当に命名しながらストーリーを想像していく対談。ロシア人の名前は長くて覚えにくいのでこれが案外わかりやすくなったので、これからワシも取り入れてみようかと思った。

●当然ながら本来の小説そのストーリーとは当然違う方向に行ってしまうのだけど、さすが小説家なので読者として、はたまた作家として鋭い指摘や考察もあって面白い。そして笑える!で、しをんさんを尊敬したりもできる。しをんさん、コミックも好きなんですね。島耕作シリーズとかSLAM DUNK方式とか・・・加納朋子さんもコミック好きだったし、作家にはコミック好き多いのでしょうか?

●対談後に原作に興味を持った4人が本物の「罪と罰」(翻訳版)を読んでからまた対談をしている。対談もそれなりに面白かったが(たぶん)、しをんさんが読みながら書いたノート(人物別の索引になっているらしいがかなりのボリューム?)の記述が笑える!

〇「マルメラードのマはマゾのマ」「間がだいたい1分」
〇「ああ、この女、ついに教祖になりおった・・・」
〇「ドスト、ひどい」〇「えーっ、こちとら初耳だよ」
〇おまえ、馬のくせに、何を偉そうに言ってんだ(笑)
〇「ドリフか!」
〇「なんか中二病的」「きさま、いいかげんにせえよ」

●ワシもこんなノートを取りながら本を読んでみるのも楽しいだろうなと思った。試しにやってみるか?






​​​​






Last updated  2019.10.14 20:18:50
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2019.03.29
テーマ:お勧めの本(5293)
カテゴリ:本の本の感想
​ 自分の知ってる作家がどんな本が好きでどんな本を薦めているのか、自分の知っている本や作家たちがどのように薦められているのか知りたくて、また新しい出会いと発見を求めて図書館本。


 名前だけ知ってる人まで含めて10/30人、紹介されている本または著者だけでも知っているのがまた10/30だった

「14歳の世渡り術」シリーズを還暦前のオヤジが読んでもなあってか「へえ~」とは思ったり、関心はもつけど読んでみようかなと思う本はあまりなかったかな。余生の限られた時間であまり新たなチャレンジをする体力がもうないのかもししれない。

・角田光代/「問題があります」(佐野洋子)を最終的には勧めているのだけど、中学時代に井上ひさしの「吉里吉里人」に夢中になったとか、庄司薫が好きだったとか、ロシア文学を読んだり一番好きなのが太宰治だとかいう話がこの本で一番面白かったような気がする。

・森達也/「幼年期の終わり」(アーサー・C・クラーク) この映画監督は知らないけどSFの古典らしいので読んでみたいと思った。

・金原瑞人/「神のみなしご」(川島誠) 児童養護施設を舞台にした小説らしい。読んでみたい気もするけど多分読むとつ
らいのだろうなと思うと遠慮したくなる。やっぱ体力がなくなったのだろうか?

・山崎ナオコーラ/「肉体の悪魔」 これも関心はあるけど今の私には体力不足だ!

・雨宮処凛/「Cotton100%」(AKIRA) 堂々と間違えろ!う~ん、こんな本を勧めるかあ

・岡ノ谷一夫/「火の鳥4 鳳凰編」(手塚治虫) ああ何だか全巻揃えて読んでみたくなった!

・貴志祐介/「利己的な遺伝子」(リチャード・ドーキンス)2006 これ科学書なんですけど・・・「悪の教典」読んでみようかな?

・恩田陸/「虚無への供物」(中井英夫) 恩田陸の愛読書、〇ダークな美しさに満ちている 体力がある時に読んでみようかと思う。いや三大奇書の一つと言われてるらしいので是非とも読みたい(いつか)

・上野千鶴子/えっ!聖書っすか?それに仏教書!う~ん、今更読めん!何歳からでも遅くないという意見は当然あるでしょうが、よっぽどのきっかけがないとねえ・・・

・森絵都/「冒険者カストロ」はちょっと意外だった

ごめんなさい、以下割愛させていただきます
新井紀子/石原千秋/大澤真幸/木田元/工藤直子/小池龍之介/佐藤優/島田裕巳/辛酸なめ子/橘木俊詔/出久根達郎/中江有里/長沼毅/野中柊/服部文祥/本田由紀/ホンマタカシ/村上陽一郎/柳澤桂子/吉田篤弘/






Last updated  2019.03.30 11:26:07
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2019.03.24
カテゴリ:本の本の感想
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●1. 「私は椎名誠の大ファンである」、2. 「椎名誠は本がとっても好きである」、よって1と2より「椎名誠が好きな本は私も好きであるに違いない」という命題はすでに私の中では否定されている。実は若き椎名氏が影響を受けた「さまよえる湖」(ヘディン)も「十五少年漂流記」(ヴェルヌ)も図書館で借りたものの最後まで読まずに返却してしまった過去があるのだ!

●でも、シーナさんがどんな本を読んでいるのか知りたい!シーナさんが面白いと思った本を読んで感動を共有してみたいと思って読みながら付箋を貼りまくった。全部は読めないのでとりあえず10本を選んでみた。どれも読んでみたい本ばかりだ。
「絵で見る比較の世界」ダイアグラム・グループ
「チベット旅行記」河口彗海
「奇食珍食」「酒肴奇譚」小泉武夫
「ラオスからの生還」ディーター・デングラー
「私は魔境に生きた」島田覚夫
「おろしや国酔夢譚」井上靖
「マップス」ミジェリンスカ
「美しい極地探検記」田邊優貴子
「無人島に生きる16人」須川邦彦
「世界を、こんなふうに見てごらん」日高敏隆

●旅や探検にまつわる話や食にまつわる話が多かった。

〇和風化の基本は味噌、醤油のアミノ酸なのだ!

●黄金のトライアングル=「醤油」「カツオブシ」「海苔」はなるほどと思った。これからは長期山行には持っていこう!(ところでカツオブシは日本ではなくてモルジブが発祥の地らしい)

〇「博物誌文化史フェチ」という症例があるとしたら間違いなくそれにあてはまるひとりだろう。
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Last updated  2019.03.24 21:20:06
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2019.03.16
カテゴリ:本の本の感想
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​●本、名作や古典と言われる本はいろいろな分野でたくさんあるし、新しい本もそれこそ毎日のように出版されている。当然、全部読むことは出来ない。もうすぐ60歳なので、残りの人生で頑張って80歳まで本を読んだとして、月間平均10冊読んでで2400冊も読めるというか、しか読めないというか・・・

●世の中にはもっと面白い本があるんじゃないか?それを知らずにいるのはもったいない!まだ未体験で自分にピッタリな本がどこかに隠れてないかと常日頃から思っているので、どんな人にどんな本が勧められたのだろうという好奇心からの図書館本。


 タイトルが長い!のは別に実害がないから許すにしても、表紙の装丁のデザインと「出会い系サイト・・・」というタイトルが恥ずかしくて、通勤の地下鉄内で読むのがはばかられた。正直なところ、ちと勘弁してほしかった。

〇「変わった本屋の店長をしています。1万冊を超える膨大な記憶データの中から、今のあなたにぴったりな一冊を選んでおすすめさせていただきます」​​
●とアップして、出会い系サイトにデビューした著者は、「ヴィレッジヴァンガード」という本屋さん(実はこの本を読むまで全く聞いたことがなかった)の店長。夫と別居し始めて離婚の話を進めると同時に、出会い系サイトで「修行?」を始めた著者の記録。
●出会い系サイってト、セックスや結婚を目的とする人も当然いるけど、だけじゃないんですね?というのが新鮮な発見。

●紹介された本はどれも読んでみたくなる本で約40冊。気になる本紹介ありがとうございました。読書オタク的セレクトは守備範囲外もあるけどけっこう魅力的だった。
●この本のカテゴリーはちょっと迷う。「本の本」にしたいけど、著者は「ノンフィクション・エンタメ」になったほうが喜びそう。まあ完全なノンフィクションではないみたいですけど。
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Last updated  2019.03.17 11:56:03
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2019.02.21
カテゴリ:本の本の感想
●何だか面白そうだなあと思って予約、絵本だとは全然知らずに借りた図書館本。不思議な絵本だった。たぶんヨシタケさんは本が大好きで本に対していろいろな思い出や思い入れがたくさんあるのではなのではないかと推察される(たぶんだけど、きっとそうだと思う)。​



●「こんな本あるあかしら?」と客に問われて、「ありますとも!」と答えた禿げ頭の店主が奥から何冊かの本を持ってくるというパターンを繰り返す絵本、ガハハと笑ったりしんみりと涙を流す本ではないが、味がある。そんな本を書くのはたぶん難しいのだろうと思う。

●裏表紙にある「バタ足入門の本」は3コマしかない4コマ漫画的作品だけど、読み終わった本がそのままビート板になるというのもこの本の発想の一つ。

●「お墓の中の本」では1年に一度の墓参りの日に墓石が開くと本棚が・・・生前に彼が読んだ本のうちの1冊を受け取って、代わりに死後の今に読んでほしいお勧めの1冊を本棚に入れてまた1年を過ごす。って話、いいですよねぇ。これが本だから良いんですよ!たとえばワインだったりお酒だったりすれば・・・まあ許容範囲ですね。でもこれが女性だったりすると受け取る側はうれしいと思う人もいるかもしれないけど(僕は違いますよ、たぶん)、かなりひんしゅく物で全然いい話じゃなくなってしまうけど笑えるかも?「一人の本」「本のようなもの」も良かった。

〇「一人の本」1.そのおじいさんは、朝起きるとおさんぽにでかけ、石をひとつひろってきます。 2.一日中その意思を眺め、その石に名前をつけ、その石が主人公のお話を考えます。 3.夜、その石のプロフィールとスケッチ、ストーリーを、ノートに書きしるします。 4.次の朝、その石をもとあった場所に戻しに行き、 5.別の石をひとつ、ひろってきます。 6.ぶ厚いノートの束はそのうち本のようになり、 7.彼による、彼のための「本」は、彼の死後、彼の希望通り彼と一緒に埋葬されたそうです。

〇「本のようなもの」1.ぼくたちは本のようなものだ。2.一人一人ストーリーをかかえているけれど、パッと見ただけでは中身はわからない。3.いつも誰かに見つけられるのを待っている。いつも誰かに中を見てほしいと思っている。4.人気があるのもないのもいるけれど、でも、いい出会いがあれば、誰かの人生に何かの影響を与える。5.いい出会いがあれば、誰かと一瞬のきらめきを共にすごせる。6.かさばるし、重たいし。火にも弱いし、水にも弱い。すぐに色あせてシワになる。7.物体としての寿命はあるけれど、その精神は受け継ぐことができる。8.そしてまだ見ぬこれからの新しい本が、世界をぶあつくしていく。9.だから、ぼくたちは、本が、好きなのだ。
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Last updated  2019.03.16 18:56:02
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