「黒と誠」 | カミムラ晋作」(「本の雑誌」を創った椎名誠と目黒さんたちの青春記)
・永遠のヒーロー椎名誠の「失踪願望。」を先月末に読んだ。「本の雑誌」のことを思い出した。椎名さんの後で社長になった目黒さんは自分の中では「東ケト会」の飯炊きメグロさんなのだけど、その目黒さんが亡くなったことを知って、「本の雑誌」創成期の椎名さんと目黒さんを主人公とした漫画があると知ってネットで3巻まとめて注文した。黒と誠 ~本の雑誌を創った男たち~(1) [ カミムラ 晋作 ]価格:1,320円(税込、送料無料) (2024/9/10時点)楽天で購入2024/8/19読了・「本の雑誌」との出会いは大学生の頃1970年代だったので名古屋では一般の書店にはなかったはずだけど、付き合っていた彼女から、こんな面白い本があると教えられたのだけど、当時はほとんど関心を示さなかったと思う。・本を読んでその感想を皆に知ってもらいたいと思って作られた雑誌だと知っていたら関心を持ったのかもしれないが、当時の自分が何を求めていたのか思い出せない。黒と誠 〜本の雑誌を創った男たち〜 : 2【電子書籍】[ カミムラ晋作 ]価格:1,320円 (2024/9/10時点)楽天で購入2024/8/20読了・離れ島で仲間たちとテントを張ってキャンプして大騒ぎする「東ケト会」活動もオヤジ達憧れのシーナ的春だったのだが、その裏で?軽い気持ちで始めた「本の雑誌」を本業にして金も人もない中で真剣に維持して発展させた青春物語として描かれている。・本の感想を書いて人に伝えたい人から始まって、本を創る人、本を売る人、本を書く人、書評を書く人。本に対する立場は千差万別だけど本は素晴らしい文化だと思う。ネットに押されて紙の本の売れ行きは減っているのだろうけど、紙の本文化は絶対に残したい。黒と誠 ~本の雑誌を創った男たち~(3) [ カミムラ晋作 ]価格:1,430円(税込、送料無料) (2024/9/10時点)楽天で購入2024/8/23読了ご訪問ありがとうございました。マニアの人にはお勧めしたいけど、そうじゃない人に共感して面白いと思う人もいるかもしれないけど意味不明な人たちもいるもかもしれません。