WILDWHOのわやわやライフ

2010/04/04(日)09:55

一日がかりでクロワッサン

Good Housekeeperへの悪あがき(56)

 昨日今日は、大学卒業後に東京で就職した長男の新しいアパートに、高校時代に使っていたベッドを運んでやるつもりだったので、当直も日直も入れずに空けていたのです。ところが、「楽天で格安ベッドを見つけて買ったからいらない。」と連絡が入りました。  ぽっかり空いた休日。  長女に「どっか行く?」と聞きましたが、「行かない。」とそっけない返事。14歳の反抗期はお母さんとお出かけなんて楽しくないということなのです。しかも、夫は用事があって出かけるとのこと。ワタシは明日は日直なのでそっちに付いても行けません。お家ライフの充実を図るかな。  昨夜は、久しぶりに漫画なんぞを読んで夜更かし。今朝は6時半に目が覚めたので、3ヶ月振りのお風呂掃除をブシュシュシュンと頑張ったら9時。さあて、ナニしようかなあ。パンが切れていたので、クロワッサンに挑戦したくなりました。  2月に料理教室でデニッシュ系のパンを習ったのですが、すでに手順を忘れかけてるので、復習しておかなくちゃというわけです。でもバターが溶けちゃいけないパンなので、何度も冷蔵庫で休ませないといけないし、発酵も室温なんです。室温が丁度で、センセイの指導でタイムロスが無い教室でも全行程に4時間以上かかったのですから、かなりヒンヤリしている我が家ではもっと時間がかかっちゃうかもしれません。  ともかく計量開始です。フランスパン専用粉なんて在庫していないので強力粉7に薄力粉3としたのですが、これが結構面倒くさかった。教室では6個を手でこねましたが、家では機械でこねるので倍量が原則です。こねすぎは厳禁とのことでしたので、いつものキッチンエイドではなくクイジナートでブンブンブーン。でも、なぜかベタベタの生地になってしまい、目分量で強力粉と薄力粉をスプーンで何杯も追加しなくてはなりませんでした。なんだか随分大量の生地ができちゃいました(そういえば、教室でセンセイに「水は最初は控えめにして、べたつき具合を見ながらすこしずつ足していきましょう。」と言われたのを忘れていました。)。  しかし、めげずに手粉をパラパラしながら生地で包んだバターの塊を折り込んでいきました。三つ折りにして麺棒で伸ばしてはまた折り曲げることを繰り返す過程を3回したら、冷蔵庫で冷やしてまた折り曲げて伸ばす。でも、教室でははみでるバターに手こずったのに、こんどは生地が多すぎてバターの存在感が希薄です。ちゃんと層形成されるかなあ。なんて考えていたら、何回折り込んで伸ばしたのかが判らなくなってしまいました。まっ、いいか。  昼頃起きてきた長女とレトルトカレーを食べたり、長男から研修課題達成の協力依頼の電話があったりで、バタバタしながらも、成形は順調にできて2時半にはようやく発酵の段階となりました。室温が20 ℃前後なら40分くらいの発酵時間のはずですが、温度計を見たら室温は11 ℃です。こりゃ、わっかんないわー。とりあえず、1時間。膨らむ気配すらなし。更に30分。膨らんでこない。粉の追加でドライイーストが相対的に不足しちゃったのかなあ。で、オーブンをフツウのパンの発酵温度に予熱して、ピッピとなったらスイッチオフ。しばらく扉を開け放してから天板を入れて30分。ようやく、少しは膨らんでくれました。さあ、焼くぞ。  でも、ここでまた失敗しちゃったのでした。教室は電気オーブンだけど我が家はガスオーブンなのを忘れてました。時間も5分くらい短くしなくちゃならないのに気づいたときには、見事にこんがり。慌てて温度設定をやり直し、タイマーとにらめっこ。なんとか黒こげの悲劇は回避できて、クロワッサン12個が焼き上がったのは5時少し前でした。うん、いい匂い。あ、溶き卵を塗ってアーモンドスライスを散らすのも忘れてた。しょうがないなあと、一人苦笑い。  タイミング良く「おなか減ったよお。」と長女。焼きたてを1つずつ、インスタントコーヒーのカフェオレといっしょに遅いオヤツを頬張りました。  数々の不手際にもかかわらず、濃い焼き色にもかかわらず、美味だったこと!長女も珍しく「美味しいじゃん。」と褒めてくれました。  「あとは明日食べようね。」と言ったのに夕食後、ふと長女を見るとパクパクと2個目3個目を食べているじゃありませんか。  思春期の反抗期は第二次成長期でもあるから、お腹が減るんですよねえ。    でもさあ、欲望のままに食べてると、太るぞおおおお!  そーいえば、なんか先週より丸い顔をしてる気がする………

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