銀座の女社長 臼井由妃の         「ドクターユキの部屋」

2007/04/05(木)09:28

人を羨む心と恨む心

経営(181)

誰だってあんな人になりたい、こんな生活がしてみたい。 経営者ならば、他の会社よりは少しは儲かりたい。 ものづくりに携わる人ならば、世間をあっと言わす商品を開発したい…、など思いはあるはずだ。 自分がうまくいってない時には、他人が良く見えて「自分とあの人とどこが違うの?」 挙句の果てに「あの人はいいよね、たいした努力もしないで」「運がいいだけじゃない」なんて羨む心が転じて恨む心に変わる。 努力を口にしたり、はたからみて一生懸命さが伝わらない人だって、成果を出している人はみんな必死に働いているのだ。 自分のふがいなさにフタをして、他人をどうこう言うなんておかしい。 でも、私だって失敗続きのときには、つい「あの人はいいよね」って言っている。 そんなひまがあるなら、なぜ自分はうまくいかないのか。何が原因で失敗するのか。 反省と分析をすることに時間をかけたほうがいい。 他人を羨むのは悪くない。 あんな人になりたい、こんな生活をしたい。 だから、私はこう思い、行動するんだ。 「いまにみておれ!」はプラスのパワーになる。 羨む心と恨む心、この差は大きい。 気をつけたいと思う。

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